異能ガチャと勇者逃亡生活
ボロボロ武器屋
フェ「無理なんだって。」
樹「まじか。」
そんな会話と共に樹達は落胆する。
今、樹達は船乗り場に来ていた。なんと船は予約できるらしく数日後の予約を取ろうとしたのだ。そこで大陸を渡る船を探しに来たのだが………
フェ「まさか海竜大行進がかさなるなんて………」
そうちょうど樹達は海竜大行進(通称:海竜パレード)に当たっていた。
海竜大行進とは何年かに一回、同じ道を多くの海竜が通ることから海竜大行進と名付けられた。
樹「まあ、無理して通ったら殺されるしな。」
海竜は竜種だ。ゲームでよく竜種は最強クラスだが、この世界でも竜種は最強クラスの魔物だ。
そうじて一番低いランクでもBBクラスだ。
そしてその中で一番厄介とされるのが海竜だ。
海竜は海に生息しているが人間は陸だ。海を得意とされる海竜を海で仕留めるのは難しい。
それでいて海は陸より弱肉強食なので海竜は他の竜種より強い。
樹「仕方ないか。まぁ急ぎじゃないしいっか。観光も数日じゃあ足りなそうだったし、ちょうどいいか。」
フェ「そうだね。息抜きにもなるし。」
こうして樹達はしばらくはこの漁業と商人の都市アトラに留まることになった。
「いらっしゃい、いらっしゃい」
「安いよ!安いよ!」
樹達は商店街に行くとそこは凄く賑わっていた。
フェ「ヘブンも凄かったけどここは凄すぎるね。」
樹「あぁ。凄いな。」
樹達は商店街に来てまずやりたいことそれは
樹「いい武器があるといいな。」
樹の武器を探しに来たのである。
フェ「そうだね。ここは商人の都市でもあるから良いのはあると思うんだけど……」
そう言って樹達は武器屋を見渡す。
樹「ん?」
すると樹はあるお店を見つけた。他の店は綺麗で活気があるのにそこはボロボロの店。活気も感じない寂しい店。
フェ「どうしたの?」
樹「あの店に行こう。」
だが樹は何故か魅せられた。そしてその店に行きたくなったのだ。
フェ「えっ!ここ?」
樹「そうだよ。すみませーん。」
フェンは行きたく無さそうだが樹は構わず入っていった。
そこは剣が無造作に置いてあった。強盗に入られたのかと勘違いしそうなぐらいに。
樹は無造作に置かれている剣を避けながら剣を見ていく。
樹「刀?」
そして見つけたのが刀。ベースが黒色。装飾は白色でできており、装飾はただ線が書いてあるシンプルな装飾だ。
刀を抜いてみると刃はまるで真珠のような美しさがありまるで芸術のようで見とれてしまう程だ。刃こぼれはなかった。
樹「この刀は……」
?「気に入ったか?小僧。」
いきなり声をかけられ後ろを見るとそこにはヤンキーのような厳つい顔の男が立っていた。
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