姉妹と幼馴染みから始まる俺の恋愛非日常

ranran(´・ω・`)

●第2話 始まり

「海翔くん、お皿はどうすればいい?」
「あぁ、いいよ。そこ置いといて」
「はーい!」
今、俺は、突然家にやって来た5人の美少女と共に昼飯を食べたところだ。
そもそも何故なぜ、こうなっているのかというと・・・・・・
「本当、うちのお母さんとお兄ちゃんのお父さんが結婚してくれて良かったよ~!
 ね?お兄ちゃん?」
「お、お兄ちゃん?!」
「そうだよ?だって、私よりお兄ちゃんの方が年上でしょ?」
「いや、俺が言ってるのはそういうことじゃ・・・」
そう、実はこの美少女達は俺の『兄弟』となったのだ。彼女達が言っていたように、
俺の父さんと彼女達の母さんが結婚したため、こういうことになっている。
「そういえば俺、君たちの名前まだ知らないや」
「あれ?そうだっけ?」
「じゃあ・・・・・・?」
「自己紹介・・・しましょっか?」
「いいねー!」
おうおう、自己紹介だけでやけに盛り上がってんな(笑)。
「じゃあまずは、私から!お兄ちゃん、初めまして!私の名前は雫!柊 雫ひいらぎしずくだよ!あとは・・・アニメが好きです!」
「なるほど、四女の雫ちゃんか。雫でいいかな?」
「うん!」
「了解。じゃあ雫は・・・オタク・・・なの、かな?」
この質問をするのは、正直躊躇ためらいがあった。確か雫は、今年受験生だったはずである。
だから、もし本当にオタクなのであれば、心配なのだが・・・?
「オタク・・・かな?いや、オタクだね!そうだよ、オタクだよ!」
「なんとぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」
どうしよう、本当にオタクだった!薄々感じてはいたけど、まさか本当に・・・。
「雫、オタクであることを全否定する訳ではないが・・・程々にな?」
「はーい、気をつけまーす」
大丈夫かな・・・・・・・・・・・・。
「次、私いいですか?」
「おう、いいぞ」
この子は・・・雫よりは小さそうだな。
「えっと、私は彩花さやかっていいます。一応、家事全般は出来るつもりです。
 勉強も自信あります」
彩花、か。
「よろしくな、彩花。彩花は小六なのに、しっかりしてるんだな・・・」
「い、いえ、そんな・・・」
彩花は下を向いて照れたように言う。
「そうだよ、彩花はとってもいい子だし、何でも出来るから、助かってるよ~!」
「お前はもっと見習おうな」
「はーい・・・・・・」
全く、本当は四女と五女逆なんじゃないのか?
「じゃあ次は、私の番かな?」
次の人だな。今度は結構元気な女の子だな・・・。
「私の名前は、若葉わかばでーす!高校3年生!超名門学校天ノ川あまのがわ高校で
 生徒会長しています!」
天ノ川高校?!それって超名門のお嬢様学校じゃないか?!その上さらに・・・
「生徒会長なのか!?てゆーか、先輩だったの!?」
「まあ、そうなっちゃうかな・・・?」
すみません。今まで馴れ馴れしく接してしまって。
「そんな気にしなくていいよ?家族だしさ?」
「あ・・・・・・」
そっか。俺達はもう家族なんだ。『兄弟』なんだ。5人とも「どこの美少女だ?!」って
なるほどの美しさだけど、皆俺の兄弟なんだ。そう考えるとなんか・・・な。
「海翔?どしたん?」
「あぁ、いや。何でもない・・・てゆーか、海翔?」
「そ。私の自己紹介も終わったから呼び捨てでいいかなーって」
「まあ、別に構わないけど」
むしろそっちの方がいいかもしれない。それよりも・・・・・・。
「胸、おっきいな・・・」
「ちょっ、海翔!あんたどこ見てんの!?」
「あ、あぁ、悪い・・・」
いけない、つい目線がいってしまった。でも本当に、おっきいもんな・・・。
「もう、いくら兄弟でもダメなことはダメだよ?」
「すいません・・・」
反省してます。・・・二度としないかは保証できないが。
「じゃあー、お姉ちゃんもー自己紹介ーしようかなー」
「ん?」
なんかゆるーい声が聞こえてきたぞ?
「あ、お姉ちゃん起きたんだね」
起きた?あぁ、そういえばさっきから寝てる人いたな。
「うん、起きたよー」
起きたのはいいけど、まだ眠そうだ。いや、いつもこんな感じなのか?
「じゃあー、自己紹介ーしまーす。長女の夏生なつみですー。もう大学生なんだよー」
「めっちゃダラけてんのにめっちゃ先輩じゃん」
何か調子狂うな・・・・・・。それに・・・貧乳タイプか。まあ、嫌いではないな。
「よし、じゃあこれで全員かな?なら、今度は俺が・・・」
「私が!・・・私が終わってない!」
「へ?」
「あれー、れいにゃんいたのー?」
「うっさい」
れ、れいにゃん?
「れいにゃんって?」
「アンタがれいにゃんって呼ぶな!」
「すいませぇん!?」
訳の分からない呼び名のせいで怒られたぞ?
「全く・・・。私は麗奈れいな。この前高校に入学したわ」
「え?この前?」
俺と一緒じゃないか。
「あの、麗奈が入学した学校って、どこ?」
「え?えっと、桜田高校・・・だけど?」
「やっぱり。俺もだよ?」
「・・・・・・は?」
は?って言われても。
「海翔って、何組?」
「1組」
「私も」
「あれー?」
同じクラスなのに、顔見ても分からないって・・・何?
「ゴメン、私、基本自分以外興味ないから」
「あぁ、自己中心人物な」
たまにいるよね。すっげぇ面倒くさい奴。
「そこまでは言ってないでしょ」
「まあまあ、海翔もれいにゃんもケンカしないで!」
「別にケンカしてないし・・・」
「お、俺もそんなつもり全然ないぞ?」
「えー、本当にー?」
本当だよ、信じてくれ若葉姉ちゃん。
「それよりー、海翔も自己紹介してよー」
「え?あぁ、そうだったな」
色々ありすぎて、すっかり忘れていた。
「えっと、自己紹介しなくても分かると思うんだけど・・・
 柊 海翔ひいらぎかいとです。麗奈と同じ高校1年生。特技とか無いけど・・・
 ゲームは得意な方だと思います?」
「何で聞くのよ」
「んー、なんとなく?」
「お兄ちゃん、なんで敬語?」
「それも、なんとなく?」
「なんとなくばっかりだよー」
いざ自己紹介するとなると、相当難しいな・・・。
「お兄ちゃん、ゲームできるの?」
「あぁ、一応な。彩花もできるのか?」
「ちょっとだけなら。ジャンルとかにもよるかな?」
「そうなのか。どんなのがいいんだ?」
「じゅうでひとをうつやつ」
「怖いよ!」
よりによって何でそれ?!小学6年生がハマるやつじゃないと思うんだけど!?
「じゃあさ、海翔?今から皆でゲームしよ?」
「え?まあ、今日は休日だから出来ないことはないけど・・・?」
「いいねー、やろー」
「負けないよ、お兄ちゃん!」
「私が一番になる」
「えー・・・」
折角の休日がゲームで潰れるなんて・・・。俺も久しぶりなんだぞ?
まあでも、この5人との生活を考えたら、とても楽しみである。
「お兄ちゃん、何のゲームする?」
「それはもちろん、RPGだろ?」
「ボス討伐とうばつーいこっかー」
「MVPは私」
「えむぶいぴー」
「はしゃぎすぎでしょ」
「よっしゃ、俺もやるぞー!」
こうして、俺の新しい『兄弟』との生活は、とあるボス討伐によって、
幕を切ったのであった。


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