こんな俺でも恋をする

白葉南瓜

始動開始

あの事件からどの位の月日が経っただろう。
あの事件というのは、親戚が集まっている俺の家に殺人鬼が入ってきて皆殺しにしたという事件だ。俺が生き残って居るのは、兄と喧嘩をして自室の隅っこでふてくされて居たから気付かれずに生き残ったのだと思う。
その頃の俺は、まだ中学生にもなっておらず下に降りて来た時には、その場に座り込んで泣き叫んでいた。その泣き声で警察の人が気付いてくれて保護してくれた。
現在に戻り、今俺は高校に入りたてホヤホヤだ。
普通の人の高校生活とは違って、高校生になる前まで俺は、研究場にいて人体実験をされていた。
高校に入るのは容易であったが、その後の友達関係が上手くいっては居ない。
「赤城一緒にご飯食べないか?」
「やめとくよ」
こうやってすんなりと断ってしまう。
並みの人と俺では何が違うかと言うと元々の中身が違う。実験は人体実験。文字通り人体を使ってやる実験なのだ。
その内容は、感じる時間を人の10分の1にする力を脳の機能の中に入れるって言う実験で、その実験は成功した。その実験では、何人も死者がでたらしく俺が成功した時には研究員は、大喜びをして居た。
学校から帰り、家…寮?まぁー家にしておこう。家に着くき、自室に向かう。
間取りは二階建てで一階にはリビングとキッチン、和室がある。二階には部屋が三つあるだけだ。後トイレも忘れずにある。
ポストを確認するとまた研究場で「ターゲット表」と言われる物が入っていた。
その中身は、人の名前と住所などが書かれており、下に赤く、「暗殺願い」と書かれていた。
勿の論、学校の人の名前も載って居た。
書類を見た時に学校の人、クラスメイトの名前が載っていても微動だにしないのは、おかしいことなのかな?

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コメント

  • 黎旗 藤志郎(くろはた とうしろう)

    とても!面白いです!
    最初からこんな起爆装置的なのを出来るのは凄いですね!!

    1
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