「異世界来たけどスキル『神託』っと言う名の攻略ウェキ見て無双します。」

ノベルバユーザー189431

壊れスキル、『神託∞』!!!

【来てる来てる。効いているぞ。】
「良かった、魔物寄せのポーション液作っておいて良かった。」
[どうする?これじゃ匂いが切れるまで逃走劇が始まるけど。]
「迎えうつ。開けた場所に案内してくれ僕。」
【待て、出来るのかそんな事、】
「自分を信じろそれに・・」
〔感じるだろ?この仮初の優越感。さっきの罠でどれ程レベルが上がったか。〕
[確かめる余裕無いけど一気に上がって2桁はいってる。]
「さて、そろそろ無駄話は中断して・・・・現実と向き合おう。」
【[〔・・・・・・・・・・・ゴクリ〕]】
「GOGALALALALALALAAAAAAAAA!!!!!!!!!‼‼‼」
「【[〔ギャァァァァァァァァァアアアアアアアアアアア!!!!!!!〕]】」
真後ろ。この日この言葉の恐怖を知った。
「僕!!安全かつ最短ルートで戦いやすい場所に!!」
【ハイ!そこ斜め右!!】
「私!!逃げ切れる作戦!!」
[アイアイセッセー!!!]
「俺!!・・・・・まぁ最善を尽くせ。」
〔・・・・ヒドッ!!いやまぁやれること無いけどヒドッ!!〕
「自分、走れぇぇぇええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「GORUGALA‼」
熊の半開きの口先に黒い炎が集まり始める。
【!!ちょ避けて!!】
「え?はぁ!?」ガッ  カッ
横に転がった瞬間先程までいた場所が白と黒のブレスによって潰される。
「おうふぅ」
延長線上が抉れ一本の道が出来る。
(これ逃げ続けたら森無くなるんじゃね?)
【それだけじゃなくて隠れる事も出来ないよ。】
「・・・ここで迎え撃つしか無いか」
決心が伝わったのかこちらの様子を伺うデーモンベアー。
〔・・・武器になるか分からないけど・・この前のホーンラビットの別種の角。小刀に近い形だから〕
そう言われ根本が布で巻かれている小刀が手に落ちて来た。
〔無いよりましだ。〕
「・・・・・・」
(バッチリ行こうぜ!!でな。)
【[〔了解。〕]】
スイッチを切り替え目の前の魔獣に集中する。・・・・ーーーッチ
一瞬で両者共に動き出す。
「うおぉッ!!」
予想以上に速度があり、鼻先がかする様に避ける
【危なかったな、ステータスだけでも伝えるぞ。】
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九久路 彩永 レベル28
HP:198/208
MP:598/632
職業:『薬剤師7』『罠師10+』

ステータス
攻撃力:64
防御力:106
身軽さ:114
魔力:672
抵抗力:136
集中力:501
器用:315
運:21
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「いやこれでどうしろと。泣いていいか?」
レベルは凄い上がった。ある程度は強くなっただろうと予想はしていた、けど・・・攻撃力64ってどうしろと、当たってもかすり傷しかできないよ?
「無駄に集中力と器用が上がって・・・魔法も使えないのに魔力も高い。・・・どうすーーーー」
「GAGYAAAAAAAAAA!!!!」
木のような両腕が振り降ろされる。   ボゴンッ‼
5センチほど地が沈みキレイな熊手の穴が開く。
「糞!!!」 ガァン
小刀を振り下ろすが柔らかそうな見た目とは裏腹に鋼鉄の様な感触を得て弾かれる。
ハイ、嘘付いてごめんなさい。傷一つもつけられません。
「マジかよ」
「GORUGALAA!!!!!!!!!!!」ガシュ
肩が切り裂かれ後ろの木々を数本へし折りながら吹き飛ばされる。
「がああアアアアアアアアアア!!!!!!!!!」
【落ち着け!!これ飲め!!】
口の中に錠剤が落とされ反射的に飲み込む。
「あああ・ああ・ああ・・あ・ハァ、ハァ、ハァ」
直ぐに血が止まり何とか落ち着きを取り戻す。
「・・・・後一撃でも食らったら死ねる。」
〔・・・回避不可能イベント?〕
「こんな命張ったイベントは嫌だ。すべてアイツに刃が通れーー[あった!!!!]」
「私、どうした」
[アイツ!!デーモンベアーの攻略法!!]
「まさか・・・『神託∞』か?」
[そう、教えるぞ]

*デーモンベアー*
魔物・獣・昼・デーモン科・熊種:亜種
魔石を多く取り込んだため、常に魔力の暴走が起こっている。
毛は魔鋼に近い硬さを誇っており、普通は通さないが、その下は柔らかい。角を折ると魔力が噴出し、弱る。

「・・・・へぇ無理ゲーじゃん」
[そんな事はない私なのに分からないのか?]
「・・・・自分だからな、」
[まぁやれ、本気でやったらいける。後あれ使え]
「!!あれを使ったら君らが!」
[いい、何とかなる。]
「けど・・」
[つべこべ言うなあいつはもう待てないらしい。]
数メートル先にはデーモンベアーがゆっくりと歩いてきていた。
「・・・・分かった。・・・・・行くぞ」
[【〔あぁ、やれ。〕】]
「『共通思考』」
自分の中でバラバラだったものが一つになるような感覚がする。
思考がクリアになり敵もしっかりと見えた。
『一定ラインを超えました。『半自動ハーフオート』が使用可能です。』
「・・・・・」

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