真祖への転生

MooN

更なる脅威の影


老人「御主人様、どうかなさいましたか?」

ポカーンとしたミルシェが心配になった老人は問いかける 

ミルシェ「あっ、いえ!何でもありませんわ!・・・次はスキルの内容を確認させて貰っても?」

老人「御命令していただくだけで構いません、御主人様」

ミルシェ「・・・では、スキルの内容を見せなさい!」

老人「はっ!」

練達の家事術・・・家事における全てが達人級となる

ミルシェ(家が出来たら任せましょう)

閃光の如き御世話術・・・主人の御世話を行う時に限り、閃光の如き速さを得る

ミルシェ(・・・次は称号ですわ)

老執事・・・老いた執事、年の功で若い執事達の手助けが得意

ミルシェ(特にありませんわね)

クセの強い執事が出てきた事に戸惑いながらも名前が無い事を思い出すミルシェ

ミルシェ「・・・貴方の名前は今日からヴァンですわ」

ヴァン「有り難き幸せです御主人様」

深々とお辞儀をするヴァン

ミルシェ「これから宜しくお願いしますわ!それと!御主人様ではなくお嬢様とお呼びなさい!」

ミルシェは昔からの願望を口にする

ヴァン「承りましたお嬢様」

ミルシェ「さて!残りのオークを狩りに行きましょう」

ミルシェは魔法で眷属に念話する

ミルシェ(え~と、聞こえますか?)

眷属×2とヴァン(((はい)))

ミルシェ(できましたわ!それでは、東の蝙蝠さんはオークに傷をつけて下さいませ!傷をつけたらオークの手が届かない空中で待機を!西の蝙蝠さんも手の届かない空中からオークの追跡を)

東の蝙蝠(了解だよ!主様!)

西の蝙蝠(はい、御主人様)

ヴァンに付いて来る様にと伝え東に歩き出す

ミルシェ「あっ!早速匂いが」

足早に近づくとオーク達が上を向き騒いでいた

ミルシェ「ヴァンは待機を!すぐに終わりますわ」

ヴァン「はいお嬢様、お気をつけて」

上を向き隙だらけのオーク五匹、
まず、二匹の首を、手を素早く振り抜き落とす、二匹が倒れた事に動揺したオークにまた一閃!

ミルシェ(残り二匹!)

だが!残りを倒そうとした瞬間、念話が届く

西の蝙蝠(申し訳ありません、不覚を取りまs)プツン

ミルシェ(何があったの!蝙蝠さん!)

ヴァン(お嬢様!今は戦闘に集中を!)

言われた瞬間お腹に鈍痛が走る!オークに突進され、地面を転がるミルシェ

ミルシェ(相手がオークで良かった!・・・違う!そうじゃない!私はもう死ねないんだ!油断何てするなっ!)

素に戻るミルシェだが自らの頬を叩き気合いを入れ直す、オークが更に突進して来たがすれ違い様に首を狩る、そのまま最後のオークへ向かい、速さと力に任せお腹を殴るとオークはお腹を貫かれて断末魔を上げた後、力無く崩れ落ちた

ミルシェ「ふぅ」

すぐにヴァンと血を吸い、また西の蝙蝠に念話する

ミルシェ(蝙蝠さん!返事をして下さい!・・・駄目ですか・・・)

ヴァン「お嬢様、どうなさいますか?」

ミルシェ「蝙蝠さんは空中にいた筈です、でもやられてしまった・・・嫌な予感がしますわ」

フェンリルの様な強者の存在、ミルシェは前世で読んだラノベを思い出す、オークと言えばクイーンやキングまたは・・・エンペラーだろうと

ミルシェ(引くべき?眷属はやられましたけど、言ってしまえば・・・いつでも作れる・・・
ハァ~何だか嫌な気持ちになりますわ・・・危険が待っているかもしれない場所へ行く理由などありませんのに・・・)

今居るのは私と眷属だけ、なら危険を犯しても良いのでは?ミルシェは考える、オークの上位種族がどれ程強いのか、または別の、空中に干渉出来る魔物の仕業なのか?

ミルシェ「考えても・・・わかりませんわ・・・しかし、脅威があるのは良いことで無いのは明白」

見てみない事には始まらないと、ミルシェは眷属を連れ西へと走る

数分後、濃い血の匂いが辺りから漂って来たので駆け寄る、すると

ミルシェ「ここで何が・・・」

そこにはオークの死骸が散乱していた、三匹どころじゃない、百は下らない数の死骸・・・中には上位種族だろう個体も発見した

ミルシェ「っ!ヴァン!辺りの警戒を!蝙蝠さんは上空から!」

ヴァン「大丈夫ですお嬢様、我々以外おりません」

蝙蝠(誰も居ないよ!主様!)

ヴァンは常に警戒をしているようだった、蝙蝠さんも上空から辺りを見ていた

ミルシェ「そう、ですか・・・ですが、厄介ですわねオークの上位種族が弱いのか、この惨劇を演じた者、または‘’者達‘’が強いのか、わかりませんわね」

単体だと言うなら普通では無い、ただ大勢居たのならミルシェが来た数分の時間でこの場から居なくなるのは難しいのではないか?

ミルシェ「更に嫌な予感がしますわ・・・」

ミルシェは知らない事が多すぎると言う当たり前な事に頭を悩ませた。


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