転生貴族のハーレムチート生活

ゼクト

城の隠し倉庫

そして、リリスを送り届けた後、3人は1つの部屋に集まっていた。

「それで、2人はどうして泊まろうとしたの?」

正直、片方の理由はすでに知っているが、シルクのほうの理由はまだアインには分かっていなかったのだた。

「私たちは、両方、お父様からの命令ですよ。
それに、命令だと入っても、我々も今回の命令には積極的に参加しますけど。」

もともと、この2人もやりたかったことなので、2人は積極的にこの命令に従うのだった。

「そうか…まぁ、もう泊まることは決定してしまったんだし、いまさらそれをくよくよ言っている訳にもいかない。
急な話で、ちゃんとした準備は出来ていないと思うけど、それでも最大限歓迎するよ。」

しかし、ご飯は食べてしまったので、やることはすでになくなっていた。

「それでも、もう、ご飯も食べて後は寝るだけになっているから、お風呂にでも入ってきなよ。」

アインの城にある、風呂は、風呂というよりは温泉のようなものだった。

「そうね。
それじゃあ、入ってくるわ。
シルクはどう?」

「うん。私も一緒に入ろうと思う。」

「それじゃあ、行きましょうか。」

そして、アインが少しだけ口を出した。

「それじゃあ、着替えはお風呂から出てきた場所においておくから。」

アインのこのセリフに、2人とも反応した。

「アイン君?どうして貴方が女性用の服を持っているのかしら?」

「ハッ!確かにそうですね。」

シルクのほうは最初は気がついていなかったけど、セシリアがそういったことによって気がついてしまった。

「何でって…そりゃ、この城のメイド用の服をある程度備蓄してあるからだけど…」

アインのこの城はいつ人を雇うか分からない。

だからこそ、常に生活に必要そうなものは備蓄されているのだった。

そして、それはもちろん服もそうだった。

この城では大量の女性用の服がとある場所に収納されていて、その全てが新品である。

「そういうことだったの…それで、アイン君がどうしてそれを持ち出せるのかな?」

「いや、僕は取り出さないよ。もちろん、女性のメイドの方にお風呂まで持っていってもらうよ。」

実際にはアインにもその部屋へと入る権利はあるのだが、そんな事を今の2人の前で言ってしまえば、さらに騒ぎが大きくなってしまうだろうということで、アインはあえて言わなかったのである。

それに、実際にメイドに服を持っていかせようとしていたので、特に嘘をついているわけではない。

ただ、情報を全て言っていないだけである。

「そう…分かったわ。この城だったらそれくらいの仕掛けがあってもあまり驚かないし。
それじゃあ、私たちはお風呂に行ってくるから待っていてね。」

そう言って、2人は城内のメイドに案内されて、お風呂へと向かって行った。

(待っていてねって言われても、逃げ出すわけ無いじゃないか。)

アインもそんな事を考えながら、待っているのだった。

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