シュガーランプ
ファンタジー

連載中:3話

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シュガーランプ

  • あらすじ

     
     人は死ぬとその身体は角砂糖になる。
     心臓が止まった瞬間に角砂糖へと姿を変えてしまう。
     
     亡くなると、その角砂糖をハンカチなどに包んでランプストッカーの元へ持っていく。
     角砂糖を保管、管理するのが仕事でランプストッカーの住居にはその街で生きていた人間の角砂糖が小瓶に入れられ、名前と生没年を明記したタグをつけ、保管されている。
     
     この世界には年に1度、角砂糖を少量削り、それに火を灯し香りを嗅ぐことで故人を弔う。
     この、火を灯す役割は、普段角砂糖の管理保管を行っているランプストッカーが行う。
     ランプストッカーという名称はここからついたとされている。
     
     
     これは、そのランプストッカーと、
     命を救われた少年の話。

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