まっくらのよるに

ところぽっけ

まっくらのよるに 第3話:わたしの肉がすきなの?

ガブは焦ったのか分かりませんが寝たふりをしてしまいました。
するとメイは
「わたし…食べていいですよ。どうせいつか死ぬんですから。」
メイは2人で不足したことを忘れてしまったのです。
そしてガブがはね起きました。
ガブは、
「この前!私は食べないならもっと話してもいいんですけど。」と、
メイが言っていたことをガブが言ったのでメイが
「はっ!」と、
目を覚ましました。
メイは、
「ごめんなさい寝ぼけてました。」
でも、メイは不思議そうにいました。
「ガブはオオカミだから私の肉が好きなんじゃないの?」
とメイは言いました。
ガブは、
「俺はオオカミだけど俺だけあんま食べないから安心しろな。」
と思いっきり言いました。
本当はガブが1番ヤギの肉が好きでした。
すると、ガブは、
「メイは何が好きなんだ?」
メイは
「私は草が好きなので今はすごく幸せです。」
ガブも
「それはよかったですね。」
2人はまた歩いていきました。
すると森が見えてきました。
2人はくっつきながら歩いていきました。
すると、ガブのお腹が森に入る前になりました。
「グーーー」
すると、メイが
「オオカミだけどヤギの肉を食べないなら何を食べるんですか?」
と聞いてきました。
ガブはすごく考えました。
そして
「俺は…俺も…草が好きだ…」
ガブは一回も草を食べたこともないのに言ってしまいました。
その時、オオカミ軍団が現れてメイがオオカミ達に食べられてしまいます。
ガブが
「メイを食べるなら俺を食べろ。」
と言いました。
でも、もうメイはオオカミ達のお腹の中です。
それからもうガブは1人で旅を続けました。
一匹狼という言葉はもしかしたらこのヤギとオオカミの友情の物語から生まれたやさしいオオカミの事だったのかもしれませんね。


コメント

コメントを書く

「童話」の人気作品

書籍化作品