異世界はガチャで最強に!〜気づいたらハーレムできてました〜

Wrath

( ´ ▽ ` )ノ三国同盟

23話


俺は転移を使いいつもの国王がいる場所に飛んだ。

「連れてきたぞー」
「ありがとなシグルズよ。それで、ナルクを呼び出したのは、交易を回復してほしいことだ」
「…今までにどこと回復した?」
「今はサタンのところと回復はしておる」
「 ︎…サタンのところを説得したか。そこはどういう条件を出した?」
「王金貨30枚とうちの特産物とお互いの領地の合同だ」
「……なら俺もそれで手を打とう」

エルフ国王のナルクが暫く考えた後、同じ条件で手を打ってくれた。

「ありがとう。すぐに用意する」

そのあとはサタンの時と同じで、晩餐会を開いたり会議をしたりしていた。
そして夜が更け明日のことで話し合いになった。

「明日サタンも加えて三国同盟をその場で結びたい」
「それは良いが国民はどうするんだ?。そんなことしたらこの国が不安定になるだろう」
「それに関してはシグルズに丸投げだ」
「っておい!。勝手に仕事を増やすんじゃねぇよ」
「この者だったら大丈夫そうだな。わかった明日同盟を結ぼう」
「お前もお前でなんか否定しろや。俺がこの国全員を鎮めれると思ってんのか」
「「もちろん」」
「はぁー、憂鬱だ」

二人の息の合った返事で俺は諦め会食の後サタンのところへ行き説明をした後俺は家に帰って寝た。

次の日、ナルクは城に泊まっているからサタンを呼びに行きこの間と同じメンツで国王のところに来た。

「連れて来たぞー」
「助かる。サタンよ、話は聞いておるか?」
「ああ、俺は賛成だ。エルフとも仲良くしとけばこっちにも利益があるしな」
「こっちも問題ない。サタンのところと同じ理由で同盟を結べばこっちにも利益があるしな」
「わかった。では、この書類にサインをしてくれ」

国王が出した手紙にそれぞれがサインをして無事に同盟を結び終えた。
その書類には各国の法律を全て合わせて後々改良していくこと。それぞれの領地で起こった事件はその国の法律で裁くこと。それぞれの国が一年に二度、特産物を各国へと渡すことなどのことが書かれていた。

「明日には国民にこのことを知らせる。そして問題がないようならばこちらの国に移住してもらって構わない。その時はうちの国からもそちらの国に行くかもしれないがその時は頼む」
「「ああ」」
「こっちこそ頼んだ」
「こっちも頼んだぞ」

その後、サタンとナルクを国に戻して俺は国王と話している。

「今回はありがとうシグルズ。おかげで助かったわい」
「それなりの報酬はもらうぞ」
「わかっている。この書状を不動産屋に持っていけば土地がもらえるそれと、ほい」

と言って国王は小さめの小袋を取り出して宰相に渡しその宰相が俺にその小袋と書状を渡してくれた。そして小袋の中には王金貨10枚が入っていた。

「わかった。またなんかあったら呼んでくれ。すぐに来るから」
「その時は頼んだ」

最後に言葉を交わし俺は家へと戻ってきた。

「ただいまぁ」
「「「おかえりぃ」」」

家では、ユキが台所で紅茶を飲みその横でクッキーを食べているロルフとシュテンがいた。

「なぁ、だれか一緒に依頼受けに行こうぜ」
「「「良いよー」」」

ということで冒険者ギルドに来ました。
入った瞬間にこのあいだのことを知っている奴は目を下に向けて合わせないようにしてるし前のことを知らない奴はそいつらを見て何かを感じ取ったのかなにもしてこない。だが、バカはいるもんで……。

「おいガキが。そこの嬢ちゃたちと金置いてどっか行きな」

どこの誰かも分からんモブがなんか話しかけて来た。それで近くからは「アイツ死んだな」「ご愁傷様」「自業自得だな」とか言ってる奴がいた。

「おいおい。俺が怖くて怖気付いたか?まぁ俺はBランクだしな。わかったらさっさと女と金置いてどっか行きな」

モブがまたなんか言って周りは「アイツまじで死にてぇのかよ」「四又が無事だったら幸運だな」「Bランクが調子乗るなよ」と言っている。
俺がひたすら無視して周りの声に耳を傾けてるとモブが俺が話を聞いてないとわかり顔を真っ赤にしていた。

「おいガキが調子に乗るなよ」

とか言って剣を抜いて斬りかかってきた。どこの国も一緒だなぁと思いながら俺はモブの剣を持っていた腕を肩から切り捨てた。武器は手だ。まぁ手刀みたいにして軽く飛斬を使ったらできる技だな。

「う、うわぁぁぁぁぁ。俺の腕がぁぁぁぁぁ」

とか言ってモブは尻餅をついて肩を抑えている。
俺はそいつを文字通り踏み越えて受付のいる場所まで行く。その瞬間にモブは気絶した。

「すいませんギルマスにシグルズが来たって言ってくれます」
「は、はい。た、ただいま」

受付に行ってから少しするとあのバケモンが出てきた。

「久しぶりねぇ。それとここに落ちてるゴミは何かしら」

バケモンはそう言いながら俺が切り飛ばした腕を持ち上げながら言ってくる。

「俺に剣を向けたからその腕を斬ったんだよ。これって正当防衛だしこいつ牢にぶち込んどいて」
「はぁー、わかったわよ。それで、今回はなんで来たのよ」
「以来受けようと思ってな」
「ならこれ受けて来てくれる」

そう言ってギルマスは俺に一枚の紙を渡した。俺はその手紙を受け取り笑みが出た。

「へぇ、面白そうじゃねぇか」
「行ってきてくれるかしら」
「行くよ。じゃあな」
「気おつけてねん」

俺は冒険者ギルドを後にしある森へ向かった。SSSランクの白竜を倒しに。

コメント

  • 蘆屋紫黒

    依頼じゃないですか?以来になってますよ

    2
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