名探偵の推理日記〜囚人たちの怨念〜
第1話『現場到着』
俺たちが現場に着いた時には、すでに遺体は片付けられていた。
「ここがその現場ですか」
「そ、そうです。ここで被害者は首を絞められて殺害されていたんです。」
小林刑事は息を切らしながらそう答えた。
ホテルの客室のドアは一部に鉄格子がはめ込まれていて簡単に中から見えるようになっていた。客室内にはベッドと小さな机だけがあり、床は畳が敷かれただけの簡素なものだった。
「トイレはどこにあるんですか?」
「トイレは部屋を出て、右に行ったところにあります。」
小林刑事が答えた。
「そうですか。それと遺体に不自然な箇所はありましたか?」
「そういえば被害者の首に吉川線(被害者が抵抗した時についた傷)がなかったんです。でもそのかわり手首に薄くですが、2.3周するぐらいのまっすぐな線がついていたんです。」
小林刑事は自分の手帳に書いたメモをよみあげた。
「なるほど、あと事件当時現場周辺にいた人物を教えてください。」
俺がそう質問すると、小林刑事はもう一度メモに視線をうつした。
「えーっと、ここはホテルの入り口からかなり離れたところにあるので、周りの客室にいた客のみになります。」
「それじゃあ事件当時この客室の周りで宿泊していた人たちの話を聞いてみるか」
俺はそう言って小林刑事とともに客室を後にした。
「ここがその現場ですか」
「そ、そうです。ここで被害者は首を絞められて殺害されていたんです。」
小林刑事は息を切らしながらそう答えた。
ホテルの客室のドアは一部に鉄格子がはめ込まれていて簡単に中から見えるようになっていた。客室内にはベッドと小さな机だけがあり、床は畳が敷かれただけの簡素なものだった。
「トイレはどこにあるんですか?」
「トイレは部屋を出て、右に行ったところにあります。」
小林刑事が答えた。
「そうですか。それと遺体に不自然な箇所はありましたか?」
「そういえば被害者の首に吉川線(被害者が抵抗した時についた傷)がなかったんです。でもそのかわり手首に薄くですが、2.3周するぐらいのまっすぐな線がついていたんです。」
小林刑事は自分の手帳に書いたメモをよみあげた。
「なるほど、あと事件当時現場周辺にいた人物を教えてください。」
俺がそう質問すると、小林刑事はもう一度メモに視線をうつした。
「えーっと、ここはホテルの入り口からかなり離れたところにあるので、周りの客室にいた客のみになります。」
「それじゃあ事件当時この客室の周りで宿泊していた人たちの話を聞いてみるか」
俺はそう言って小林刑事とともに客室を後にした。
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