転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】

ゼクト

ある意味の信頼

しかし、それでも最低限の施しは受けられるようになっていたので、これはそのうち解決できるような問題だった。

まぁ、このせいでこの国に関してはしばらくは、人口が少なくなってしまうかもしれないが、それこそ、情報伝達スピードが上がってくれば、このような問題もなくなってくるだろう。

「まぁ、これに関しては支配している国が一緒だし、同じような文化になるか…」

やはりバルバロット帝国という1国がこの大陸を支配しているので、この大陸の国々は進歩のスピードは違くとも、同じような成長を遂げていた。

(やはり、参考にすることを考えたら、まったく知らない国に行ったほうがいいか。)

それこそ、前に見つけた帝国に関しては、バルバロット帝国と違って、徴兵が多かった。

基本的にはあまり徴兵をしない国からすれば、それはとてもおかしく見えるだろう。

(行くか。)

とりあえず、ほかの国に行くことは決めたが、具体的にどこに行くかは考えていなかった。

(まずは、前の大陸に行くか。)

前の大陸というのは、国ランキングの上位20国が多くある大陸だった。

その大陸に関しては、強国で、バルバロット帝国に抵抗してきた国に関しては、滅ぼしてしまったが、それでも結構多くの国がある。

それこそ、現実世界でいうヨーロッパのようなもので、バルバロット帝国がなければ、あの大陸の国々が、この世界の覇権争いをしていただろう。

そして、バルバロット帝国の隣国である王国に関しては、明のようなもので、ヨーロッパからは遠いが、世界最高レベルの軍事力と経済力を持っているようなものだった。

(あの国に行けば、それこそ今までの国々とは違ったものがみられるだろう。)

そう思ったアインは、とりあえずは、その大陸に行くことに決めた。

いきなりほかの国に転移するのはさすがにまずいので、あの大陸内で確保した領地の場所に飛んでから、移動することにした。

そして、アインは、大陸についた。

「さて、とりあえずは、ここの支配者に挨拶をしなくては。」

その支配者もアインの部下ではあるのだが、それでもこの国入ったからには挨拶はしておいたほうがいいだろう。

「わざわざ、よろしいのに…」

そこでは、元世界ランキング上位の国を現状管理しているものだった。

「そうはいっても、現状、この国を独立国と考えれば、結構大きな大国なんだから、勝手に入国したからには挨拶はしないと…」

「それは独立国だったらでしょう?この国は現状、バルバロット帝国の属国ですし、その親玉出るバルバロット帝国の皇帝なのですから、別に不正入国なんかどんどんしていいのですよ。
そもそもあなたの場合は不正入国ではないのですから。」

「そういうものかな?」

「まぁ、来てくれたことに関しては感謝します。
それにしても、皇帝自らが他国を視察ですか…」

「ああ、今回に関しては、国をつぶす気はないから安心していいよ。」

「皇帝の言葉を素直に信じるべきか…それとも今までの実績を信頼したほうがいいのか…」

もともと、アインの近くで働いていたせいか、このものは基本的にアインに対しておびえてはいない。

しっかりとアインのことを崇めてはいるが、それでもほかの者に比べれば、アインに対してあまりい困っていないのだ。

それをアインは、許しているし、できれば属国を任せているような国内でもえらいほうの者たちに関しては、このぐらいの気持ちでいてもらいたいとも思っている。

「それじゃあ、僕はそろそろ行くよ。」

「わかりました。もしも、何かしらの問題が起こってしまったら、この大陸の属国を頼ってください。」

「わかったよ。そこまで問題を起こすつもりはないけどね。」

最後までアインは信頼されなかったが、それでも説得するのは面倒くさかったので、さっさと行くことにした。

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