サブキャラですが世界と戦います

夜桜

何してんだ日本



2225年。三年前の2222年に殆どの高校生(10000人中1999人)が能力を発症させた。

政府は能力を持った人のことを能力者。持っていない人のことを無能者。そして能力が使えるようになることを発症と呼ぶことに決めた。

初めは戸惑い、能力を病気と仮定して「発症した」などと呼んでいたが流石?オタク大国日本。どの国よりも早く能力者に適応し、法を整えた。

しかし、名残などはあり「能力が発症する」という「発症」という言い方は能力者への恐れも含まれているのか消えることもなく、結局は法律でも発症となってしまった。

政府は能力者を脅威とみてへこへこ頭を下げて殆どのこと(殺人ですら3桁に行かなければ注意だけなど)を許すことにした。

そして能力者の中では無能者いじめ(と呼ぶには更に酷いこと)が多発。自殺が多数発生した。

しかし、無能者でも高校三年生になるまでに希に能力が発症することがわかり、政府はいじめは許容したが殺すこと、また自殺することを禁じた。

しかし、禁じるだけではする人がいる。なので政府は無能者が自殺した場合家族などに罰を与えることにした。このことにより自殺は激減したが高校生には荷が重く、発症しても気が狂ってしまう人も多数いた。

このようなことが起きる中で日本は様々なことを恐れ、引きこもり性質かわからないが国、市ごとに細かく分裂した。

そして能力者の法律を建前だけではあるが整備した日本は多くの国に真似された。それにより世界で「命」の価値が軽くなり始めている。そして、その筆頭はかつて最も平和と謳われた人日本である。

これにより、世界では能力の発症が遅く、いじめの標的となった人たちが能力を使ってデモや反乱を起こし始めた。

世界はデモや反乱に恐れをなし、法律の改変を話し合っている、が平和志向が残りあまりそういうことが少ない日本があまり乗り気ではない。

それによって日本の法律が元となっている他の国もなかなか一歩が踏み出せなく、世界情勢はどんどん酷くなっていく一方で無能者の怒りもどんどん加速するという負のスパイラルに陥っているのが今の現状である。

そしていよいよデモ反乱が起き始め、日本が慌て始めたが今までの手前引っ込みがつかなくなっているという、本当に日本なにしてんだ状態になっている。

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