創造神は創った世界で美少女達に囲まれました

水縹 (みはなだ)

03話 幼馴染で嫉妬を受ける

まぁ、なんでそうなったと思っていると思う。
それはごもっともである。
例えば俺が誰かをいじめていて、その反動でいじめられているとかなら納得できると思う。俺自身も納得できる。
だが、俺がいじめられている理由はしょうがないことばかりなのだ。
簡単に言うと、男子生徒たちの嫉妬がすべての元凶なのだ。






原因1つ目は幼馴染だ。

実をいうと永井は小学校を卒業すると同時に引っ越しすることになってしまった。
俺からすると、幼馴染を失ったわけだ。
小学生だったので携帯なんか持っているわけでもなく、手紙も最低限の年賀状だけになってしまった。

そのまま、永井とは会うことなく、俺は高校受験に入った。
もし、永井と付き合うことがあれば、同じ学校を狙っていたのだが、関係なくなってしまったので、俺は難関と呼ばれる高校を受験することにした。
そう言っても俺からすると、スキルを使えば簡単なんだよな。
俺はもちろん合格した。

ここで俺の思いもよらないことが起きた。
永井が俺と同じ学校を受験して合格したのである。
永井が俺と同じ学校を合格したのである。
永井が俺と同じ難関高校に合格したのである。

小学校時代からは想像もできない進歩である。
しかもトップクラスの成績である。
もちろん、俺は彼女の頭が天才的になるようになんて世界を変えてない。
まさに天変地異ことが起こったのだ。
中学時代何が起きたか知らないが映画が一本できるレベルだ。

とはいえ、永井が俺と同じ学校なのは好都合だ。一応、まだ、幼馴染としてやっていける気がするし、もしかしたら恋愛に発展するかもしれない。

と思っていた時期が俺にもありました。

ある日、見てしまったのだ。
永井が俺よりもイケメンでクールな年上の男と2人っきりで一緒にいるのを。
永井のお父さんはそんなに若くないし、兄や弟はいないはずだ。
真相を確かめるために俺はスキル『透明化』を使って姿を見せないようにしながら、2人の後を追った。
2人はその後も一緒にお店に入ると、笑いながら話して、2人で昼食を食べて、何かを買った後、2人一緒に同じ方向に帰っていった。
これをデートと呼ばないで、何をデートと呼ぶ。

永井には彼氏がいたのだ。
俺が入り込む隙間なんてなかったんだ。

逆に俺と幼馴染ということで一緒にいると、勘違いから永井に迷惑がかかるかもしれない。
だから、俺は高校で永井とはヘタな理由以外は関わらないようにした。

高校では永井は毎回学年トップの座を争い、小学時代から得意だった陸上では県大会トップ8に入り、今では生徒会長にまでなっている。
そして、何より可愛いかった。
まさに完璧超人。文武両道極まれり。

可愛いに加えて、ここまで完璧なので、男子からの憧れの的になった。いつも日にか、男子生徒が作ったこの学校の美少女4天王に選ばれた。この四天王のところにはそれぞれ先輩関わらず50人以上の男子生徒がアタックをかけたらしいが、誰も成功したものはいないそうだ。
つまり、誰も彼氏がいないのだ。
それも相まって、この4人の人気は凄まじい。

そう、この4人の人気は凄まじい。
その4人のうちの1人と幼馴染。
そんな感じ全く見せなかったのに、情報を集めるのが好きな奴がいるのだ。
バレた。
そこから、男子生徒たちの嫉妬の目線が俺に降り注いだ。
俺は今、なんの関わりもないのに失礼な話である。
それに、幼馴染より恋人を恨め、嫉妬しろ。

高校時代、結局ここまで永井と話したことはない。

でも、まだこれだけだったら、嫉妬の目線を向けられるだけで済んでいたのはずなのだ。

その美少女4天王の中に妹が入っていなければ。

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