魔法とロボットの在る世界

風見 赤狼

一章【帰還】 #7二人の姉妹

 兎陽とはるとグラステーナの二人はある姉妹の部屋に向かっていた。

兄貴あにき!!」「お兄様にいさま!!」

「元気にしてたか?二人とも。」

「「はい。私たちは。」」

 この二人は幼いころに自分たちの住んでいた国がほろび、放浪していたところグラステーナに拾われた。
 兎陽もグラステーナに拾われた身で、姉妹たちよりも昔からグラステーナと過ごしていたこともあり、この姉妹に常識などを教えていたところ『兄』として懐かれていた。

「グラステーナから【禁忌の魔獣】についてもう聞いたか?」

「うん!聞いたよー。」「はい。すでに伺っております。」

 二人は姉妹だが、性格が正反対だ。片方は活発系でもう片方は大人しい系なのだ。

「それでだが…俺一人だと多分勝てないと思う。だからレイと、ルイの二人が援護役としてついてきてくれないか?」

 兎陽は今まで二人を頼ることはほぼ無かったため、二人は珍しい事もあるものだと思い、互いに嬉しく思った。

「分かった!兄貴がお願いするのはそうそうない事だしね。」「はい、わたくしもお兄様の為について行きましょう。」

「助かる。おそらく【禁忌の魔獣】の周りには取り巻きがいると思うから、レイはそれを撹乱、出来れば撃破していってほしい。ルイはレイが取りこぼした取り巻きを遠距離攻撃による撃破、ついでに【禁忌の魔獣】にちょっかいを掛けてくれると嬉しい。」

「私が撹乱ね、分かった!」

「私がお兄様の手伝いとレイの援護ですわね。」

「ああ、上手く行けば手酷くやられることはないと思う。頼んだぞ。」

 兎陽は二人をしっかりと見て言った。



はい。ものすごく間が空いてしまい申し訳ないです、赤狼です。毎回遅れてしまっているのでなんとかネタを出したいとは思っていますがそれが出来ないんですよね…ということで今回は二人新キャラが出ましたね、活発な方がレイ、お淑やかな方がルイです。多分読んだだけじゃわかりにくいと思うのでここで補足させて頂きました。それでは次回『禁忌の魔獣(仮)にて〜

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