転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】

ゼクト

終戦

そして、光の壁の中には、誰も残っていなかった。

アインも吸血鬼も、一瞬にして、粉々になったのである。

「アイン様!」

そこに、帝国兵もやってきたが、すでに蘇生魔法をかけることはできず、それに、そもそも蘇生魔法をかけられるような体が残っていなかった。

「アイン様…なんでこんな者のために自滅を…」

アインの偉大さは知っているが、アインの正体までは知らない彼らは、本当にアイン自爆をして、死んでしまったと思っているのだ。

『安心してくれ。俺は生きている。』

まだ、体を作れていないので、アインは魔法で声を作って、王室にいる者たちに無事を伝えた。

「アイン様!無事だったのですね。」

『ああ、そのまま少しだけ待っててくれ。』

そして、数分後には、もともと爆発の起こった場所に、アインが何事もなかったかのように立っていた。

「ふー。自滅技なんて初めてやったな。」

アインにとっては、今回の自爆に関しては、相手の心を折るとともに、実験でもあった。

自滅技なんか普段やってしまえば、自身が不死身だと知っているもの以外は、本気で心配してしまうだろう。

しかし、今回は、見ている人は限られていて、しかも、光の壁の中だから、だれも止めることができなかったのだ。

「よし、これで戦争は終わったはずだ。
今も外も外に貴族兵がいるかもしれないが、それはいつ捕らえ終わる?」

「ハッ!すでにほとんどの貴族はとらえており、そして、兵に関しては、多くの戦死者が出ています。」

「それはもちろん?」

「はい。敵側の兵だけです。」

「よし、それじゃあ、今回の戦いに関しては、僕たちの役割はここまでだ。
これから決める、反乱を起こした貴族の対処などは、基本的に王国側に任せるべきだし、ここには手を出さなくていいだろう。」

「それでは、これからどうしますか?」

「とりあえずは、戦争が終わるまではこの国で敵を倒すが、戦争が終わったら一応帰ろう。
我々にも、貴族側からの賠償金などの一部はもらえるだろうからな。」

「そうですね。それに幸いにも、今回の戦いで、壊れてしまったのは、この王室だけ。
あの吸血鬼の仕業ではありますが、一応彼に関してももともとは貴族だったそうなので、この王室も、貴族側の賠償金から払われるでしょうね。」

「そうだな。そして、この城の改築には、そこまで金はかからないだろう。
これは、しっかりと賠償金ももらえるし、この国も、いったんは大きな金が手に入って、互いの国を治めるものとしては、よい戦争だったな。」

「まぁ、敵側の兵にも、家族はいたので、悲しみもありますがね。」

「まぁ、それに関しても、貴族たちが隠し持っているだろう金で、少しは援助していくだろう。」

こうして、王国&帝国VS貴族連合と吸血鬼は幕を閉じたのだった。

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コメント

  • らぁぐぅあぁ

    正体が招待になってる?

    0
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