世界最低で最高の魔法陣 〜一匹狼だった私の周りはいつの間にか仲間ができてました〜

春夏秋冬

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ティナア「おかしいと思ったのは、魔法具の魔物に対する耐久が完璧だったことです」

アニモ「完璧過ぎて魔道士からすると使いたくないなぁ〜ってやつ?」

レーヴ「魔物がいないのにあれだけの魔法具が作れるのは凄すぎます」

ティナア「貴方達とウイングの繋がりは調べれば直ぐに出てきましたし、ブラックギルドとの繋がりも言い逃れできません」

ギリアム「…………こんな小娘たちに邪魔されるとは腕が落ちたものだな」

ティナア「小娘達…か、面白いこといいますね。ちなみに貴方がウイングに出したブラックギルドの皆さんはここに居ない二人によって全滅してると思いますが」

ギリアム「……本当に王族は私の邪魔しかしない…な」

ティナア「シエル、ギリアムの事拘束して兄さんのとこ連れて行って」

シエル「わかった」

アニモ「私も行くよ」

ティナア「ユリルさん依頼の報告をしましょうか?」

ユリル「いや、もう十分です。これでまた元のように戻れるのなら」

ティナア「残念ですが、貴方にも罪がありますからこれまで通りではないです、でも村の人には危害がないのように配慮しましょう」

ユリル「ありがとう、それで十分だ」

「グルァァァァァ!!」

レーヴ「今の声って」

ユリル「魔物の鳴き声です」

ティナア「止めないとまずいな」

ユリル「危険です、きっと野生化しているので直ぐに軍を出して」

ティナア「そんなことしていたら間に合わない!」

レーヴ「俺達でどうにかするの?」

ティナア「下がって、というより安全確保だけしといて」

レーヴ「どうするの?」

ティナア「一発で終わるから大丈夫」

魔術なんて使いたくないけど仕方ない…か


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