炎獄のナイトクラッシュ
幕間 〜世界と世界の狭間〜
これは異世界へと潜っている途中のお話。
「おーい、みんな、大丈夫か?」
「えぇ、私は。」
「大丈夫です。」
「同じく。」
「良かった。とりあえず、全員無事のようだな。」
「ところで東藤君、ここってどこなのかな。」
確かに。見渡す限り果てしなく遠くまで続く漆黒の闇。一体何処なんだよ!
「まぁ、何はさておきここは進むべきなんじゃないか。他に案がある訳でもないからな。」
そう言って俺らは歩き始めたのだが。そう簡単に上手くもいかない。この前後左右すらまともに分からないような、暗闇の中でありまして。
「そうね。本当に進みづらいわね。」
だから超能力!こんな場所でも出来るのかよ!
って言ってまた歩き始める。すると、今度は、
「疲れましたー。もう、駄目〜。」
三波のネガティブ発言を今日俺は初めて聞いた。なかなか、これもいいな。
とか、言ってる場合でもなさそうだ。確かに俺も足が棒になりそうだ。
「そうね、流石の私でもなかなか、疲れたわね。そろそろ休息が必要かしら。」
「妙ですね、おかしいです。私が前回来た時はこんな感じではありませんでした。」
「何だって!それは本当か!何故それを早く言ってくれないんだ、エリーヌ。」
ああ、最後はもう怒鳴る気力もなかった。
「はい、前回来た時は直接、異世界へと入る事が出来ました。」
じゃあ、何故俺らは…
「何処かで、はぁ、道をぉ、間違えてしまった、はぁ、とかですかね、はぁ。」
三波をこれ以上喋らせると、本当にヤバそうだ。
「否、違います。おそらく、潜る前のあの、複数人同時使用可能の装置に何か不具合があったのだと思います。」
じゃあ俺らは今後、どうなることやら。
と、思ったや否や。
途端に突如として現れたのは、紛れもない、一筋の光!
「見て下さい!光です!」
ああ、エリーヌ、悪いが、全員がその謎の光を熟視しているようだが。
と、言おうと思った方が早いか、俺らはその謎の光の中へと吸い込まれていった。
「おーい、みんな、大丈夫か?」
「えぇ、私は。」
「大丈夫です。」
「同じく。」
「良かった。とりあえず、全員無事のようだな。」
「ところで東藤君、ここってどこなのかな。」
確かに。見渡す限り果てしなく遠くまで続く漆黒の闇。一体何処なんだよ!
「まぁ、何はさておきここは進むべきなんじゃないか。他に案がある訳でもないからな。」
そう言って俺らは歩き始めたのだが。そう簡単に上手くもいかない。この前後左右すらまともに分からないような、暗闇の中でありまして。
「そうね。本当に進みづらいわね。」
だから超能力!こんな場所でも出来るのかよ!
って言ってまた歩き始める。すると、今度は、
「疲れましたー。もう、駄目〜。」
三波のネガティブ発言を今日俺は初めて聞いた。なかなか、これもいいな。
とか、言ってる場合でもなさそうだ。確かに俺も足が棒になりそうだ。
「そうね、流石の私でもなかなか、疲れたわね。そろそろ休息が必要かしら。」
「妙ですね、おかしいです。私が前回来た時はこんな感じではありませんでした。」
「何だって!それは本当か!何故それを早く言ってくれないんだ、エリーヌ。」
ああ、最後はもう怒鳴る気力もなかった。
「はい、前回来た時は直接、異世界へと入る事が出来ました。」
じゃあ、何故俺らは…
「何処かで、はぁ、道をぉ、間違えてしまった、はぁ、とかですかね、はぁ。」
三波をこれ以上喋らせると、本当にヤバそうだ。
「否、違います。おそらく、潜る前のあの、複数人同時使用可能の装置に何か不具合があったのだと思います。」
じゃあ俺らは今後、どうなることやら。
と、思ったや否や。
途端に突如として現れたのは、紛れもない、一筋の光!
「見て下さい!光です!」
ああ、エリーヌ、悪いが、全員がその謎の光を熟視しているようだが。
と、言おうと思った方が早いか、俺らはその謎の光の中へと吸い込まれていった。
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