転生貴族のハーレムチート生活

ゼクト

判定

そして、社長は、その貴族をその貴族の別荘に連れて行った。

「こちらが、完成している貴方の家です。」

そこには、貴族用に大きく作られ、そして、装飾も、他の家よりも圧倒的に良くなっている家があった。

「これが、私の家か…」

その貴族は、そんな事を言って、黙ってしまった。

(今は、何を考えているんだ!?)

社長からすると、貴族からの反感を買うことになってしまったのかと、不安になっていた。

実際、もしも反感を買ってしまったとしても、アインのお抱えなので、まったく問題は無かったのだが、それでも、これから先、この国の分かりやすい上位者になる人たちの反感は買いたくないと思っていたのだった。

そして、やっと貴族が口を開いた。

「すばらしいな…」

その貴族はその家に感動をしていた。

なぜなら、今回の貴族制度では、成績によって決められた貴族なので、もちろん、出自なんか関係なかったのだった。

つまり、ど田舎から選ばれた貴族もいるのだった。

彼もその1人で、今までは今見ている家の3分の1くらいの大きさしかないところに、家族と一緒に住んでいたので、今回の、この大きな家をくれるだけでも、十分アインに感謝をしているのだった。

「そ、そうですか…それはありがとうございます。」

しかし、そんな事を知らない建築者たちからすれば、いきなりこの人が感動している理由が分からなく、目の前で起こっている意味不明なことに動揺していた。

「それでは、今回はこの辺で帰ることにする。作業の邪魔をしてしまってすまんな。
まぁ、自分の家を作っていると聞いて、行ってみたくなってしまったのだ。」

「あ、頭なんか下げないでください。
他の人に見られたら、結構面倒ですよ!?」

本来、貴族というのは、完全に市民の上に立つものなので、礼を言うことはあるが頭を下げるようなことはしないのだった。

しかし、さっきも言ったとおり、この貴族は、いきなり貴族になったことでまだルールなんかを完全に覚えることが出来ていないのだった。

そして、今回、社長がこんなに早く指摘が出来た理由に関しては、彼は権力を持った人たちの仕事も多く受け持っているので、なんとなくだが、貴族のルールについてを把握しているからだった。

「それにしても、来いと言われていた日にきても、家が完成していないのに怒らないのですか?」

「ああ、それに関しては、転移魔法を使うものたちが一旦、魔王様の元に送ってくれて、そこでまだ家が完成していないことを伝えてもらったんだ。
まぁ、こんな急なことをやっている訳だし、しょうがないと思って納得しているよ。」

「そうでしたか…我々としては、完成していないことで起こられるかと思ってましたよ。」

「そんなことは無いし、これから来るかもしれない貴族もそれくらいの事はわきまえているだろうから、安心して欲しい。
それでは。」

そういいながら、その貴族は帰って行った。

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