輝く星々は手紙のように

雪原 英二

4-3話 リアル

 「ピッ、ピッ、ピッ...」
久しぶりに聴くな、この音
場所はきっと病院いえだ、、誰かが運んでくれたのかな
音を聴くかぎり脈拍は正常だ、僕どうなったんだっけ
閉じていた目をうっすらと開ける
「起きたっ!」
「相も変わらずうるさいなぁ桜は」
まさか僕が起きるのを待ってくれているとは思わなかった。
「お前急にどうしたんだよ!急にぶっ倒れやがって!」
珍しく雄介が心配してくれてるよ、
「そんな事言われたって知らないよ...」
と、言うが思う所がある。
実はネコ騒動の時に雨に濡れて、あの時風邪をひいていた。普通の人ならたいしたこと無いけど生憎僕はクソ病弱だ。風邪が治った後も体調は優れなかった、だからかくれんぼした時もスタート地点から近い病院いえの屋上くらいにしか隠れられなかった。最近ようやく良くなったと思ってたんだけどなぁ...
作り笑いをして言う
「僕はもう大丈夫だから」
「ホント、慶次達の叫び声が聞こえたからネタばらしに行こうと思って着いてみれば希望の仕掛けの残骸が見当たらねーから、探してみたらお前発作出ててホントにビビったよ」
「雄介が運んでくれたの?」
「おうよ、筋肉野郎と桜は気絶してたみたいだからな、全く気絶してたら吊り橋効果の意味が...ゴホンゴホン!」
?なんで慶次たち気絶してたのかな...
「そうよ!のぞみん!アレはあまりにも酷いわ!だって怖すぎるもん!」
「僕は何もしてないよ?発作出ちゃったから...なんか、ごめんね?」
「は?じゃあ俺らが見たアレはなんなんだよ」
慶次がすっとんきょうな声で言う
「それ俺も気になってた、さっきも言ったけど希望の仕掛けの残骸なかったし」
.........
「つまりガチの幽霊なんじゃないの?」
皆が薄々気づいてた事をサラッと言った芽衣だった。








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