2次元脳のポタクがラノベ的超展開に巻き込まれ異世界に行き必死に頑張る物語

黒月

2話 ついに異世界!そこに待つのは…?

神を超えた災害アンノウン・ディザスター???」
俺は魔神レイグに言われた言葉にオウム返しで答える。

『あぁ…まぁそうだな、お前があちら、、、で呼ばれている呼び名で呼んでみたが本当は関係ねぇんだよ。これから話すことはな?』
(あちら、、、?関係ない?どういう事だ?)
『まぁ話したい事はだな…つまりお前のチート能力選びの事だ!』
レイグは胸を張り得意げな顔をして言う

「チート能力ぅ?!!」
(え?ってことはあれだよな?異世界で魔物を無双狩りして金銀財宝やらハーレムとか出来ちゃう人生勝ち組√まっしぐらな奴だよなァ!)
そんな俺の思いも知らずにレイグは喋っていた。

『あぁ…だがチート能力でも人を選ぶからな?
おもに使う奴の能力が高ければ高いほどチート能力が低くなる…って聞いてんのか?オイ』
「はっ?!あぁ!聞いてるさ!さっさとチート能力ください!」
もちろんレイグの言葉はほとんど聞いてなかった。時たま聞こえる『チート能力』という単語だけが俺の頭の中を輝いて聞こえていた。

『いや…絶対聞いてな…はぁ…まァいいか…』
レイグは呆れ気味に言うと手を上に振る。
すると上から6枚の蒼く光る紙が真っ直ぐに降りてきた
『さ、この中から選べよ。お前に合うやつがあるかもだぜ?』
俺は無作為に蒼く光る紙を取り見る。
そこには



能力【器用】

ランク【S+】

小物作りの能力
ランク事に作れる範囲が広がる。
高ければ高いほど早く精密に作れる。



「は?」
俺は笑顔で困惑した。
俺の思っていたチート能力とは全く別次元の物を見てしまった気がする。

『は?』
対面にいるレイグも俺と同じ事を言った。
(いや、お前も中身知らないんかい…)
『いやいや…え?チート能力で…器用???』
「なぁ…チート能力って…なんだろな…」
俺は少し遠くを見た。真っ黒で…まるで…俺の未来のような黒を…

『いや、まてまてまてそんな絶望した顔をするな!』
「だって器用だze!?チート能力でこんなのはねェだろ!」
『まァそうだが…いや…まだ5枚もあるだろ!判断はその後にしよう…な?』
「ぉ…おう…まだあるもんな!チャンスはまだ残ってんだ!オラァ!こいやァァァ!!!!」

俺は声を上げながら蒼光りする紙を勢い良く引き抜く。



スキル【隕石・流星群】

ランク【EX+++】

世界を滅ぼす禁忌のスキル
使った者諸共吹き飛ばし全てを殺す
ありとあらゆるモノを壊し尽くす悲しみの星



「えぇ…(ドン引き)」
(これは重い…重すぎるよ…しかも人生リセマラ用だろ…つまり使えねぇよ…)
俺がそう思っている内にレイグが紙を取ってこちらに見せてきた。
『あの…これ、回収してもいいか?流石に危なすぎる…』
「あぁ…そんな物騒なもん持ちたくも無いよ…」

「しゃァ!もうめんどいから残りまとめてやるぜ!」
俺は未だ空中に浮いている4枚の蒼光りする紙を一斉に引く。



アイテム【無限収納ボディバック】

ランク【S+】

無限に収納でき、任意で取り出せる優れもの
入りさえすれば何でも詰め込める。
それが液体でも気体でも。



能力【金回り】

ランク【A-】

裕福な暮らしが一生続く程の金が常に出来る。
引き継ぎ可能な能力



能力【スキル全取得】

ランク【S】

ありとあらゆるスキルを使えるようになる
汎用性があり利便な能力



スキル【変化】

ランク【A】

自分の好きな様になれる。
周りさえも変え好きな世界を作ることも



「おぉ!いいほうじゃないか?!これは!」
『いや…前のが悪かったせいで感覚狂ってるんじゃないか?お前…』
レイグが茶々を入れるが別に気にしない。
いや、まぁちょっとは気にするが…
「うーん…どうしよ…この中だとどれがいいかな…?」
俺はチート能力について少し考える。

先ずは無限収納ボディバックだ。
入ればなんでも収納出来るって所が魅力的だしかも任意で取り出す事が出来るのも。

次に金回り。
楽して暮らせるっていいよね…
「あっでも金ならめっちゃあるわ…」

次に魅力的なスキル全取得だ。
取得できないスキルもあるはずだ、この文だと
汎用性って所が惹かれる。

最後は変化だ。
はっきり言うとこれはあまり要らない。
別に変わりたいとも思わないしな。

よって2つに絞る
無限収納ボディバックかスキル全取得だ。
うーん悩む、でもバックはアイテムだから常に
持たなくちゃ行けないしな…スキルは持たなくてもいい奴かな…?

「なぁ、スキルって奴は携帯式なのか?アイテムも」
『まぁ2つ共携帯式みたいな感じではあるがな
ただスキルは携帯式にも出来るしその逆も然りだアイテムは物だから携帯式だがな』

スキルは携帯式も非携帯式も出来るのか…
(うーんどうしよ…悩むなぁ…)
「スキル…にするか…」
やはり汎用性とかそういった言葉に弱い俺である
俺はレイグの方に向かい一枚の蒼光る紙を突き出し言う。

「スキル全取得にします!」
『それでいいんだな?』
レイグは俺の言葉を確認する
「あぁ!これがいいんだ!」
するとレイグは俺の方に来て紙を手に取った。

『じゃ、能力配布するぞ。背中向けろ』
俺はレイグの言葉に従い背中を向ける。
レイグは俺の服に手をかけ捲り上げる
「ってなにしてんのぉ?!!」
『うるせぇ!オラァ!』
レイグは服を捲り上げた俺の背中に紙を叩きつけた。

その紙は俺の背中に張り付き、スゥ…と背中の中に入り込むように消えた。
まるで別の何かが入り込んで来る感じがした。
レイグは俺の服から手を離した。
「なっ?!なんだァ!?今のは?!!」
俺は背中を触り確認する。
『さっきのがチート能力の配布儀式みたいなもんだ。』
「マジかよ…でも女性とかなら不味いんじゃないか?このやり方は…」

レイグは呆れたように言う
『やる訳ねぇだろ、基本的にはこんな方法使わんからな。普通は術を併用して配布儀式を行うんだがな、さっきのやり方だとそんな小細工も要らないし楽に能力配布できんだよ。』
「それは俺が普通じゃないって事か?」
俺は意識高めの疑問を投げた。
『なわけあるかよ、面倒だからやっただけだ。』

「そっか」
恥ずかしいな。
『じゃあ次に個人登録するからな』
「個人登録?」
『あぁ、異世界に行くんだ。国籍みたいなもんだよ。存在を示す奴だ。』
するとレイグはおもむろに服に手を突っ込み
紙とペンを取り出した。
『まずは携帯式か非携帯式どっちがいいんだ?』
「じゃあ携帯式で、」
レイグは紙に何か書き込んでいく
『次、えーレベル式かステータス式どっちがいい?レベル式は能力が勝手に上がっていってステータス式は自分で配分を決めれるモンだが?』
「あーステータス式で、」
自分好みの強さっていいよね!
レイグはまたしても紙に書き込みペンを服に戻した。
『ん、じゃあやるぞ。右手か左手どっちかだせ。』
俺は左手を掌を上にし出した。
レイグは書き込んだ紙を右手の人差し指に巻き付けた。
『個人登録開始、神の名をかけ存在を示す。
神の全認により代表者 魔神レイガスト・グルヴォーン が執行する。』
レイグが言い終わった瞬間レイグの人差し指に巻き付けられていた紙が小さくなり何かの文字が円状に蒼く輝きだす。
レイグは俺の左手を堅く持ち人差し指を俺の左腕に当てて伸ばした。

痛みは無く俺の左手の付け根から14cmほど腕の裏に蒼い縦の線が引かれた。
「これで終わりか?」
『いや、少しステータスを見せてくれ』
「って言われてもどう見せたらいいかわかんないんだよ…」
『その線をなぞれば出てくるさ。』
俺は言われた通り左から右へ線をなぞる。
すると蒼い輝きが四角の形として現れた。
「ほへ〜これがステータスか…」
俺はステータスを見る



<名前・木月>

<年齢・15歳>

<種族・人間>

<性別・男>

<職業・冒険者>



基礎ステータス
<筋力・116>

<敏捷・216>

<耐久・154>

<魔力・197>

<妖力・175>

<聖力・0>

<神力・0 (:???)>



能力

<戦闘直感・A>
<戦闘感覚・A>
<痛覚緩和・B>
<自己暗示・S+>
<魔力操作・A->
<自己修復・B>
<格闘・A>
<スキル全取得・S>



スキル

<転移・S>
<強化・S>
<回復・S>
<魔術・S>
over



魔法

<闇魔法>
<黒魔法>
<影魔法>
<精神魔法>
<水魔法>
<風魔法>
<炎魔法>
<火魔法>
<土魔法>
<力魔法>



神話

<起源神話・開祖>
<独自神話・孤立>



俺はステータスを見て言う
「うん、強いのか弱いのかさっぱりだ。」
仕方の無いことだ。今までステータスなんてものはゲーム以外見たことないのだから。

「なぁ、これって強いのか?」
俺はレイグに尋ねるが答えてくれない。
俺は疑問に思いレイグの方に向く。
レイグは俺のステータスをじっと真面目な顔で見る。

『ん?あぁすまん、で?なんだ?』
「いや、これが強いかどうか聞きたいんだが…」
『…基礎ステータスは高い。レベル式だと20くらいなものだ。たまにこういうステータスの奴もいる、だけど…』
レイグの言葉が詰まる。

「だけど?」
『だけどそいつ等は1つがバカみたいに高いんだ。他のステータスは平均くらいなのにな』
「ふーん…平均ってどれくらいなの?」
『全てのステータスが20前後程だ。神力は持っている者自体少ない。』
「ならめっちゃ強くない?」

『あぁ…強いは強いが一点突破式じゃないんだ。
一点突破式の奴らは1つのステータスが1000以上ある。それと比べるとお前は決め手にかけているとも言える。要は中途半端みたいな感じだ。でもな、それは置いといてお前のステータスは狂ってるんだよ。聖力が0だなんて見たことないし黒魔法なんて魔法も知らない…成り上がりだとしても神である俺がだ。それに何だこの<神話>って奴は!確かにお前は神を超えた災害アンノウン・ディザスターと言われ超越者以上だったかもしれん。しかし…しかしこれはなんだ…世界を始めたというのか…!』

レイグは半ば俺に怒鳴るような口調で話し、怨むような目で俺を見てきた。
「ちょ、ちょっと待てよ!本気で怖いからやめてくれ!ステータスについては俺自身が聞きたいくらいなのに勝手に話しを進め無いでくれ!」
するとレイグは目を下に向けた。
『あぁ…そうだな…すまん…』
レイグは顔を俯かせ謝罪した。

「いや、いいんだ。何があったのかわからんが
俺はそんな大層なもんじゃないと思うぞ?」
レイグは真面目な顔になり俺にキッパリと言ってきた。
『いや、お前は神を超えた災害アンノウン・ディザスターだ。それだけははっきりとしているんだ。』

俺がその言葉に気遅れしていると上から光が
伸びてきた。
『ん…もう迎えか…』
「あれで帰れんのか?」
レイグが頷く。
『あぁ、後は異世界…というより乗った汽車に戻るだけだ。』
「ならあんたとはここでお別れだな」
『まァな、基本合うことはないと思うがな。』
その瞬間またしても俺の意識は途切れた。



『ふぅ…』
木月が戻った後、レイグは大きなため息をした。

『まったく…何なんだ…アイツは…』
レイグは左腕を振って椅子を出現させもたれ掛かるように座る。

『超越者以上の存在、法を捻じ曲げる災害…か』
(しかし、分からない…ほとんどのランクが高位な上に存在の分からない黒魔法、神力の隣の(:???)の数字。何よりあの神話とか言うステータスだ。)

レイグは木月のステータスの一部を思い出す。



神話

<起源神話・開祖>
<独自神話・孤立>




神を超えた災害アンノウン・ディザスター…か…』
レイグは上を見上げる。
まるで呆けたように。





どうも、作者の黒月です。
最近創作意欲が湧いて書き続けてます。
これからも書き続けていきたいなと思ってますのでよろしくお願いします!(見てくれてありがとう!)

では次回予告を
次回はやっと異世界です。
タイトルに入ってるのに全然登場しなかった。
異世界がやっとです。
さて、木月君は異世界でどんな風になるのでしょうか。お楽しみに!




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