転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】

ゼクト

書類

まだ、5:30にはなっていないのだが、他の研修生も集まってきた。

今回の研修生が彼以外にいたことは伝えられていなかったが、たいていそういうものらしい。

「そろそろ始まるのか。」

彼は早めに来ていたので、鍛冶場の中にすでに入っているが、他の研修生に関しては、まだ外で待っている。

しかし、もう少しで始まるので、そこまで寒さに苦しむことはないだろう。

そして、少し時間が経つと…

「さて、それでは中に入ってくれ。」

すでに、自分は中に入っているが、それでもほかの人にできるだけばれないようにするために、入り口近くに立っていて、他の人が入ってくるのと同時に、自分も一緒に入ってきましたという雰囲気を醸し出しながら入ってきた。

「さて、まずはこちらの書類に署名をしてもらおうか。」

そして、鍛冶場の職員に紙を渡された。

そこには、年齢、経験、属性など、必要なことを書かされたのだが、その中に一つだけ問題があった。

(これは…)

そこには、現在の所持金という枠だった。

(…)

正直、彼はこの世界に来たばかりだし、今までも、日本で得たものを売っただけで稼ぎというものはない。

日本の物は高く売れたので、このまま普通に行けば、1か月以上製革できるくらいの所持金はあるのだが、日本の物に関してはほとんどの物を売っているので、これ以上増えるということはない。

(大丈夫か?
正直、この鍛冶場には、俺がこれ以上稼ぎの方法を持っていないことはわからないと思うが…)

それに、ここで少しでも武器を作れば、少しだが収入が増えるだろう。

そう思って、正直に今持っている、所持金を書いた。

「さて、これから我々は、この書類をまとめる。
それまで君たちは、この鍛冶場での作業を見ていってくれ。
時間的にもそろそろ活動が始まるはずだ。」

実際に、鍛冶場の中はすでに準備ができたのか、大量の金属が運び込まれ始めている。

「それでは、今日は解散だ。
解散といっても、帰ってもいいし、ここで見学をし続けてもいい。
それでは、後日もう一度呼ばせてもらう。」

正直、一日で決まるとは思っていなかったが、研修初日がこんなに早く終わるとは思っていなかった。

それに、それ以上に驚きなのが、解散といわれた後、他の研修生は帰ってしまったのだ。

「だ、大丈夫なのか?」

「あれ。まだいたのか。
ほかの者は基本的にほかの場所も見に行っているぞ。」

そう、この国の鍛冶試験は大学のように、できるだけ数を重ねたほうがよかったのだった。

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