転生貴族のハーレムチート生活

ゼクト

証拠隠滅の訳

「まぁ、セシリア様のほうが、ね。」

アインはこのごまかし方によって、なんとなく察してしまった。

「え、それじゃあ、本当に…」

「ええ、まぁ違和感に気づいて、すぐに入ったので、ギリギリアウトくらいのレベルでしたが…」

それでもギリギリアウトには変わりがないので、アインはどうしようか悩んでいた。

「それで…そのあとはどうしたの?」

「ほぼ不意打ちみたいなことをしていたので、さすがに阻止させていただきました。
それに、2人に関してもアイン様がヘタレすぎるから、取りたくはないけど、この手段を取ったと言っていましたので、説得は簡単でしたよ。」

「僕…のせいなのかな?それで、証拠隠滅に関してはどうして行ったの?」

「まぁ、本人たちも悪気があったわけではないですから、アイン様にばれないようにしようということに決まったのですよ。
そうすれば、無駄な心配させなくていいということで。
で、破ってしまったものは私が回復魔法で直しておきました。」

エリが、自分のためにいろいろやっていることはわかったが、それでも自分がやってしまったことはわかっているつもりだった。

「これは…もともと破棄するつもりはなかったけど、今まで以上に責任が…」

「やはり、責任を感じますよね。これを阻止するためにもともと祥子院メルをするつもりだったのですが、さすがにアイン様には気が付かれますか…」

アインが、この事実を知れば責任感を追ってしまうことはわかりきっていたので、エリも証拠隠滅をしていたのだが、さすがに、自分よりも上位のものには気が付かれてしまった。

「これは…婚約ではなく、そろそろ結婚したほうがいいのかな?」

「そうですね。まぁ、アイン様やお嬢様方も成人なので、結婚はできますし、してもよろしいのではないでしょうか?
まぁ、結婚となると、いろいろなところに報告に行かないといけませんけどね。」

この結婚では、王族と皇帝の結婚となるので、いろいろなところに挨拶に行かなくてはいけないのだった。

それは主に、王国側の貴族だった。

アインの帝国に関しては、アインが決めた貴族の初代なので、アインの信頼が厚い者たちばっかりなので、そこまで相談しなくてもいいだろう。

それに、アインの国では貴族に基本的に自由にしてもらっているので、これに乗じて、アインに何かを求めてくる貴族もいないだろう。

しかし、王国のほうは違う。

王国のほうでは貴族は何回も世代交代をしているので、その貴族1人1人に他とは違う考え方があるのだ。

だからこそ、王国のほうではいまだに派閥争いというものが存在しているのだ。

(そして、今回僕が結婚するのは、王国において、最高権力者たちの娘。
さすがに向こうの貴族に何の説明もなしに、勝手に結婚するわけにはいかないしな。)

だからこそ、今回の結婚に関しては慎重にならなくてはいけないのだが、それでもやってしまったことには変わりはないので、しっかり男として、責任はとるのだった。

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