異世界転生かと思いきや昔話の世界に!
ごーしょっぴんぐ
「それで、これからどうしようかのう。渡」
オレにきくなよ。
赤ちゃんだよ?っていうかまずあの桃をどうにかしてくれないか?邪魔だ。
「まずあの桃をどうにかしてほしいねぇ。渡」
だから聞くな、つーか今絶対心読んだろ。
「おー、そうじゃな。どっこらせ」
おー。じいちゃん力持ちですね。重いよね、それ。
「よし、これで持ってくぞ」
「体壊さないで下さいね」
「安心しろ!でいじょぶだ!!」
大丈夫か?まあ、あれ持てる位なら大丈夫だよね。
____________________________________________________
数時間後
「ただいまー」
じいさんが爽やかな笑顔で帰って来た、すげぇな、息一つ切らしてない。
「ただいまー」
ばあさん、こちらも満面の笑みで帰って来た。
手には大量の金と思われるものがある。
おそらくあの桃を売り飛ばしたんだろう、にしてもあの桃高すぎだろ。
「あの桃売って来たんじゃ。おかげで大判小判がざっくざくじゃ」
でしょうね、ていうか大判小判ってどこの昔話だよ。
これは桃太郎だ。
でも、これはありがたくもらっておきましょう。
5年後
「えーと、買う物は・・・」
オレ、竹富乱斗こと壇之浦渡は現在五歳である。
そして、今、買い物をする準備をしている。
なぜ?、と思った方もいるかも知れないが、これは全て鬼を倒す為である。
え?きびだんご?あんなん使い物になるとは思えない。
しかも、鬼が来るのがわかっていれば、鍛えておいて損はないと思う。
そんなことを考えている間に、買う物が決まった。
こんな感じだ。
ーーーーーーーーーーーーーーー
買う物                                          
・刀                                      
・模擬刀                    
・きびだんごを作る道具      「      /
・食料の買い出し                       /
ーーーーーーーーーーーーーー
今のところはこんなもん。
よし、決まったらすぐ行くか。
ん?カネ?あー、それはあの桃売った金がある。
じいさんたちにとって使い物にならんから食料費以外はオレのところに回された。
では、そろそろ行くとするか。
「じいちゃん、ばあちゃん、ちょっと出掛けてくる」
「ああ、行ってらっしゃい」
____________________________________________________
てなわけで、町に来た。
うん、どこが何がようわからん。
えーと・・・、刀屋はここかな?多分そう、だって刀めっちゃあるもん。
とりあえず入る。
「いらっしゃいませー」
定員さんの声が聞こえた。
今思うと五歳の子がここに入るのってけっこう不自然だよな。
そう考えると定員さんマジ神。
そんなことはおいといて、刀を探そうか。
まず、練習用。
んー、これでいいかな?あ、意外と重い。
この位か。後は、本物。
これかな?持ってみても模擬刀と全然違う、多分これだ。
よし。
「すいませーん、これ下さーい」
「ああ、模擬刀と『進刀』ね。そんなに金あるか?」
「うん。ほら」
そう言って、定員さんに数十枚の大判を見せる。
「わ!!今の子供って凄い金持ってるんだな。」
まあ、確かに子供がこんな金の量持ってたら普通は驚くよな。
じいさんとばあさんと桃に感謝感謝。
「じゃあ確かに受け取ったぞ。また来てくれよな!」
「うん、ありがとうございます」
あ、重っ。
こんなに力ないとは思わなかったわ。
一回帰ってもっかい行くか。
『HP55➡︎HP53』
____________________________________________________
という訳で町に戻って来た。
あーしんどい。
もう、きびだんごの道具、いや、食料だけ買って帰るわ。
野菜は育ててるからいいとして、米だな。
あそこか。
「すいません、お米一袋下さい」
「あいよ。小判二枚ね」
「はい」
「はい、お米。持てるかい?」
「うん」
いや、重いって。
まあ、耐えるしかないけど。
「ありがとうございます」
「じゃあ、また来てね」
あー、しんどい。重い。頑張るしかないけど。
『HP53➡︎HP50』
____________________________________________________
しんだー。もうこんなこと絶対しない。もう今日は休むわ。
オレにきくなよ。
赤ちゃんだよ?っていうかまずあの桃をどうにかしてくれないか?邪魔だ。
「まずあの桃をどうにかしてほしいねぇ。渡」
だから聞くな、つーか今絶対心読んだろ。
「おー、そうじゃな。どっこらせ」
おー。じいちゃん力持ちですね。重いよね、それ。
「よし、これで持ってくぞ」
「体壊さないで下さいね」
「安心しろ!でいじょぶだ!!」
大丈夫か?まあ、あれ持てる位なら大丈夫だよね。
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数時間後
「ただいまー」
じいさんが爽やかな笑顔で帰って来た、すげぇな、息一つ切らしてない。
「ただいまー」
ばあさん、こちらも満面の笑みで帰って来た。
手には大量の金と思われるものがある。
おそらくあの桃を売り飛ばしたんだろう、にしてもあの桃高すぎだろ。
「あの桃売って来たんじゃ。おかげで大判小判がざっくざくじゃ」
でしょうね、ていうか大判小判ってどこの昔話だよ。
これは桃太郎だ。
でも、これはありがたくもらっておきましょう。
5年後
「えーと、買う物は・・・」
オレ、竹富乱斗こと壇之浦渡は現在五歳である。
そして、今、買い物をする準備をしている。
なぜ?、と思った方もいるかも知れないが、これは全て鬼を倒す為である。
え?きびだんご?あんなん使い物になるとは思えない。
しかも、鬼が来るのがわかっていれば、鍛えておいて損はないと思う。
そんなことを考えている間に、買う物が決まった。
こんな感じだ。
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買う物                                          
・刀                                      
・模擬刀                    
・きびだんごを作る道具      「      /
・食料の買い出し                       /
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今のところはこんなもん。
よし、決まったらすぐ行くか。
ん?カネ?あー、それはあの桃売った金がある。
じいさんたちにとって使い物にならんから食料費以外はオレのところに回された。
では、そろそろ行くとするか。
「じいちゃん、ばあちゃん、ちょっと出掛けてくる」
「ああ、行ってらっしゃい」
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てなわけで、町に来た。
うん、どこが何がようわからん。
えーと・・・、刀屋はここかな?多分そう、だって刀めっちゃあるもん。
とりあえず入る。
「いらっしゃいませー」
定員さんの声が聞こえた。
今思うと五歳の子がここに入るのってけっこう不自然だよな。
そう考えると定員さんマジ神。
そんなことはおいといて、刀を探そうか。
まず、練習用。
んー、これでいいかな?あ、意外と重い。
この位か。後は、本物。
これかな?持ってみても模擬刀と全然違う、多分これだ。
よし。
「すいませーん、これ下さーい」
「ああ、模擬刀と『進刀』ね。そんなに金あるか?」
「うん。ほら」
そう言って、定員さんに数十枚の大判を見せる。
「わ!!今の子供って凄い金持ってるんだな。」
まあ、確かに子供がこんな金の量持ってたら普通は驚くよな。
じいさんとばあさんと桃に感謝感謝。
「じゃあ確かに受け取ったぞ。また来てくれよな!」
「うん、ありがとうございます」
あ、重っ。
こんなに力ないとは思わなかったわ。
一回帰ってもっかい行くか。
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という訳で町に戻って来た。
あーしんどい。
もう、きびだんごの道具、いや、食料だけ買って帰るわ。
野菜は育ててるからいいとして、米だな。
あそこか。
「すいません、お米一袋下さい」
「あいよ。小判二枚ね」
「はい」
「はい、お米。持てるかい?」
「うん」
いや、重いって。
まあ、耐えるしかないけど。
「ありがとうございます」
「じゃあ、また来てね」
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