A Lifeオブchange

ミラRISE

エピソード12

こんな事が一般人である自分にもあるものなんだな〜と保をける裕斗と美紅を乗せた飛行機は、世界有数のリゾート地の集合施設『アシースメタク島』へと向かっていた。
そこは日本の麻戀あさこい財閥が一部管理しているらしい、そこは商業区で色々なブランド店や人気美容室などの仮支店が建てられている。試合もそこのハイスペック機器を使ってログインし、世界配信で闘うらしい。そして今日の午前中は美紅ちゃんとリゾート地を徘徊する予定できた、正直前夜祭なんかはおまけみたいなものだ。

現地につき飛行機から降りる頃には二人揃って頭を抑えていた、飴玉を舐めると治ったが帰りも痛くなるのか…そんな悲愴な事を考えていると頭痛の治った美紅ちゃんに手を引かれた。
その方向は遊園地へと向いていた。

「美紅ちゃんストップ!まずは美容室と服を買って行こう、じゃないと来た意味無くなっちゃうよ」
「そっそうだね」

次は自分が手を引いて美容室に向かった、そこには大きな窓の明るいヨーロピアンテイストの店内でネットでの評価は『確かな技術』『トレンドを意識したデザイン性』を売りにしている人気店だった。入ると偉そうな人が定員と並んでいた。

「いらっしゃいませ楠裕斗様、楠美紅様本日はご利用ありがとうございます」
「えっ?」
「それでは席へ案内致します」

ひとりでに言葉を言い終え椅子へと案内された美紅ちゃんと離されたが、そこまで不安にはならない。それから1時間髪をいっぱいいじられた、カットしたりヘアーアイロンやワックスで髪を整えられた。カットなどが終わり入口前の休憩所で美紅ちゃんを待つ、それから30分待つこと。1人の店員さんが入ってきたそれと後ろから長さ腰中くらいハーフブリーチの少女、いや美紅ちゃんが入ってきた。目が合うと顔を赤くしてモジモジしだした、周りの店員さん(女性)も同じようになっている。自分と話ていた男性店員達も美紅ちゃんを見て鼻の下を伸ばしている。

「綺麗だね美紅ちゃん、いまさっきよりとても可愛いい顔が見えるよ」
「っ!」
「どうしたの?」

さっき話していた店員さんに「女性はちゃんと褒めないと男として失格だ!」と言う話を聞いていたので、微笑みながら言うと美紅ちゃんと周りの女性陣は顔が真っ赤になっていた。何故か理解していない裕斗は疑問符を浮かべ、裕斗の自然な対応に自分と比較し絶望する男性店員。すると偉そうなもとい店長さんが入ってきた。

「おー!これはこれはとても可愛い彼女さんに、とてもカッコイイ彼氏さん。とてもドラマに出そうなカップルですね〜」
「あっ、店長さんお代なんですが…」
「それなら大丈夫です今回来られている大会参加者の方々は皆様VIP対応に励むようにと言われているので、代金は無料です」
「ほんとですか!」
「はい、それと私が気に入ったのでどうぞ永年VIP会員パスです、タダで差し上げようと思ったのですが一つだけいいですか?」
「は、はいなんでしょう」
「これを渡す代わりに〜」

それから5秒ほど間を置く。その5秒は微妙な緊張感を張り…

「写真を撮らせてください」

砂のお城のように脆く散った。

「そんなにいいものを写真だけでなんて…」
「可愛い子やカッコイイ子にはそれ相応の場所にいて欲しいので、是非今後ともご贔屓いただければ幸いです。」

そのまま全員参加で写真を撮った。真ん中に店長そのサイドに自分と美紅ちゃん、そして自分の方に女性が集まり美紅ちゃんの方に男性が集まった。

店員さん達に手を振ってでた、ちなみに店長さんとはメアドを交換した。
そして次に向かったのはメンズ・レディースファッションで人気があるお店である。そこではオシャレな女性・・の店員が並んでいた、流石に長時間合わせていると遊べなくなるので時間指定をした。すると女性の大半が美紅ちゃんを連れて行った、そして裕斗も同じように着せ替え人形と言うよりファッションショーのように服を合わせながら何十枚も一緒に写真を撮った。

次に向かった店は若い年頃の男女に人気の最新ファッションを揃えた渋谷に並ぶ店の支店だ、そしてまた入口では女性……店員が並んでいた。到着して直ぐ大半の女性に美紅ちゃんは連れて行かれた、流石にただ1人待つのも暇なので残った店員さんに何かあの子といて恥ずかしくない格好を見繕って貰うことにした。
そしてそれから30分程可愛い今どき女子と何十枚も写真を撮った、そしてSNSに投稿していいか?と言われたので特に断る理由はないので「OK」を出した。そしてそこの子達からもメアドをせがまれたので、渡しておいた…今日はやけにメアドを渡すな流石大人気リゾート地だね。自分の分の服も決まった頃美紅ちゃんの服も決まったようで、向かうと大勢の女性の中に天使…いや神?…いやこの世の言葉で表すのが難し美紅ちゃんがいた。

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