DREAM RIDE
5:入れ替わり
再び眠りについた俺は、珍しく母からの声で目が覚めた。
母「晴矢。そろそろ起きなさい!休みだからっていつまでも寝てばかりじゃダメでしょ。」
なにやら懐かしい言葉に気持ち良く目が覚めた。
母「おはよう。顔でも洗ってらっしゃい。」
言われるままに、洗面所に行きいつも通り顔を洗い歯磨きをした後一階のリビングに降りた。
晴矢「おはよう。」
母「おはよう晴矢。ご飯置いてるからね。」
いつもは昼にパートに出かけている母だったが、シフトも知らない俺には、特に気にする事もなく朝食を済ませた。
晴矢「もう12時だけど(笑)」
そのまま自分の部屋に行きある事に気づいた。
昨日部屋の机に置いていたはずのポテトチップスが無く代わりに中学の時の教材が置いていた。
もしやと思い直ぐさま一階に降りた俺は母に声をかけていた。
晴矢「母さん!いま何年の何月何日?」
母「こないだも聞いてきたけどそれ何なの?今日は2025年8月13日だけど。」
俺には言ってる意味がよく分からなかった。
昨日は2025年2月13日のはずだった。
晴矢「半年未来に来てるのか?」
タイムリープは出来たのだと直ぐに分かったがそれ以上に未来に来ている事に理解することが出来ず、俺はネットでもう一度タイムリープについて調べていた。
しかしタイムリープという言葉は出てきても方法が載ってあるサイトは無くなっておりもうなにがどうなっているかもさっぱり分からなかった。
母「それより晴矢。夏休みの宿題はもう終わったの?」
俺はその言葉で今いる状況を理解した。
以前から異世界に転生するようなアニメなどを見ていた為か耐性がついていたのかもしれないが、それ以上に寒気がし、同時にタイムリープの方法についての記事の一部を思い出した。
晴矢「必ずしも思い通りの世界に転生出来るとは限らない。」
今の状況を理解するしか無かった。
あの頃だけには戻りたくない。
それだけが俺をこの世界に連れて来てくれたんだと思った。
母「晴矢。聞いてる?」
晴矢「多分まだ終わってないから今からやって来るよ!」
晴矢「てゆうか俺って今何年生だっけ?」
母「中学生になったばかりでしょ?」
その言葉を聞けた時今までの不安が嘘のように消え去った俺は母に笑顔だけを見せて自分の部屋に戻った。
晴矢「これからが本当の勝負だ。」
人生は一回きりとよく言うが、今の俺にはその言葉がすごく重く感じた。
しかし晴矢はまだ気づいて居なかった。
自分が前の世界と変わっていないことに…。
母「晴矢。そろそろ起きなさい!休みだからっていつまでも寝てばかりじゃダメでしょ。」
なにやら懐かしい言葉に気持ち良く目が覚めた。
母「おはよう。顔でも洗ってらっしゃい。」
言われるままに、洗面所に行きいつも通り顔を洗い歯磨きをした後一階のリビングに降りた。
晴矢「おはよう。」
母「おはよう晴矢。ご飯置いてるからね。」
いつもは昼にパートに出かけている母だったが、シフトも知らない俺には、特に気にする事もなく朝食を済ませた。
晴矢「もう12時だけど(笑)」
そのまま自分の部屋に行きある事に気づいた。
昨日部屋の机に置いていたはずのポテトチップスが無く代わりに中学の時の教材が置いていた。
もしやと思い直ぐさま一階に降りた俺は母に声をかけていた。
晴矢「母さん!いま何年の何月何日?」
母「こないだも聞いてきたけどそれ何なの?今日は2025年8月13日だけど。」
俺には言ってる意味がよく分からなかった。
昨日は2025年2月13日のはずだった。
晴矢「半年未来に来てるのか?」
タイムリープは出来たのだと直ぐに分かったがそれ以上に未来に来ている事に理解することが出来ず、俺はネットでもう一度タイムリープについて調べていた。
しかしタイムリープという言葉は出てきても方法が載ってあるサイトは無くなっておりもうなにがどうなっているかもさっぱり分からなかった。
母「それより晴矢。夏休みの宿題はもう終わったの?」
俺はその言葉で今いる状況を理解した。
以前から異世界に転生するようなアニメなどを見ていた為か耐性がついていたのかもしれないが、それ以上に寒気がし、同時にタイムリープの方法についての記事の一部を思い出した。
晴矢「必ずしも思い通りの世界に転生出来るとは限らない。」
今の状況を理解するしか無かった。
あの頃だけには戻りたくない。
それだけが俺をこの世界に連れて来てくれたんだと思った。
母「晴矢。聞いてる?」
晴矢「多分まだ終わってないから今からやって来るよ!」
晴矢「てゆうか俺って今何年生だっけ?」
母「中学生になったばかりでしょ?」
その言葉を聞けた時今までの不安が嘘のように消え去った俺は母に笑顔だけを見せて自分の部屋に戻った。
晴矢「これからが本当の勝負だ。」
人生は一回きりとよく言うが、今の俺にはその言葉がすごく重く感じた。
しかし晴矢はまだ気づいて居なかった。
自分が前の世界と変わっていないことに…。
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