転生貴族のハーレムチート生活【120万pv突破】

ゼクト

ゼザール王国

次の日、アインは冒険者のことを一日遅らせてやっていたことがあった。

それは…外交だ。

この国はアインが来る前には、いろんな国と外交をしていたのだった。

「エリ、この国はどこと外交していたんだっけ?」

「はい。幸いながら、私たちが潰した国との貿易は少なかったそうです。それと、5位の国ですね。」

「5位の国?・・・5位の国…5位の国…あ!7位の国と戦ったところか。」

「はい。その通りです。しかし、この国がなくなったことによって、あの国は現状4位ですけど。」

「そうなんだ。」

「そして、もう1つの大きな外交先が、ゼザール王国。現在、アイン様の国を除けば2位に位置している国です。」

「そうなんだ。」

「はい。あと、少しですが、アイン様の母国ともやっているそうですよ。」

「母国って言い方もなんかへんだね。今でも学校がある日は行っているんだから。」

「そうですね。すみませんでした。」

「そんな謝んなくて良いよ。」

「ありがとうございます。」

「それで、とりあえずは2位の国と5位の国の王と話せば良いか。」

「そうですね。2位の国は楽だと思いますよ。」

「何で?」

「調べていくうちにそう言う情報が出てきたんですよ。まぁ、行けば分かります。」

「そうなんだ。分かった。それじゃあ、行こうか。」

そして、アインなエリと一緒にゼザール王国に向かった。

「よし、ここがゼザール王国だな?」

そして、道中は特に何も無く、ゼザール王国に着いた。

「はい。ここがゼザール王国です。」

そこには、2位と言うことで、他の国とは違った国だった。

「なんか…にぎやかだね。」

「はい。ここの国は王によって国の中がまったく変わるのです。最近変わりましたが、前の国王は力が好きでしたね。そのときの王都は武器が多く売られていたそうです。」

「へ~。それじゃあ、今代の国王はどんな人なんだろう。」

そして、アインはあたりを見回したが、特に売っているものの量の差は無かった。

「今回の王は、結構我慢ができる王でして、王城に入ってくる金は少なくなってしまうが、できるだけ、街でのものの売り買いが盛んになることを願っているそうです。」

「そうなんだ。それだから、皆もこんだけにぎやかなのか。」

「はい。関税や普通の税が少ないですから。」

それは、すんでいる人たちにとっては楽園のような条件だった。

「それじゃあ、この国って成長はしているの?」

「はい。国のランキングは総合評価ですから、この国の評価はどんどんと上がってきていますよ。まだ、アイン様の母国との差が大きすぎて追いついていませんが、成長率で見るとこの国が1位です。」

「分かったよ。それじゃあ、優しい人なのかな?」

「基本的にやさしく、よく、街に来て、子供たちと遊んでいくそうです。しかし、決めたことは絶対に捻じ曲げない信念の強さもあるそうです。」

「完璧な王だね。」

「まぁ、結構完璧には近いですね。私と似た考えだそうですし。」

「そうなの?」

「はい。とりあえず行きましょう。」

そして、アインはエリに進められて、城までやってきた。

「大丈夫なの?」

「はい。あるものを使って、面会を許可していただきましたから。」

「そ、そうなんだ。」

そして、エリと門番が何かを話すと、中に連れて行ってもらえた。

「本当に許可取ってるの?」

「はい。安心してください。私はこの国の王をかなり信用しています。」

そして、門番が大きな扉の前に止まり、中に入るように言ってきた。

「そう、私と似た考えですから…」

エリが小声でそんなことを言ったが、アインの耳には入っていなかった。

そして、扉を開けると美青年が居た。

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