異能ガチャと勇者逃亡生活

バーニー

絶対絶命と絶望

フェン視点です。


 最強の魔王の幹部傲慢のヘルエル。

 私達の前に現れた。その事により私達は絶望に包まれた。

ヘル「ん?なんだ?まさか私の名前を聞いて絶望でもしたか?」

 ヘルエルは不思議そうな表情で私達を見る。

ヘル「ふむ。つまらん。ならもっと絶望を与えてやろう!」

フェ「!!みんな逃げて!!」

 ヘルエルにの右手に物凄い魔力が集まるのを探知し警告をした瞬間……

 ズッッッッドドドドン

 私の隣で爆発音がした。
 私は隣を見ると……
 オトメさんの部下の頭がなかった。
 数秒後首から噴水のように血が出てきて私を血に染める。

フェ「ヘルエルルッッ!!」

 私の怒りが恐怖を塗りつぶしてヘルエルを斬りかかる。
 だか……

ヘル「乱暴だな。まるであの方のようだ。」

 ヘルエルは私の剣を容易く躱す。そして

ヘル「女!怒りに飲まれては後悔するぞ!」

 そう言って私を殴りつける。すると20メートル吹っ飛ぶ。

オト「フェンちゃん!」

フェ「うぅぅ」

 フェンは朦朧としながらぎりぎり意識を保つ。

ヘル「ほう。今ので気絶しないか。やるではないか。」

 ヘルエルは拍手をした。

ヘル「さて、目的をまず達成するか。」

 そう言うとヘルエルは手をかざして

ヘル「出てこい悪魔共よ!」

 そう言って数秒後ヘブンから悲鳴が………

フェ「ま………さ……か…!」

ヘル「さぁ悪魔達よ暴れろ。だがーーだけは殺すな。こちらに来させろ。」 

 ヘルエルがそう言うとより一層ヘブンで悲鳴が聞こえる。

オト「まさかヘブンに悪魔が!」

 そうヘブンにヘルエルは悪魔を召喚したのだ。
 私は朦朧としながらも意地で立ち上がりヘブンに向かう。

フェ「住民を……助けないと……」

ヘル「そうはさせない。行け!」

 今まで動かなかったヘブンに攻めてきた魔物達がまた攻めてきた。
 そのせいで私達は魔物達の相手をしてヘブンに迎えなかった。


 そして魔物達を全員倒しヘブンに入ったときには住民は全て殺されていた。
 悪魔は役目が終わったからか消えていた。

オト「そんなぁ………」

フェ「…………」

 オトメやその部下は膝をつき絶望していた。
 私は何も言えなかった。

ヘル「ふむ。目的が達成できなかった。確かにここのはずなのだが………」

 元凶のヘルエルは不思議そうな表情をしながら考え事をしていた。
 オトメ達はそんなヘルエルを見て怒った表情をしてヘルエルに攻撃をした。

オト「この!この!この!この!この!この!」

フェ「はあ!」

 私も気づけば攻撃していた。
 そんな私達を見てヘルエルは何故か悲しそうな表情をしていた。

ヘル「怒りに飲まれたか……まぁ元凶は私だが……まあいい。ひと思いに一撃で……!!」

 ヘルエルはこんどは驚いた表情で私達の後ろを向いた。
 すると、

ヘル「ぐは!」

 次の瞬間ヘルエルが切り裂かれた。
そして同事に見たものそれは

樹「絶剣神王!!」

 樹だった。






 



 

 

 

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