こんな異能と職業で俺にどうしろと
日常の日々にてー
ー日常の日々ー    家・朝
ー眞田龍魅12歳・中学1年生・男ー
「ふあぁぁー、 学校かー」
俺は朝起きてからそんなことをあくび交じりに口に出していた。
週二日かの休みが終わり、これからまた五日間登校しないといけないと思うと体がだるくなるのを感じる。
そう思いながらも一階のリビングに降り、朝食を食べようと椅子にすわる。
「タツミー、早く食べないと遅刻するわよー」
お母さんはそう言って心配そうに俺の方を見る。
「フン、何か言ったか、この世界を滅ぼす者ぞ我にひれ伏すが……」
俺がセリフ言い終わる前に頭のてっぺんの方から強い衝撃を感じる。
「痛ってえぇぇ」
中二病ぽくカッコつけたらお母さんから一発、ゲンコツをもらいましたー。
はっきり言おう、マジで痛いんですけどー。
「はぁ、いいから早く食べなさいよー。てかあんた入学してから何回遅刻すんのよ」
と、呆れた感じでいってくる。
「フン、何を言っている遅刻などしたことあるはずがなかろう!言葉を選ぶんだな。さもなければ、俺の右腕にやどっているドラゴンがお前を……」
ーーゴン!
またしても頭のてっぺんから強い衝撃と痛みを感じる。
しかも、さっきよりも強いゲンコツを俺は受けてしまった。
俺は中二病の真似はやめようと心に固く誓った。
「まったく、誰に似たんだか」
そんなことをため息交じりに俺の方を見て言ってきたので少し考えてみることにした。
まぁ、はっきり言って似たのではなく影響されたんだけどね。
俺は心の中でそんなことを思う。
その中二病という悪影響を俺に与えた父親、眞田玄二はというと今は会社に出勤中である。
そして、つい先程俺にゲンコツを与えた母親、眞田姫夜はというと専業主婦である。
俺はもちろん学生だよ。
そして、一年前突然姿を消して今も行方不明となっている俺の妹、眞田由香
家族総出で探したり、捜索願いを出したりと色々やったが見つからなかった。
なんで見つからねぇんだよ……どこにいるんだよ……。
俺は俯きながらそんなことを考えていた、すると。
「暗い顔なんてしてどうしたのよ」
そこで俺は「はっ」となって顔を上げるとお母さんが心配そうな表情でこちらを見ていた。
「なんでもない」
俺はお母さんを心配させまいと、笑顔で答える。
部屋に戻った俺は学校に行く準備を始めた。
そして、自分の机の上に置いてある調べ物の数々に目がいく。
今もなお俺は妹の行方について調べている。
妹が自分からいなくなるのは考えにくい。
そして調べているうちに一つ分かったことがあった。
一年前のあの日、行方不明になった俺の妹の他にまだ行方不明になった人がいたということが分かった。
それも不思議なことに、いろんな県から行方不明者が出ていた。
妹はもうこの世にはもういないんじゃないかと思うこともあった。
それでも妹の死は、考えたくない。
そこでふと時計を見てみる、そこで少し固まってしまう。
「あ、あ……や、やばい遅刻かも……あああぁぁぁあ」
俺はバックを取り急いで玄関へと向かう。
そして大声で叫んだ。
「行ってきまーーーす!」
ー眞田龍魅12歳・中学1年生・男ー
「ふあぁぁー、 学校かー」
俺は朝起きてからそんなことをあくび交じりに口に出していた。
週二日かの休みが終わり、これからまた五日間登校しないといけないと思うと体がだるくなるのを感じる。
そう思いながらも一階のリビングに降り、朝食を食べようと椅子にすわる。
「タツミー、早く食べないと遅刻するわよー」
お母さんはそう言って心配そうに俺の方を見る。
「フン、何か言ったか、この世界を滅ぼす者ぞ我にひれ伏すが……」
俺がセリフ言い終わる前に頭のてっぺんの方から強い衝撃を感じる。
「痛ってえぇぇ」
中二病ぽくカッコつけたらお母さんから一発、ゲンコツをもらいましたー。
はっきり言おう、マジで痛いんですけどー。
「はぁ、いいから早く食べなさいよー。てかあんた入学してから何回遅刻すんのよ」
と、呆れた感じでいってくる。
「フン、何を言っている遅刻などしたことあるはずがなかろう!言葉を選ぶんだな。さもなければ、俺の右腕にやどっているドラゴンがお前を……」
ーーゴン!
またしても頭のてっぺんから強い衝撃と痛みを感じる。
しかも、さっきよりも強いゲンコツを俺は受けてしまった。
俺は中二病の真似はやめようと心に固く誓った。
「まったく、誰に似たんだか」
そんなことをため息交じりに俺の方を見て言ってきたので少し考えてみることにした。
まぁ、はっきり言って似たのではなく影響されたんだけどね。
俺は心の中でそんなことを思う。
その中二病という悪影響を俺に与えた父親、眞田玄二はというと今は会社に出勤中である。
そして、つい先程俺にゲンコツを与えた母親、眞田姫夜はというと専業主婦である。
俺はもちろん学生だよ。
そして、一年前突然姿を消して今も行方不明となっている俺の妹、眞田由香
家族総出で探したり、捜索願いを出したりと色々やったが見つからなかった。
なんで見つからねぇんだよ……どこにいるんだよ……。
俺は俯きながらそんなことを考えていた、すると。
「暗い顔なんてしてどうしたのよ」
そこで俺は「はっ」となって顔を上げるとお母さんが心配そうな表情でこちらを見ていた。
「なんでもない」
俺はお母さんを心配させまいと、笑顔で答える。
部屋に戻った俺は学校に行く準備を始めた。
そして、自分の机の上に置いてある調べ物の数々に目がいく。
今もなお俺は妹の行方について調べている。
妹が自分からいなくなるのは考えにくい。
そして調べているうちに一つ分かったことがあった。
一年前のあの日、行方不明になった俺の妹の他にまだ行方不明になった人がいたということが分かった。
それも不思議なことに、いろんな県から行方不明者が出ていた。
妹はもうこの世にはもういないんじゃないかと思うこともあった。
それでも妹の死は、考えたくない。
そこでふと時計を見てみる、そこで少し固まってしまう。
「あ、あ……や、やばい遅刻かも……あああぁぁぁあ」
俺はバックを取り急いで玄関へと向かう。
そして大声で叫んだ。
「行ってきまーーーす!」
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