創造神は創った世界で美少女達に囲まれました

水縹 (みはなだ)

番外編 時期ネタ 高2のバレンタイン

番外編です。
本文とはいっさい関係ありません。






咲の場合


「咲、咲。咲は魔女の仮装?」

「そうだけど‥‥‥変?」

「全然、変じゃないよ」

初めて、生徒会の仲間と一緒に仮装して街に繰り出すことになった。
仮装はしたことあるけど、こうしてその格好のまま街に出るのは初めてのこと。

「恥ずかしい、咲?」

「少しね、美空は恥ずかしくないの?」

「全然。私、ここ毎年、参加しているし」

美空は生徒会で書記をしている。

「大丈夫だよ、咲。周りもみんな仮装しているし、慣れてくるから」

「う、うん」

私は美空に引っ張られながら、夜の仮装の街に繰り出していった。





濱野の場合


「濱野、お疲れ様。trick or treat」

「お疲れ、trick or treat」

共演者の女優とお菓子を交換する。

世間はハロウィンだけど、私は仕事の真っ最中。
今は、超能力を使って事件を解決する若き女刑事役を演じている。

最近、また仕事が忙しくなってあんまり学校に行けてないのが気がかりだけど、この仕事が終わったら、またドラマがあるけど少しは学校に行けるかな。






「‥‥‥‥‥‥ハロウィン?‥‥‥‥‥関係ない‥‥‥‥疲れるだけ‥‥‥‥仮装?‥‥‥‥興味ない‥‥‥‥」

私はソフィーに寝転がったまま、テレビでハロウィンの様子を見ている。それだけ。





和弥と愛衣の場合


ハロウィンねぇ。
あんまり特別な感じがしないんだよな。
だって俺の家にはいつもヴァンパイアの格好をしている仮装妹がいるし。
ましてや、俺だけが今日、仮装する必要はないし。

「眷族。trick or treat」

「はいはい、はい、これお菓子」

愛衣にそこのスーパーで買った赤い包装の市販のチョコレートを置く。

「紅いのチョコですか。わかっているね、眷族」

適当に買ったやつなんだけど、喜んでいるならいいか。

「眷族も仮装というものをしてみたらどうです?」

「いや、仮装はお前だけで十分だ」

「眷族?何を言っているんですか?仮装なんていませんよ?」

「そうだったな。まぁ、好きなだけやればいいと思うよ」

「何を言っているんですか?」

「何でもない」

ハロウィンは何事もなく過ぎていった。

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コメント

  • IWAKI部長

    楽しく読ませてもらっています。 
    これからも頑張ってください。

    3
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