異世界転生の能力者(スキルテイマー)
第7話 激突
「言ったな?よし…。行くぞ!」
こうして、俺と謎の黒服オズルーンとの戦いが始まった。
「闇の魔力よ。我に力を!ダークフォース!」
そう相手が唱えるや否や、オズルーンの体に見るからに迫力のある闇のオーラがまとわれる。
「…!?なんだよ…それ…」
「ガハハハ!これはなぁ闇の力を使って全ステータスを上げる〝禁忌魔術〟だ!」
禁忌魔術…?名前からして禁じられし魔術なのかな…それこそ罪にならないのか…?
「俺から行くぞ!すぐ仕留める!
闇の刃よ。敵を切り裂け!ダークスラッシュ!」
素早い闇の刃が俺に近づいてくる。一瞬反応が遅れはしたが間一髪でなんとか避けることに成功した。でもどうやって攻撃したらいいんだろう…あ、そういや俺って無詠唱で唱えられるんだっけ。
それでもなんか思いつかねぇ…
中学時代、友達となんか考えてたっけ…厨二病っぽい技…うーん!思いつかねぇ!よし!
「身体強化!Advantage!」
そう唱えると、体内から力が湧き出てくる感覚がする。足も軽くなった気がする。よし!これなら…やれる!
「アドバンテージだと…!?初心者が上級魔法など使えるはずない…!しかも無詠唱ってどういうことだ!だが、推測できた。」
(こいつはおそらくスマッシャーまたはブレイカーだな。身体強化系のパワータイプだ。)
オズルーンはこう思っていることだろう。
「うーん…。リールズスマッシュ!」
回転のかかった軌道が読めない技だ。
「させねぇ!我に防護を!シュナプスブレード!」
それをオズルーンに易々と防がれる。相手が咄嗟に出したはずなのに割れ目は愚か、傷1つ入っていない。このシールド、硬い!どうやったらこいつにダメージを与えられるんだ…?あ、そうだ!この技なら…!
「からの…シールドブレイクスマッシュ!」
弾かれたかと思ったその途端に卵にヒビが入ったような音がして意図も簡単にシールドの破壊に成功した。
「チッ!スマッシャーうぜぇ…」
「もっとウザイ体験するよ?」
「えっ…」
相手が態勢を崩した時を狙って俺は放つ。
「インフェルノブレイブ!」
唱えた瞬間、十字架のような火柱が相手の体を包みこむ。
「なんだとッ!?なんで魔法も使えるんだよ!しかも上級…あっつ!」
オズルーンは必死で魔法を唱える。
「我を包み込め。ウォーターアーマー!」
そして水で火を消す。なるほど…なら!
「メイキングソルトウォーター!」
「ブッ!ガハハハハ!なんで塩水なんだよ!詠唱ミスか?面白い奴だぜ。ガハハh」
「ヴォルテクス・ボルテージ!!はぁっ!」
「なっ!超級魔法を扱うとは…有り得ねぇ…あああぁぁぁああ!」
刹那、轟音とともに雷が水の膜を発生させていたオズルーンに命中する。
よし!成功!塩水は電気を通す!
「……。ぐぅ…!まだだ…まだだぁぁぁぁあ!」
そう言った途端に、オズルーンの闇の力がどんどん強まっていく。
巨大な闇の球体となりそれがオズルーンを飲み込んでゆく。すると、オズルーンに闇のアーマーと剣が装着された。
「…!なんだよあれ…!」
「ガハハハハ!俺は禁忌魔術によって攻撃力が大幅にアップした。この状態でお前とやり合ってお前が勝つとは思わんがなぁ…!」
「……。」
どうする?この状況を打開できれば良いけど…そんなことできる力があるのか?考えろ!こいつに勝つための術を!
「黙り込んじゃったかぁ…」
そう言ってオズルーンはがっかりそうに肩を落とす。
「…!禁断の魔法よ。今解き放て!束縛魔法  縛術!」
そう唱えると俺の体が闇の鞭のようなもので縛られていく。
「中々楽しめたぜ。ありがとな!はぁぁぁぁぁぁあ!」
そう言いながらこちらに向かってくる。
グサッ。
腹に熱い感触がする。今の状況に気づくまでに数秒かかった
俺は剣で刺されたのだ…
こうして、俺と謎の黒服オズルーンとの戦いが始まった。
「闇の魔力よ。我に力を!ダークフォース!」
そう相手が唱えるや否や、オズルーンの体に見るからに迫力のある闇のオーラがまとわれる。
「…!?なんだよ…それ…」
「ガハハハ!これはなぁ闇の力を使って全ステータスを上げる〝禁忌魔術〟だ!」
禁忌魔術…?名前からして禁じられし魔術なのかな…それこそ罪にならないのか…?
「俺から行くぞ!すぐ仕留める!
闇の刃よ。敵を切り裂け!ダークスラッシュ!」
素早い闇の刃が俺に近づいてくる。一瞬反応が遅れはしたが間一髪でなんとか避けることに成功した。でもどうやって攻撃したらいいんだろう…あ、そういや俺って無詠唱で唱えられるんだっけ。
それでもなんか思いつかねぇ…
中学時代、友達となんか考えてたっけ…厨二病っぽい技…うーん!思いつかねぇ!よし!
「身体強化!Advantage!」
そう唱えると、体内から力が湧き出てくる感覚がする。足も軽くなった気がする。よし!これなら…やれる!
「アドバンテージだと…!?初心者が上級魔法など使えるはずない…!しかも無詠唱ってどういうことだ!だが、推測できた。」
(こいつはおそらくスマッシャーまたはブレイカーだな。身体強化系のパワータイプだ。)
オズルーンはこう思っていることだろう。
「うーん…。リールズスマッシュ!」
回転のかかった軌道が読めない技だ。
「させねぇ!我に防護を!シュナプスブレード!」
それをオズルーンに易々と防がれる。相手が咄嗟に出したはずなのに割れ目は愚か、傷1つ入っていない。このシールド、硬い!どうやったらこいつにダメージを与えられるんだ…?あ、そうだ!この技なら…!
「からの…シールドブレイクスマッシュ!」
弾かれたかと思ったその途端に卵にヒビが入ったような音がして意図も簡単にシールドの破壊に成功した。
「チッ!スマッシャーうぜぇ…」
「もっとウザイ体験するよ?」
「えっ…」
相手が態勢を崩した時を狙って俺は放つ。
「インフェルノブレイブ!」
唱えた瞬間、十字架のような火柱が相手の体を包みこむ。
「なんだとッ!?なんで魔法も使えるんだよ!しかも上級…あっつ!」
オズルーンは必死で魔法を唱える。
「我を包み込め。ウォーターアーマー!」
そして水で火を消す。なるほど…なら!
「メイキングソルトウォーター!」
「ブッ!ガハハハハ!なんで塩水なんだよ!詠唱ミスか?面白い奴だぜ。ガハハh」
「ヴォルテクス・ボルテージ!!はぁっ!」
「なっ!超級魔法を扱うとは…有り得ねぇ…あああぁぁぁああ!」
刹那、轟音とともに雷が水の膜を発生させていたオズルーンに命中する。
よし!成功!塩水は電気を通す!
「……。ぐぅ…!まだだ…まだだぁぁぁぁあ!」
そう言った途端に、オズルーンの闇の力がどんどん強まっていく。
巨大な闇の球体となりそれがオズルーンを飲み込んでゆく。すると、オズルーンに闇のアーマーと剣が装着された。
「…!なんだよあれ…!」
「ガハハハハ!俺は禁忌魔術によって攻撃力が大幅にアップした。この状態でお前とやり合ってお前が勝つとは思わんがなぁ…!」
「……。」
どうする?この状況を打開できれば良いけど…そんなことできる力があるのか?考えろ!こいつに勝つための術を!
「黙り込んじゃったかぁ…」
そう言ってオズルーンはがっかりそうに肩を落とす。
「…!禁断の魔法よ。今解き放て!束縛魔法  縛術!」
そう唱えると俺の体が闇の鞭のようなもので縛られていく。
「中々楽しめたぜ。ありがとな!はぁぁぁぁぁぁあ!」
そう言いながらこちらに向かってくる。
グサッ。
腹に熱い感触がする。今の状況に気づくまでに数秒かかった
俺は剣で刺されたのだ…
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