S女‼(えすじょ‼)
episode2 あの日の音板 亜季子(おといたあきね)
私は今でも、うっすらと覚えている。
「ねえ、ともひろ」
「どうしたの、あきねえ」
私は彼に告白したことを。
「わたしね、ともひろが好き」
「……え」
ともひろが驚いた顔をしている。
わたしも、徐々に顔があつくなっていくのが敏感に感じる。
「……ねえ、ともひ」
「じ、冗談はやめてよ、あきねえ」
ともひろが吐き出したその言葉は、私を一瞬にして青ざめさせた。
「……え……?」
唇が震えて、上手く声が出ない。
「あきねえ。僕は今は……これからも……」
言わないで。
耳を塞ぎたい。
「女の子、興味が無いんだ」
… あ 。
「………んん…」
……なんだ、夢か。
久し振りに夢を見た気がする。
とても、思い出したくない夢。
「…確か、今日、入学……………入学式!!!」
体を思い切り叩き起こす。
あくびより時計を探すことに集中する。ええと、、。
勢いよく目覚ましを見る。
「…何だ、1時か
え?1時?
1時いいいいぃぃい?!?!?」
体に鞭をしながら、学校へ行く準備をして、階段をドタドタ降りる。
「おかぁーさーん!何で起こしてくれなかっ………」
……お母さん、ソファで絶賛お昼寝中だった。
しかもめっちゃ気持ち良さそう。
「…もう」
お母さんを無視して、玄関を飛び出した。
「いってきまーす!」
「ねえ、ともひろ」
「どうしたの、あきねえ」
私は彼に告白したことを。
「わたしね、ともひろが好き」
「……え」
ともひろが驚いた顔をしている。
わたしも、徐々に顔があつくなっていくのが敏感に感じる。
「……ねえ、ともひ」
「じ、冗談はやめてよ、あきねえ」
ともひろが吐き出したその言葉は、私を一瞬にして青ざめさせた。
「……え……?」
唇が震えて、上手く声が出ない。
「あきねえ。僕は今は……これからも……」
言わないで。
耳を塞ぎたい。
「女の子、興味が無いんだ」
… あ 。
「………んん…」
……なんだ、夢か。
久し振りに夢を見た気がする。
とても、思い出したくない夢。
「…確か、今日、入学……………入学式!!!」
体を思い切り叩き起こす。
あくびより時計を探すことに集中する。ええと、、。
勢いよく目覚ましを見る。
「…何だ、1時か
え?1時?
1時いいいいぃぃい?!?!?」
体に鞭をしながら、学校へ行く準備をして、階段をドタドタ降りる。
「おかぁーさーん!何で起こしてくれなかっ………」
……お母さん、ソファで絶賛お昼寝中だった。
しかもめっちゃ気持ち良さそう。
「…もう」
お母さんを無視して、玄関を飛び出した。
「いってきまーす!」
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