魔法とロボットの在る世界

風見 赤狼

サブエピソード【亜莉亜の思い】#1過去

 兎陽トハルが出て行った後、亜莉亜アリアは寮の部屋で考え事をしていた。

(うーん、やっぱり私の思い違いなのかなぁ?)

(でもとーくんがSSSねぇ、どんなに運が良くても有り得ないはず。でもとーくんがそう言ってるし信じた方が良いのかも・・・?)

(あーもう!なんでこんなことでこんなにも迷わないといけないの!)

(そういえばとーくん昔から結構隠し事していたなぁ。)



「とーくん!いっしょに遊ぼー!」

「!!あ、ああ。分かったー。」

 兎陽はあわただしく動いていた。

「とーくんどうしたの?」

「い、いやなんでもないよ。」

「ふーん。わかった!」

(何か隠し事でもしてるのかな・・・。)

「亜莉亜、先に行っててくれないか?」

「分かった!グラステーナさん!」

 亜莉亜は、小走りで遊び場に向かっていった。

「危なかったな、兎陽。」

 グラステーナは、兎陽に武術ぶじゅつの訓練を受けていることを言わないようにさせていた。
 もちろん兎陽もグラステーナから言われる前から言わないようにしていた。
 亜莉亜から恐れられたくなかったからだ。

「ギリギリ過ぎだろ。」

 亜莉亜が来ることを知っていたため、3分前ほどに訓練を終わらせ木刀の手入れなどをしていた。

「だが間に合ったからいいだろう?」

「・・・まあな。」

 グラステーナは、兎陽から事前に伝えられていたため、計画を立てていた。
 そのおかげで亜莉亜が来る前にいつもの状態になれた。

「ほら、さっさと行ってきな。」

「ああ、行ってくる。」

「…ふっ、あの生意気な兎陽でもこれを見たら普通の子どもに見えるな、到底人では扱えないモノが眠っているのに・・・。」

 グラステーナは、兎陽に聞こえないように小さな声で呟いた。

「ああ、そういえばアイツらはもう向かったのか?」

「ああ。もう向かってるはずだ。」

「分かった。」

 兎陽は確認をとって亜莉亜の元へと向かった。




はい。間が開きすぎましたね、もうしわけありません。赤狼です。今回は息抜き回というわけで亜莉亜の過去についてです。それ以外特に何も無いです。はい。本編が思いつかない時に書いていくので、次は普通に本編に戻ります。ということで次回『二人の姉妹』(仮)にて~。

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