インテンの美味いもん食い道楽

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2017年8月8日 LAWSON たまご好きの為のたまごサンド

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2017年8月8日
LAWSON たまご好きの為のたまごサンド

 今回紹介するのは、LAWSONのたまご好きの為のたまごサンド(税込み298円)だ。
 このたまごサンドの凄いところは、まずそのコスパにある。
 税込み300円で四つのサンドウィッチが食べられるのだ。
 普通のたまごサラダ、ゆで玉子、玉子焼き、スクランブルエッグからなるこのたまごサンドは、どれも美味しくて同じたまごでも飽きることがない。
 私はこれを、上と同じ順番……つまりは「たまごサラダ」→「ゆで玉子」→「玉子焼き」→「スクランブルエッグ」の順で食べる。
 それでは早速、それぞれの味について書いていこう。

 ①たまごサラダ
 まず最初はたまごサラダだ。
 基本的にたまごサンドといえば、このたまごサンドを思い浮かべると思う。
 このたまごサラダだが、一口目から美味いと感じる程に味が濃い。
 味付けはとてもシンプルで、玉子の甘さと塩のしょっぱさの二つを強調している。
 シンプルイズザベストの言葉通り、とても素朴な……それでいてどこか高貴な味わいを楽しめるはずだ。

 ②ゆで玉子
 二つ目はゆで玉子だ。
 こちらも一つ目のたまごサラダと同じように、とても素朴な味をしている。
 しかしこの味は玉子と塩だけではない。
 たまごサラダでは無いのに、どこかドレッシングをかけたたまごサラダのような奥深さ。
 シンプルイズザベストは同じなのだが、そこに少しのアクセントが加わる事による大きな変化を楽しめるはずだ。

 ③玉子焼き
 三つ目は玉子焼きだ。
 コンビのたまごサンドの中では、珍しい方に来ると思われる玉子焼き。
 一言で言うと、ふわとろじわ~。
 ふわっふわの玉子焼きは、どこか懐かしいだし巻き玉子系。
 味はお寿司屋さんの玉子焼きに近く、単体なら恐らくご飯がとても欲しくなる。
 しかしどういうことか、このたまごサンドだとパンがベストと思えてしまう。
 玉子焼きと言う和のテイストに、パンと言う洋のテイスト。
 まさしく和洋折衷を体現していると言えるかもしれない。

 ④スクランブルエッグ
 最後はスクランブルエッグ。
 個人的な意見だが、これを最後にすることによる満足感はとても大きい。
 具は玉子と玉ねぎで、味付けは塩コショウにケチャップ。
 ケチャップはパンに塗られており、見事におかず(スクランブルエッグ)と主食パンを調和させている。
 四種類の中で一番重いサンドウィッチであり、食べるととてもずっしり来る。
 今までの素朴さとは違い、とても力強い味わいを楽しめるはずだ。

 さて、四つを順番に書いてきたが、お気づきになった方もいるかもしれない。
 私がこの順番で食べるのは、軽いものから重いものとしているからなのだ。
 これにより味やボリュームが食べる毎に増していき、得られる満足感が段違い(だと思っている)。
 最初として無難なたまごサラダ。
 ステップアップのためのゆで玉子。
 前後を繋ぎながら高める玉子焼き。
 締め括りとしてとてもふさわしいスクランブルエッグ。
 これはあくまでも私の食べ方だが、是非とも試してみてほしい。
 しかしこのサンドウィッチは「たまご好きの為のたまごサンド」である。
 好きな具から好きなように食べるのが、恐らく一番美味しいと思う。
 是非とも試してみてほしい一品である。


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