ギャグ特化異世界ライフwith妖精
10 今日はドン勝だ!
前回があまりにも面白くないのでこれからは1話につき2回くらい「ふふっ」ってなるように頑張ります。
ワンちゃんズ達から逃げた後は私は限界だった。しかしなぜか平気なシロちゃんは「水でも飲んで」とこれでもかと言う程に水を出しまくる。私は横になっているので顔の前に出してもらうと狙いすましたように鼻にしか入らない。私が顔をしかめながら「もうちょっと飲みやすいように出して」と頼むとシロちゃんは水球を出して顔の前に近づける。しかし当然のように加減を間違え顔面に張り付き息ができない私はそのまま私の意識は消沈。
意識を取り戻した私は開口一番
「下手すぎか!」
と、言うもシロちゃんは
「冗談だよ〜」
と言う。
なるほど、確かにこの世界には魔法があるので最悪魔法で何とかなっちゃうんですねわかります。
しかしながら、親近感という意味で受け取ればなかなかよい関係になりつつあるかもしれない。思えばこの世界にやって来てからまだ24時間も経っていない。と思う。この星が何時間周期か知らんけど。ちなみに、こちらに来たのはお昼過ぎくらいだった。死闘も繰り広げたしね!まぁ私しか戦ってない上に、私も戦ったとは言い難いけどね!
「まぁこの世界の冗談の基準を知らないから何とも言えないけど、折角だから私からも水を飲ませてあげるよ!」
「桜が寝てる間に飲んだからいらなーい」
こ、こいつやりおる……。
しかし、こちらに向けてくる笑み(暗黒微笑)があまりにも可愛いのでついつい許しちゃう。全く、恐ろしい子!
「あ、こっち来て。いいもの見つけたから!」
シロちゃんは話を遮るように何かを見つけた方角へと行ってしまう。
あぁ、どうか行かないで!
「ほら、これ。どうよ。」
そう行って見せて来たのは舗装はされていないが馬車?の車輪の痕だった。
「有能!」
思わず撫でると、シロちゃんは可愛らしく「えへへ」と言う。あぁああ!かわいすぎるうぅうう!食べちゃいたい!
馬車痕をたどる道すがらこんなことを聞いて来た。
「そういえば、さっきはどこに行ってたの?」
「いやさあ、探知魔法的なので敵っぽい反応があったから(以下略)」
「なるほど〜、だからあんなに必死そうだったんだね」
「というか、この世界の生き物は全部灰に還るの?食料は?どうなってるの?」
「それなら、アイテムボックスの中にあr」
「アイテムボックス!」
すると、さっきまで何も反応しなかったのに「パッ」っと、実際には効果音はなかったけど瞬間的にアイテムのリストが現れた。
そして最上段には『小型魔獣の肉』があった。
「なんて分かりにくいシステムなんだ!」
そういいつつも肉を取り出し、思った。
「これどうやって調理するの……?」
一応血抜きはされていて毛皮も剥がされている。しかし骨や内臓はそのままで、首から上も付いている。
「ねぇ、これどうやって解体……って何で目隠ししてるの?…まさか『グロテスクなのは無理です!』とか言わn」
「グロテスクなのは無理です!」
「ああ、やっぱり?知ってた。」
「ていうかサクラこそ何で平気なの!?」
「え、そりゃあ海外産の18禁ゲームを規制なしでやってたからかな?」
「何の話か分からないよ!」
「ま、まぁとりあえずこの肉をどうするか何だけど、どうやって調理するの?調理は私がやるから。」
まぁ料理なんて調理実習でしかやったことないけど。ついでに言えば火を使った調理は全部他の班員に任せてたけど。
「わ、分かんないけど内臓を抜くんじゃない…?」
「私刃物持ってないんだけど……」
「案外魔法でなんとかなるんじゃない?」
「え…そんなに魔法って多岐にわたって使えるの?」
言いつつ使ってみる。
「えっと、とりあえず、斬れろ!」
首から上は食べたくないので切り落とす。…やばい、魔法超便利。
とりあえず、腹を割いて内臓を取り出す。……くっさ!ゲロみたいな匂いするんだけど……。おぇえええ!キッツ!
なんとか内臓は取り出し速攻で埋めた。
ちなみにシロちゃんは意識を放棄した。…この子いっつも気絶してんな。
やっとこさ解体を終えたので適当に肉を切った。
適当に拾ってきた棒に水を通してから肉を巻きつける。後は炎魔法で炙って完成。そして冷ます暇もなくガッツリ食べる。
いやさあ、空腹は最高のスパイスって言うじゃん。ホントにそう思うよ。脂も少なくて食用でもないのにめっちゃうまいわ。
「ふはぁぁああ……」
変な声出た。
まぁ、この世界に来て初めての飯だし仕方ないね。ていうか、初めての食事がこんなにみすぼらしい異世界転生者なんて私が初めてではなかろうか
そして、自分一人でで食べ尽くしてしまったら気絶している人に怒られそうなので肉を焼く合間に起こしておく。まぁ、一人で食べ尽くせる量でもないんだけどね。
そうして食事を終えた私たちは改めて街に向かい始めた。
ワンちゃんズ達から逃げた後は私は限界だった。しかしなぜか平気なシロちゃんは「水でも飲んで」とこれでもかと言う程に水を出しまくる。私は横になっているので顔の前に出してもらうと狙いすましたように鼻にしか入らない。私が顔をしかめながら「もうちょっと飲みやすいように出して」と頼むとシロちゃんは水球を出して顔の前に近づける。しかし当然のように加減を間違え顔面に張り付き息ができない私はそのまま私の意識は消沈。
意識を取り戻した私は開口一番
「下手すぎか!」
と、言うもシロちゃんは
「冗談だよ〜」
と言う。
なるほど、確かにこの世界には魔法があるので最悪魔法で何とかなっちゃうんですねわかります。
しかしながら、親近感という意味で受け取ればなかなかよい関係になりつつあるかもしれない。思えばこの世界にやって来てからまだ24時間も経っていない。と思う。この星が何時間周期か知らんけど。ちなみに、こちらに来たのはお昼過ぎくらいだった。死闘も繰り広げたしね!まぁ私しか戦ってない上に、私も戦ったとは言い難いけどね!
「まぁこの世界の冗談の基準を知らないから何とも言えないけど、折角だから私からも水を飲ませてあげるよ!」
「桜が寝てる間に飲んだからいらなーい」
こ、こいつやりおる……。
しかし、こちらに向けてくる笑み(暗黒微笑)があまりにも可愛いのでついつい許しちゃう。全く、恐ろしい子!
「あ、こっち来て。いいもの見つけたから!」
シロちゃんは話を遮るように何かを見つけた方角へと行ってしまう。
あぁ、どうか行かないで!
「ほら、これ。どうよ。」
そう行って見せて来たのは舗装はされていないが馬車?の車輪の痕だった。
「有能!」
思わず撫でると、シロちゃんは可愛らしく「えへへ」と言う。あぁああ!かわいすぎるうぅうう!食べちゃいたい!
馬車痕をたどる道すがらこんなことを聞いて来た。
「そういえば、さっきはどこに行ってたの?」
「いやさあ、探知魔法的なので敵っぽい反応があったから(以下略)」
「なるほど〜、だからあんなに必死そうだったんだね」
「というか、この世界の生き物は全部灰に還るの?食料は?どうなってるの?」
「それなら、アイテムボックスの中にあr」
「アイテムボックス!」
すると、さっきまで何も反応しなかったのに「パッ」っと、実際には効果音はなかったけど瞬間的にアイテムのリストが現れた。
そして最上段には『小型魔獣の肉』があった。
「なんて分かりにくいシステムなんだ!」
そういいつつも肉を取り出し、思った。
「これどうやって調理するの……?」
一応血抜きはされていて毛皮も剥がされている。しかし骨や内臓はそのままで、首から上も付いている。
「ねぇ、これどうやって解体……って何で目隠ししてるの?…まさか『グロテスクなのは無理です!』とか言わn」
「グロテスクなのは無理です!」
「ああ、やっぱり?知ってた。」
「ていうかサクラこそ何で平気なの!?」
「え、そりゃあ海外産の18禁ゲームを規制なしでやってたからかな?」
「何の話か分からないよ!」
「ま、まぁとりあえずこの肉をどうするか何だけど、どうやって調理するの?調理は私がやるから。」
まぁ料理なんて調理実習でしかやったことないけど。ついでに言えば火を使った調理は全部他の班員に任せてたけど。
「わ、分かんないけど内臓を抜くんじゃない…?」
「私刃物持ってないんだけど……」
「案外魔法でなんとかなるんじゃない?」
「え…そんなに魔法って多岐にわたって使えるの?」
言いつつ使ってみる。
「えっと、とりあえず、斬れろ!」
首から上は食べたくないので切り落とす。…やばい、魔法超便利。
とりあえず、腹を割いて内臓を取り出す。……くっさ!ゲロみたいな匂いするんだけど……。おぇえええ!キッツ!
なんとか内臓は取り出し速攻で埋めた。
ちなみにシロちゃんは意識を放棄した。…この子いっつも気絶してんな。
やっとこさ解体を終えたので適当に肉を切った。
適当に拾ってきた棒に水を通してから肉を巻きつける。後は炎魔法で炙って完成。そして冷ます暇もなくガッツリ食べる。
いやさあ、空腹は最高のスパイスって言うじゃん。ホントにそう思うよ。脂も少なくて食用でもないのにめっちゃうまいわ。
「ふはぁぁああ……」
変な声出た。
まぁ、この世界に来て初めての飯だし仕方ないね。ていうか、初めての食事がこんなにみすぼらしい異世界転生者なんて私が初めてではなかろうか
そして、自分一人でで食べ尽くしてしまったら気絶している人に怒られそうなので肉を焼く合間に起こしておく。まぁ、一人で食べ尽くせる量でもないんだけどね。
そうして食事を終えた私たちは改めて街に向かい始めた。
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