~魂~ IN OUR SELF

うみかぜ

第56話 宇宙船操縦士 フレオ

リョウ達は無事に宇宙倉庫にたどり着き、着替えをしようとしたことろ、色々と問題が起きたが、結果オーライだったらしい。




「よし、じゃあ俺たちも着替えますか。」
「改めて案内するよ。」
そうビマックに言われ、改めてついて行くリョウと、ジャータ。
1分程歩き、更衣室に到着。敷地が広いだけあって、更衣室もむちゃくちゃ広くて、男女で離れている。
「今度こそここだ。男子更衣室。」
持っていた服を手に取ってサクッと着替える。そして、4人集合した。そして、また敷地内を数分移動。宇宙船入口に到着した。
「さて、準備はいいかな?」
そうビマックが言うと少し目付きを変えて3人は頷いた。
「よしっ! じゃあ、行くぞ。」といいビマックが壁にあるスイッチを押すと徐々に超巨大扉が開いていく。「ぐぅぅぅ、」と音を鳴らして開いていく。開くのに20秒はかかっただろう。
そして、目の前に宇宙船が現れた。宇宙船の向こう側が光っていて、眩しい。そのせいか、宇宙船は神々しく見えた。形としては小型飛行機みたいだ。青と赤のラインが斜めに入っていて、ロゴマークのようなものも見てとれる。
「この小型宇宙船でポタナ星に行ってもらう。」
「す、すげー.........。」
前に乗ったオドマーテスの宇宙船も凄かったが、この宇宙船もものすごくカッコイイ。
「では、乗っていいぞ。」
一歩一歩、歩み寄る。近くにあるように見えて中々入口には辿りつかない。小型と言えどもそれなりの大きさがあるからだ。
入口にはおじさんがいて、こちらを見てニッコリと笑っていた。おじいさんよりのおじさん。地球だとタクシーの運転手なんかやってそうだ。
「えっと、こちらが今回この宇宙船の操縦士、『フレオ』さんだ。」
「よろしくお願い致します。」
『よろしくお願いします。俺がリョウ、こっちがジャータ、そしてガールナーです。』
「え、ちょっと待ってください!」
とジャータ。
「失礼ながら、今回ポタナ星に行く、他の仲間の方は?」
「それがだな。今他の星でも色々と救助が必要で人が足りないのだよ.........。」
「え.........。」
小型と言うことで人が少ないということは察していたリョウ達だったが、まさか自分達だけとは思っていなかった。
となると、ガールナー、リョウ、ジャータだけでポタナ星の電気系統を修正、モンスター退治をすることとなる。
マジ・・のやつですか?」
マジ・・です。」
何故か敬語になった、リョウとビマックだった。

さあこちらへ、とフレオは流れを変えるように宇宙船の中に案内されて入っていく。中は凄く新鮮な雰囲気でワクワクが止まらない。「じゃあな。」とビマックは手を振り、扉がしまった。
中は清潔感のある空間で、とてもいい。
「こちらをご覧下さい。」とフレオは手を伸ばした。
「うおぉ.........。」
そんな単純な言葉すら出ない。リョウ以外は宇宙船に結構乗っているはずなのに、リョウと同じく驚いている。普通の宇宙船とは少し作りが違うのかもしれない。
それはそうだ。なぜならここは、
「こちらが操縦室です。」
操縦室だからだ。


「~魂~ IN OUR SELF」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く