日本守護神戦記
第弐拾捌話 説教ト心配
「……………」
無言の荒川大将に震えるかぐや。
実はかぐやが通っていた和菓子屋さんは荒川大将の実家であのおばあさんは荒川大将のお母さん。それで立ち話であれだからと荒川大将は自身の私室に自分を入れた。
なんという偶然、しかし何故だ。
荒川大将がご帰還なさるのは明後日の筈。
「中院大尉が帰還したと聞き、全速力で日本皇国に帰還した。それ帰還する予定が早まったのだ。」
「そうですか」
「……ああ」
再び無言。
「中院大尉は…」暫くして口を開いた荒川大将だがその口から出てきたのは説教の言葉である。
何故安全な後方任務だというのに戦場へ出たのか、怪我はなかったのか、集団行動を乱すな、等々の説教と心配したというお言葉を頂戴した。
「あ、の…荒川大将!
私は立派な女人であり軍人、そんな子供扱いされてはとても困ります。」
「確かにかぐやは立派な女人だし軍人だな。子供扱いしていたとは気が付かなかったがすまぬ。」
今自分の事を名前で!?驚くかぐやを無視して荒川大将はかぐやの手を握る。
「かぐや…」
「荒川、大将…?」
「お茶を持ってきたわよー」と荒川大将のお母さんの声で戦場の時より素早く離れた
無言の荒川大将に震えるかぐや。
実はかぐやが通っていた和菓子屋さんは荒川大将の実家であのおばあさんは荒川大将のお母さん。それで立ち話であれだからと荒川大将は自身の私室に自分を入れた。
なんという偶然、しかし何故だ。
荒川大将がご帰還なさるのは明後日の筈。
「中院大尉が帰還したと聞き、全速力で日本皇国に帰還した。それ帰還する予定が早まったのだ。」
「そうですか」
「……ああ」
再び無言。
「中院大尉は…」暫くして口を開いた荒川大将だがその口から出てきたのは説教の言葉である。
何故安全な後方任務だというのに戦場へ出たのか、怪我はなかったのか、集団行動を乱すな、等々の説教と心配したというお言葉を頂戴した。
「あ、の…荒川大将!
私は立派な女人であり軍人、そんな子供扱いされてはとても困ります。」
「確かにかぐやは立派な女人だし軍人だな。子供扱いしていたとは気が付かなかったがすまぬ。」
今自分の事を名前で!?驚くかぐやを無視して荒川大将はかぐやの手を握る。
「かぐや…」
「荒川、大将…?」
「お茶を持ってきたわよー」と荒川大将のお母さんの声で戦場の時より素早く離れた
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