A Lifeオブchange

ミラRISE

エピソード2

ゲームの販売日の次の日、僕は登校時間ギリギリに登校した何故なら夜遅くまでゲーム機の設定していたからだ。最初取り扱い説明書を見た時に絶句したのだ、フルダイブ式オンラインゲームなだけあって色々な設定があるのかA 4サイズの紙が約20枚ほど入っていた。そんなこんなで睡眠時間が遅くなり登校時間ギリギリになってしまったという事だ、だが一様3分前までには教室につくことが出来た。

いつものようにSHLショートホームルームを終わらせ休み時間になった。いつものように次の時間の教材を準備している、だが昨日が発売日だったためみんなが話す内容はほぼ全てがゲームのことで持ち切りだ。いつもは話さないような陰キャと呼ばれる人見知りな子がスクールカーストトップに近い男子と話していたりしていて少し新鮮味があった。その中で1番盛りあがっていたのは今回第一派で発売された機器に1万台限定のランダムで着いてくるサポートAI通称MONSTERだ、うちのクラスでは2人が当たっていた、販売台数からすると奇跡と言えるくらいの確率だ。他のクラスでは誰もいないと言うのが普通なくらいだ、またその数少ないhabiMONSTER使いとの約束を付ける人々で賑わっていた。多分ではあるがこの学校内にも公表はしていないhabiが数人いるだろう…

そんな話が丸一日続きその日が終わった、なぜみんなが話に飽きずにいられたのかと言うと明日から四連休だからだ学生からしてみれば神様の温情だとしか思えないタイミングだ。そして今の下校時間誰一人として部活という言葉を言うものがいなかった。

下校して自分の支度・夕食、復習を済ませてゲームを開始した。ゲームを開始するとIDとパスワードの画面が出てきたそれを意識の中だけで入力出来た、そしてログインが始まった。

「よ…こそ…」

何か意識の軽くなる瞬間にまさに風が鳴ったかのように小さな声が入ってきた、そしてチュートリアルが始まった。
チュートリアルはやはりと言うべきか動作・機能の説明が主だったそして最後に自分にランダムで能力が付与された、だがそれを確認する前にチュートリアル部屋からは出されてしまった。

心地の良い風が体全体を撫でるかのように右から左へと走り去っていく感覚によって意識が明確になってきた。
そしてふと周りを見渡すと自分のいる場所は半分が森に隣接する湖のほとりに寝ていた、余りのリアルさにチュートリアルであった操作をするとちゃんとログアウトボタンとステータス表示の画面があった。

--ステータス--
name未定
Lv:1
rank:stone
適正職業:生産系

スキル
隠蔽、制作

固有スキル
創造、神崇目しんこうがん、habi




ステータスはこんな感じだった、筋力値(パワー)
などは能力表とゆうものに乗っている。自分の適正に合う職業は生産系統らしい、けれどもここに載っているのはただの基準であって他の戦闘系の職業もできない訳では無い。
そして持ち物を確認に入る、このゲームはリアルオンラインでサーバーは全部統合されているため地域ごとにスタート地点が違うようになっているなのでもちろん1番上には地図(小)が入っていた。そして先行特典なのか魔術系の生産に使う『錬成板』や何やらが入っていた、だが
そのボックスに別の部屋が一つだけあった。けれども既に埋まっているのだ、だけれど調べる事も触る事も出来ないまさに飾りだと言わんばかりの画像だった。
そして残りは初期装備として配られる石の剣(大剣)が入っていた(石の剣は選べる)、その剣は耐久値は無限ではあるものの攻撃力はめっぽう低く職業によっては素手で戦った方が強いという意見もある。だが裕斗は石の大剣を選択して取り出した、だがそれを振るうことは無かった…

その大剣は裕斗から狙いである木に放物線を描きながら堂々と大自然に根を張る木に突き刺さり縦に亀裂を入れたのだ、このように適正とされていない職業…今回の場合は物を狙い通り投げる『投器士とうきし』という職業…のように剣を投げたのだ。この職業はメリットとデメリットがしっかりと分かるものだ、メリットは相手にあたえるダメージがとても高いということだデメリットは投げた物は限られた物以外はマナとなり消えていくのだ。マナとはこのゲームで重要となるもので職業『魔術系』の職業はこのマナを消費する事で魔法の現象を起こせるのだ。それは剣士等の職業も例外では無いのだ。
だが今回投げたのは石の大剣で耐久値が存在しない為マナになろうとも手元のアイテムボックスに入っているのだ、勿論これは公式のゲーム紹介ページに載っていたのだが気になったのだ。

そして今回いや…このゲームでの裕斗が選んだ職業は鍛冶屋だ。だが外見は鍛冶屋って感じではなく風情のあるカフェみたいな雰囲気の店なのだ、この店は最初からある訳ではなく職業選択をするとランダムで店が貰えるのだそして立てた場所は目を覚ました草原から近くの町の外れにある森の近くなのだ。なぜここを選んだのかと言うと前から知る人ぞ知る噂の名店と言うものにしたかったのだ、そしてたまたま街に行く途中で見かけた綺麗な池が森の横にあったのでパッと見ではわからない細工をして店をたてたのだ。

そして今自分の新しい店持った裕斗は今一歩有名になる扉を開くのである、そしてそれを知らせる音は聞けば心が踊りそうな軽快な音で客を引きつける。この鐘は時期に『力の鐘』と言われるようになる。

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