視える俺は苦労が絶えない

有賀尋

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【分家】
大澤家
大昔から見える家系として、血が受け継がれている。
安倍晴明から暖簾分けした分家と言われており、現在は祖父母、両親、奏、妹が住んでいる。本家には劣るがそれなりに大きく結界が張ってあり、広い。本家にはなにかない限り顔を出さない。
あまり口うるさくなく、自分の事は自分で決めなさいスタイルの家。

大澤奏(おおさわかなた)
小さい頃からこの世のものではないものが見える家系に生まれた高校生。家族の中で1番力が強く、秋風曰くご先祖さまに近い(らしい)。
いつもだらけているように見えて、成績優秀で何でもできる。当の本人は見えることを気にもとめない。将来は家を継ぐ事になっている。
ただ、干渉力と影響力が強く、触れたり会話することが出来るが、そのせいで無駄に怪我をしやすく、生傷が絶えないことが多い。背中には「呪い」と呼ばれる浄化してもしきれないほど大きな傷がある。

大澤姫乃(おおさわひめの)
奏と同じ学校に通う中学生。
奏よりも力は劣るが、呪詛系が得意で、家の結界を任されている。安定しているのは姫乃のおかげでもある。使いすぎるとすぐに倒れてしまうため、無理をさせられない。佑莉と仲良くなる。兄である奏の「呪い」をなんとかするべく日々勉強している。守護は梟の之人(ゆきひと)。

大澤暁之進(おおさわあきのしん)、大澤由紀子(おおさわゆきこ)
奏と姫乃の祖父母。
神社の神主で、昔はそれなりに力があったらしい。
今は立派な孫バカで、暁之進は奏の師匠でもあり、相談相手でもある。暁之進の守護は天狗の幸之丞(ゆきのじょう)、由紀子の守護は狛犬の新(あらた)

大澤慧都(おおさわけいと)、大澤穂乃香(おおさわほのか)
奏と姫乃の両親。
2人ともそんなに力は強くないが、話したり、触れたりすることは出来る。慧都の守護は白蛇の千(せん)、穂乃香の守護は猫又の百(もも)

秋風(しゅうふう)
奏が生まれた時から一緒にいる言わば奏の守護。普段は狐の姿だが、人前で姿を現す時は人間になる。
暖簾分けした時に一緒についてきたらしく、何かと力を貸してくれたり助けてくれる。ほかの守護達と仲がいい。
奏が触れた瞬間霊を一時的に周りに見えるようにし、不自然でないようにしている。
干渉力と影響力が強い奏のことを心配する。

鏡伽(きょうか)
心魂ノ鏡池の防人。紫色の直垂を着ている。
先代から仕えていて、奏によく力を貸している。

心魂ノ鏡池
屋敷の中にあるその霊の思い出のある場所を映し出せる場所。力の強い奏しか入ることが許されておらず、奏にしか場所を見ることが出来ない。池の防人の鏡伽によって守られている。

【本家】
安倍家
数ある分家を纏める超大元。
最近力の強い子どもがおらず、奏を養子として迎えようと画策しているが、本人も分家も拒否している。

安倍晴明(あべはるあき)
本家にいる奏と同い年の男の子で、奏の幼馴染。高校が同じ。大人しく、秋風や霊が視え、触れたり話したりすることも出来る。体が弱く、あまり人前に出ない。昔襲われかけたところを奏に助けられる。
たまに本家に顔を出す奏と話をするのが好き。奏の味方。

冬野(ふゆの)
晴明の守護。分家の守護達とは仲がいい。

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