転生貴族のハーレムチート生活

ゼクト

各国の対応

「まず、昨日の時点で会うことが出来た王は3人。」

「3人も会えたのですか!」

「ああ、王はなんだかんだ部下が優秀なら結構暇な職だからな。」

「…」

実際にそれを利用して、自分の国とは違う大陸まで来ているアインには、何もいえなかった。

「そ、そうだったのですか…それで、内容のほうはどのように行きましたか?」

「ああ、内容か。それについては…」

王の話ではこうだった。

3国に関しては、まず、同盟を反対するものはいなかったらしい。

しかし、そこまでよさそうな結果ではなかった。

「現状、3国に話した結果、入りたいといったのは1国。他の2国はまだ入れないらしい。」

「なぜか、理由を聞いても良いでしょうか?」

「ああ、1国に関しては、まだこの同盟が出来たばかりということで、そういうチャレンジは良いが、小さな同盟に入っているほどの暇は無いそうだ。」

「まぁ、それはしょうがないですね。そもそもどの同盟も、出来たばかりは小さいのですから…」

「それは言ったんだが…すまんな。」

「良いですよ。この世にはいろんな考えを持った人がいるのですから、たまたま、我々とは意見が合わなかっただけです。」

「そうか…」

「それで、もう一個の国はどうしたのですか?」

「ああ、こっちも暇がないということだな。」

「まさか、同じ理由ですか?」

「いや、それどころか、こっちのほうが結構深刻な問題だろう。」

「何があったのですか?」

「実はその国は今年、結構多くの悪天候に見舞われてな。作物が育ちにくかったんだ。」

「それって、まさか…」

「ああ、今年、あの国は近年で一番多くの餓死者を出している。そして、それに伴ってレジスタンスも多く出るようになってしまったのだった。」

「つまり、今は国内のことが急がしくて、入れないということですか…」

「ああ、私の国も援助はしてやりたいんだが、向こうにはもうお金が無くってな。こちらも無償で作物を上げられるほど、国家予算に余裕は無いんだ…」

これが、小国の問題だった。

小国は毎年、自国民がぎりぎり食べれる量の作物しか生産できない。

よって、不作が続くと、餓死者が増えていくのだった。

「それでは、基本的には同盟に入ることを否定している訳ではないのですね?」

「ああ、国内の様子が落ち着いたら入りたいと入っていた。しかし、自身を皮肉ったのだろうが、『まぁ、わたしがこのまま王を続けていられたらの話だがな…』と言っていた。」

アインはこの国を救いたいとは思ったが、なにぶんまったく関係が無い国だ。いきなり助けようとしても、向こうの方が後の見返りを恐れて受け取らない可能性もある。

(どうすれば良いんだ?協力的な国は出来るだけ救いたいんだよな…)

アインは、現状のその国の問題を導き出した。

(まず、1つ目は食料。元々これが問題で今回の事件は起きてしまったしな。
そして2つ目は、レジスタンス、彼らをどうかしない限りは、ただただ食料を渡しても市民の怒りが収まらないだろう。
最後に三つ目、これはこの国の武力だな。実際、わが国では反逆者なんかほとんどいない。
たまに外国から入ってきて、政府を狙おうとするが、すぐつかまる。
そしてそれを見て、民衆は、潜在的に、この国の警備員には勝てないという、思いを抱くようになった…)

アインは思い切って聞いてみることにした。

「その国の兵は強いのですか?」

「正直言うと…そこまで強くない。いや、一般人よりははるかに強いが、兵1人に対して、戦闘のできる市民4人くらいで、若干市民のほうが強い感じだ。」

「それであの国の兵は多いのですか?」

「いや、あの国は戦争を好まないから、徴兵は数少ない志願兵のみで構築されているんだ。」

「なるほど…」

アインはやはり軍部のほうにも問題があったと思った。

「それでは、今から言うことをその国に伝えてください。そして、貴方にも関係します。」

アインは元々この国に来た理由を果たすのだった。

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