異世界転移した少女の自由奔放な物語

ててて

2女神様?



「…え?今、ホームにいたはず…?あれ?電車が、え?」

『わぉ!混乱してますねぇ!大丈夫ですかー?ここは時空の空間!私は女神のカリナータです!』

目の前には金髪青眼のお姉さん…

(え?この人今、女神って言った??)

私は別になんとか教とか、なんとか神とかは信仰してない。なので、すぐには信じられないが…

『おぉっとー!その顔は疑っていますね!で・す・が、実際私の力で駅からこの空間に飛ばされてきたのですから信じるしかないと思いますよぉ!そう、だから私は女神様!』

なんだろう…この状況についていけなくて混乱はしているがこれだけは分かる。

(この女神、容姿と性格が合ってない。というか、イラッとくる…)

『もぅ!そんな冷たい目で見ないで下さいよぉ!せっかく助けようと思ったのに!!ぷんぷん!』

いや、ぷんぷんて…

「あ、ちょっと待って!早く元の場所に戻して!!私、これから英会話教室があるのよ!まだやることもあるし早く帰らなきゃ!!」

予定が数分でもズレると後から後悔するのは自分なのだ。今までも嫌と言うほど体験している。

『ええー!!まだ、勉強するんですか!もう辞めちゃいましょうよぉー!あんな家に居たって華香ちゃんが苦労するだけですって!!』

そんな事は言われなくてもわかってる。
辞めたいとどれだけ思ったか、逃げたいとどれだけ思ったか。

1度でいいから普通の友達がほしい。
どっかに遊びに行きたい。

(自由になりたい。)

『だから、私、カリナータがその希望を叶えましょう。もう日本には、いやこの世界には戻しません。今から西園寺 華香という名も捨てて、あなたが自由に生きれるように、そして幸せになれるように。祈ります』

急に真剣な顔になったカリナータ様はとても優しい笑みで私のおでこにキスを落とす。

『じゃ!行ってらっしゃい♪』

突然な事で驚いていると足元の床が抜けた。そのまま穴へ落ちていく。

「きゃーーーーーーー!!!!」





ドサッ



目を覚ますと草原で寝ていた。

(…もぅ、なんなの……今日って何?厄日?)

「おい!お前、ここで何してんだ?」

声のする方に目を向けるとそこには男の子が立っていた。彼の後ろに太陽があるらしく光の反射で顔がよく見えない。

(今日はもうだめだ……)

さすがに色々あり疲れたのか私はそのまま気を失ってしまった。

「お、おい、大丈夫か!?」




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