日本守護神戦記
第弐拾伍話 大和撫子隊ノ役目
かぐやを含めた大和撫子隊は朝日が登る前に朝の洗濯をすると次は朝御飯の準備をする。わざわざ火起こしで時間を掛けたくないかぐやはマッチで火起こしせず、霊力を使い火を起こす。
初めて見た泉は歓声を上げてどうやって使うのかかぐやに聞いていた
「これは陰陽術と一般的に知られているんだけどこれだけでも訓練してない人には厳しいんだ」
藤岡隊長は私も使えるかな?と言う泉に苦笑いしながら言うと泉は肩を落とす。陰陽術は一般人には才能があったとしても訓練しなければ使えない。
陰陽術=霊力を使うのだが霊力が低すぎれば使えないし、逆に高くても霊力が暴走する可能性もあり使えないという場合もある。
更に神力は文字通り神の力。未だに分からないことだらけだが政府は公表していないため何も分からないのだ。
神風の大久保少尉も霊力は高いが逆に使いこなせなかった為に力を使わずに戦っているがね。
「すまない、大尉の軍服がまた破れてしまった為また来ました。」噂をしていれば丁度いらっしゃった大久保少尉。
彼女は大尉の破れた軍服を大事そうに抱えてやって来た。どうやら朝御飯も食べていないのにも関わらず大尉は訓練しているのだとか、更に大尉はよく軍服を破かれてしまうため何度も新しい軍服に取り替えているのだ。
観音大尉…もう少しものを大切に扱って下さい…かぐやは心の中でそう思ったのは仕方あるまい。
「大尉は軍神という異名が付くほど幾多の勲章も授与されておられるが…本当に馬鹿なのだ!」
「相手は上司ですぞ」
「勝手に出撃して大怪我で帰還し入院なされても自主退院なされまた出撃する…上が謹慎処分にしても!」
そういえば観音大尉って昔も今もやんちゃでしたっけ…しかし謹慎処分に課せられた大尉を怒る者などいない。
何故ならば…。
「偵察に来たリリー帝国の軍人が釣れたぞ」
沢山の戦果を挙げて帰還するからだ。
「た、たいいどのおおおぉぉぉー!!」
大久保少尉絶叫。
「朝御飯出来ましたよ」
「待ってました。おはよう!」
「おはようございます。秋野軍曹」
「あぁ古川」
「おーい!田村ー俺の頭皮は無事か?」
「手遅れだ」
「山本中尉殿ー!?」
「大丈夫ですよ。長門伍長。」
この二つの部隊と過ごして早一週間。本当にこの部隊はとても明るく面白い人材が揃っていると思う。
後方も時には良いかもな。
なんて思ったのが30分前。
「エア合衆国との戦争が近い為、我々神風は戦地となる場所にいく。」
突然の事に動揺を隠せないかぐやに田村が「それは何時からになりますでしょうか?」と質問する。
「今からだ」
大和撫子隊の役目はご飯の支度・掃除・裁縫だけではない。
戦地へ赴く英雄を見送る事もまた一つの役目。
「そうで、ありますか…」
彼らの支度は素早く、戦地へ赴くと宣言してから約10分少しで支度して作戦会議を開いたと思ったらいつの間にか飛行機に乗っていた。
そして我々大和撫子隊は彼らを見送る。
「武運を祈っております」
何故だろう。胸が痛い。
初めて見た泉は歓声を上げてどうやって使うのかかぐやに聞いていた
「これは陰陽術と一般的に知られているんだけどこれだけでも訓練してない人には厳しいんだ」
藤岡隊長は私も使えるかな?と言う泉に苦笑いしながら言うと泉は肩を落とす。陰陽術は一般人には才能があったとしても訓練しなければ使えない。
陰陽術=霊力を使うのだが霊力が低すぎれば使えないし、逆に高くても霊力が暴走する可能性もあり使えないという場合もある。
更に神力は文字通り神の力。未だに分からないことだらけだが政府は公表していないため何も分からないのだ。
神風の大久保少尉も霊力は高いが逆に使いこなせなかった為に力を使わずに戦っているがね。
「すまない、大尉の軍服がまた破れてしまった為また来ました。」噂をしていれば丁度いらっしゃった大久保少尉。
彼女は大尉の破れた軍服を大事そうに抱えてやって来た。どうやら朝御飯も食べていないのにも関わらず大尉は訓練しているのだとか、更に大尉はよく軍服を破かれてしまうため何度も新しい軍服に取り替えているのだ。
観音大尉…もう少しものを大切に扱って下さい…かぐやは心の中でそう思ったのは仕方あるまい。
「大尉は軍神という異名が付くほど幾多の勲章も授与されておられるが…本当に馬鹿なのだ!」
「相手は上司ですぞ」
「勝手に出撃して大怪我で帰還し入院なされても自主退院なされまた出撃する…上が謹慎処分にしても!」
そういえば観音大尉って昔も今もやんちゃでしたっけ…しかし謹慎処分に課せられた大尉を怒る者などいない。
何故ならば…。
「偵察に来たリリー帝国の軍人が釣れたぞ」
沢山の戦果を挙げて帰還するからだ。
「た、たいいどのおおおぉぉぉー!!」
大久保少尉絶叫。
「朝御飯出来ましたよ」
「待ってました。おはよう!」
「おはようございます。秋野軍曹」
「あぁ古川」
「おーい!田村ー俺の頭皮は無事か?」
「手遅れだ」
「山本中尉殿ー!?」
「大丈夫ですよ。長門伍長。」
この二つの部隊と過ごして早一週間。本当にこの部隊はとても明るく面白い人材が揃っていると思う。
後方も時には良いかもな。
なんて思ったのが30分前。
「エア合衆国との戦争が近い為、我々神風は戦地となる場所にいく。」
突然の事に動揺を隠せないかぐやに田村が「それは何時からになりますでしょうか?」と質問する。
「今からだ」
大和撫子隊の役目はご飯の支度・掃除・裁縫だけではない。
戦地へ赴く英雄を見送る事もまた一つの役目。
「そうで、ありますか…」
彼らの支度は素早く、戦地へ赴くと宣言してから約10分少しで支度して作戦会議を開いたと思ったらいつの間にか飛行機に乗っていた。
そして我々大和撫子隊は彼らを見送る。
「武運を祈っております」
何故だろう。胸が痛い。
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