~魂~ IN OUR SELF

うみかぜ

第2話 1人との出会い。

(ん?ここは宇宙船か?)
リョウは気がつくと硬い地面で寝ていた。目を見開くと、部屋は暗い、広い、天井が高い。どこかの倉庫にいるかのようだ。少し揺れてて気分が悪い。その謎の生物がたくさんいる暗く狭い空間に閉じ込められてた。
リョウの知識で分かる範囲だと、人間、ドラゴン、それから昆虫が擬人化したようなものもいる。何度見ても意味がわからない。リョウに映っている視界はなんとも奇妙な光景だった。


「君、起きたか。」
「あなたは…、誰ですか?」
ある人物?であろう人が話しかけてきた。
すると彼は、自分の持っていた毛布をリョウに渡した。


「大丈夫かい?ここは宇宙船だ。そして、私は、名もない星で育ったリージャードだ。」
彼は見るからに人間の、おじさんと言う感じだ。

「あの……この毛布ありがとうございます!しかし、私が使ってしまって大丈夫なのでしょうか……。寒いのはみんな同じはずです。」
「しー……。他のやつに気づかれたら取り合いになる。」
「すいません……。ありがとうございます!」

「おい!お前らよく聞け。」
突然宇宙船の出入口の方から人が出てきた。顔を隠しているようだから分からないが、恐らく人だろう。
「この宇宙船は後2時間はフネット星に到着する。それまでに降りる準備をしていけ。」
そう口にするとまたドアを出てこの部屋から出ていった。
どうやらフネット星という星に向かっているらしい。聞いた事もない名前.........。
「悪い夢なら早く覚めてくれ.........。」
リョウはそう考えるしかなかった。


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