春夏秋冬〈シーズン〉〜異世界を翻弄する最強4人兄弟〜

もちあ

番外編 〜4つ〜

あるところに1つの生命体が生まれました。その生命体は自分の仲間を増やそうとしました。そして4つの生命体を作りました。それと同時に1つの生命体は居なくなりました。その4つの生命体達は、自分たちが似ていることに気づき、兄弟になりました。その生命体の力は莫大で、この世の全てを作りました。長男はやんちゃで4つの中でも最も力があり、“世界うちゅう”を作りました。長女はとにかく器用で、この世にある“物”を作りました。次男はとにかくずる賢く、感情も豊かでした。なので、この世界に“感情”“思考”というものを作りました。最後の次女は頭が良く、“人”という存在を作りました。4つは次第に、4人に変わっていき、4人は自分たちの部下を作り上げました。しかし、そのせいで次女は消えてしまいました。残った3人はどうして、次女が消えたのかを考え続けました。考えた結果、生物という存在は死ぬ。という答えにたどり着きました。それと同時に次男は死にました。残った2人は悲しむことができませんでした。悲しくもなければ涙も出ない。ただ、いつもいた2人が居なくなっただけ。残った2人はそれぞれの世界を作り上げました。最初に世界を作った長男は8つの星を作りました。そのうちの1つだけに、“文化”と“知識”いうものを入れてみました。“文化”と“知識”を入れた星はみるみるうちに発展していきました。それを見ている途中、長男は昇天しました。残った1人は自分だけの世界を作りました。長男が入れた“文化”とは違う“文化”をその星、世界には入れました。その世界はみるみるうちに発展していきました。その世界に“魔法”という存在を入れました。そして長女はこれまでの結果からいつか自分も同じ事になると考え、自分が作った世界に自分の分身を配置させました。自分の力を最大限に省エネ化できる状態で…そして、力を失った長女はこの世から無くなりました。

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「はい、今日のお話はここまで。ハルト、おやすみ…」
「おやすみっ!ママ……」

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