女嫌いと男嫌いの勘違い青春
48.混ぜるな危険
雄也
「どうすっかなー」
現在大型ショッピングモールで妹の鈴乃とラブラブデート中。しかし、そこに邪魔者がいた。
ここ最近の害悪の根源。柊花蓮である。
鈴乃
「?」
幸いなのかあちらも、こちらの様子に気がついているが声をかけてきたり、絡んできたりする様子は今のところ見受けられない。
雄也
(流石のあいつも積極的に絡んだりしてこないだろうし…。無視しても大丈夫だよな?)
オマタセイタシマシタ。コチラガハルノフルーツミックスパフェデス。
雄也
(絡んでこられても困るが)
鈴乃
「わー」キラキラ
雄也
(でも、あの時に何があったのかも聞いておきたいところでもあるな。凛音の事もあるし…)
あの日の放課後、雄也が眠ってしまっていた事の時の事に何があったのかも雄也は知らない。
当事者であるために事情の把握は重要だ。ましてはあのバケモノ達である。
鈴乃
「いただきます!」キラキラ
雄也
(だが万が一にも今鈴乃と柊花蓮がばったり会ってしまったら…。鈴乃は…)ガタガタガタ チラ
鈴乃
「ん?食べるおにーちゃん?」グイ
いつの間にか運ばれていたパフェ。スプーンを器用に使いながら急々と口に運んでいた鈴乃は雄也の視線に気づくと一口パフェをすくい雄也に差し出してきた。
上目遣いで、首をかしげ、雄也に笑顔を向けている鈴乃。
可愛いー!バキューン
雄也
「どんな鈴乃でも、例えどんなことをしてもお兄ちゃんは鈴乃を愛してるぞ!」ジブンデオタベ
鈴乃
「な、何言ってるの///こんな人前で…/////」
雄也
「あ、わり///。つい、な」
鈴乃
「いや、その別に…///その…できれば、もう一回…言ってほしい…な?/////」
雄也
「お、おう、えっと…///」
鈴乃
「…やっ、やっぱいい!///恥ずかしいから…/////」
雄也
「お、おう」
まるでそこだけ空間が隔離された様な錯覚に二人は陥っていた。聞こえるのは二人の息遣いだけ。
まるで店全体が静かであるようでもあった。
凛
「ちょっと草彅雄也。あんた達のせいで店全体が変な雰囲気になってんだけど」
事実店全体が静かであったらしい。
雄也
「え?福島凛?か」
雄也の席から見えたのは柊花蓮のみ。突然現れた福島凛に多少なりともなりとも驚いた。
そして、
雄也
「よう。ひ…。花蓮」
花蓮
「ええ。雄也君」
鈴乃
「えーと?あなた達は?確かどこかで…」
雄也、凛、花蓮、鈴乃。
この四人の表情、雰囲気が段々と悪くなる。
最初に声をあげたのは、パフェを食べていた鈴乃だった。
鈴乃
「あ!あのときの泥棒猫」
真が入れば「こんなテンプレなセリフ今時いう人いないよ」とバカにし、雄也に殴られて黙るのがワンセット。
次に声をあげたのは凛だった。
凛
「ちょっと草彅雄也。あんた、花蓮と付き合ってるんじゃないの!?この子誰よ!」
互いに両陣営から罵倒が飛ぶ。
このままヒートアップするかと思ったが、
「修羅場よ」ヒソヒソ
「ええ、がちの修羅場みたいね」ヒソヒソ
「私修羅場なんて初めて見たわ」ヒソヒソ
花蓮
「…場所変えましょうか?」
ここではいい見世物と感じた花蓮の言葉で四人は、そそくさ店を出ていった。
次に続く
「どうすっかなー」
現在大型ショッピングモールで妹の鈴乃とラブラブデート中。しかし、そこに邪魔者がいた。
ここ最近の害悪の根源。柊花蓮である。
鈴乃
「?」
幸いなのかあちらも、こちらの様子に気がついているが声をかけてきたり、絡んできたりする様子は今のところ見受けられない。
雄也
(流石のあいつも積極的に絡んだりしてこないだろうし…。無視しても大丈夫だよな?)
オマタセイタシマシタ。コチラガハルノフルーツミックスパフェデス。
雄也
(絡んでこられても困るが)
鈴乃
「わー」キラキラ
雄也
(でも、あの時に何があったのかも聞いておきたいところでもあるな。凛音の事もあるし…)
あの日の放課後、雄也が眠ってしまっていた事の時の事に何があったのかも雄也は知らない。
当事者であるために事情の把握は重要だ。ましてはあのバケモノ達である。
鈴乃
「いただきます!」キラキラ
雄也
(だが万が一にも今鈴乃と柊花蓮がばったり会ってしまったら…。鈴乃は…)ガタガタガタ チラ
鈴乃
「ん?食べるおにーちゃん?」グイ
いつの間にか運ばれていたパフェ。スプーンを器用に使いながら急々と口に運んでいた鈴乃は雄也の視線に気づくと一口パフェをすくい雄也に差し出してきた。
上目遣いで、首をかしげ、雄也に笑顔を向けている鈴乃。
可愛いー!バキューン
雄也
「どんな鈴乃でも、例えどんなことをしてもお兄ちゃんは鈴乃を愛してるぞ!」ジブンデオタベ
鈴乃
「な、何言ってるの///こんな人前で…/////」
雄也
「あ、わり///。つい、な」
鈴乃
「いや、その別に…///その…できれば、もう一回…言ってほしい…な?/////」
雄也
「お、おう、えっと…///」
鈴乃
「…やっ、やっぱいい!///恥ずかしいから…/////」
雄也
「お、おう」
まるでそこだけ空間が隔離された様な錯覚に二人は陥っていた。聞こえるのは二人の息遣いだけ。
まるで店全体が静かであるようでもあった。
凛
「ちょっと草彅雄也。あんた達のせいで店全体が変な雰囲気になってんだけど」
事実店全体が静かであったらしい。
雄也
「え?福島凛?か」
雄也の席から見えたのは柊花蓮のみ。突然現れた福島凛に多少なりともなりとも驚いた。
そして、
雄也
「よう。ひ…。花蓮」
花蓮
「ええ。雄也君」
鈴乃
「えーと?あなた達は?確かどこかで…」
雄也、凛、花蓮、鈴乃。
この四人の表情、雰囲気が段々と悪くなる。
最初に声をあげたのは、パフェを食べていた鈴乃だった。
鈴乃
「あ!あのときの泥棒猫」
真が入れば「こんなテンプレなセリフ今時いう人いないよ」とバカにし、雄也に殴られて黙るのがワンセット。
次に声をあげたのは凛だった。
凛
「ちょっと草彅雄也。あんた、花蓮と付き合ってるんじゃないの!?この子誰よ!」
互いに両陣営から罵倒が飛ぶ。
このままヒートアップするかと思ったが、
「修羅場よ」ヒソヒソ
「ええ、がちの修羅場みたいね」ヒソヒソ
「私修羅場なんて初めて見たわ」ヒソヒソ
花蓮
「…場所変えましょうか?」
ここではいい見世物と感じた花蓮の言葉で四人は、そそくさ店を出ていった。
次に続く
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