極限まで進化した頂点者の異世界生活
二十二話訓練
「はぁはぁはぁ、もう、無理」
「まだまだですよ、快復」
訓練を始めた俺は、速攻で疲れていた。
*
「早速始めようか、主」
「あぁ」
「まずは、滅亡者の技を使ってみよう、最初は死滅線からだ、目を閉じてくれ主」
「うん」
ゾクッ!
ホロスの言うとおりに目を閉じると、体に何かが入って来る感覚に襲われる。
気持ち悪い・・・
「もう大丈夫よ、主」
「う、うん」
少し楽になってきたし、大丈夫か。
「では的を作りましょう」
レトの球体の体から球体よりも複数の小さい光が生まれ、離れていき、的の形に変わっていく。
「まずは魔粒子銃だけで狙ってみてください」
「了解」
レトが造り出した的を狙って引き金を引く。
ダガァァァァン!
弾丸は的とは全然違う方に飛んでいき、壁に当たり壁を少し凹ませる。
・・・ナウロスさんに怒られないかなこれ?
「やっぱり駄目ですか・・・では次は狙撃者を発動してから撃ってみてください」
あっ、壁については何も言わないのか、まぁいいけど。
「分かった、狙撃者・発動」
狙撃者を発動し、再び的を撃つ。
今回も全然違う方に飛んでいったが、途中で弾丸の軌道が変わり、的を狙って飛んでいく。
ズガァァァン!
「・・・」
弾丸が的に当たると、的が破裂し、バラバラにした。
「えぇ・・・」
「・・・主は魔力数値がおかしいようですね」
「ん?魔力数値?」
「はい、体内にある魔力量の事です。魔力は魔法の発動や、能力の発動時に使用される誰もが持っている力の事です」
魔力量・・・俺はそれが異常に多いらしい。
通常の魔力の使い方をしていても一日で使いきることはほとんどないそうだ。
「では次に滅亡者の滅亡線を魔粒子銃に付属して撃ってください」
「分かった、魔粒子銃・付属・滅亡者・滅亡線」
滅亡線を付属した魔粒子銃で再び的に撃つ。
的に弾丸が当たると、的を貫通していき、貫通した場所から侵食するように灰になっていく。
「技の発動も魔粒子銃の付属も出来ましたね」
「う、うん」
「発動も出来ましたし次は馴染ませる事ですね」
レトが再び光を生み出し、的を精製していく。
えぇ・・・こんなに撃たないといけないの?多すぎじゃない?
「さぁ、続きですよ」
「はぁ、了解!」
そして、冒頭に戻る。
「もう無理だって」
あれから少なくとも百個以上の的を撃ってきた。
さすがに疲れる。
だって百個だぜ、百個!もう撃つ気力もないよ。
「いえ、まだまだですよ、まだ魔力の循環、放出、蓄積をきちんと行えていませんよ、主」
「もう無理だって、少しは休ませてくれ~」
「そうですね、分かりました、では少し休みましょうか」
「えっ、本当に?」
「あっ、いらないなら続きをしますよ?」
「いや!いるいるいる」
再び的を精製しようとしているレトを止め、その場に崩れ落ちる。
ふぅ、やっと休憩できる。
休憩をしていると、入り口が開き、ナウロスさんが入ってきた。
読んでくださった方は感想を書いて頂けると有難いです。
誤字等があればコメントで言っていただけるとありがたいです。
「まだまだですよ、快復」
訓練を始めた俺は、速攻で疲れていた。
*
「早速始めようか、主」
「あぁ」
「まずは、滅亡者の技を使ってみよう、最初は死滅線からだ、目を閉じてくれ主」
「うん」
ゾクッ!
ホロスの言うとおりに目を閉じると、体に何かが入って来る感覚に襲われる。
気持ち悪い・・・
「もう大丈夫よ、主」
「う、うん」
少し楽になってきたし、大丈夫か。
「では的を作りましょう」
レトの球体の体から球体よりも複数の小さい光が生まれ、離れていき、的の形に変わっていく。
「まずは魔粒子銃だけで狙ってみてください」
「了解」
レトが造り出した的を狙って引き金を引く。
ダガァァァァン!
弾丸は的とは全然違う方に飛んでいき、壁に当たり壁を少し凹ませる。
・・・ナウロスさんに怒られないかなこれ?
「やっぱり駄目ですか・・・では次は狙撃者を発動してから撃ってみてください」
あっ、壁については何も言わないのか、まぁいいけど。
「分かった、狙撃者・発動」
狙撃者を発動し、再び的を撃つ。
今回も全然違う方に飛んでいったが、途中で弾丸の軌道が変わり、的を狙って飛んでいく。
ズガァァァン!
「・・・」
弾丸が的に当たると、的が破裂し、バラバラにした。
「えぇ・・・」
「・・・主は魔力数値がおかしいようですね」
「ん?魔力数値?」
「はい、体内にある魔力量の事です。魔力は魔法の発動や、能力の発動時に使用される誰もが持っている力の事です」
魔力量・・・俺はそれが異常に多いらしい。
通常の魔力の使い方をしていても一日で使いきることはほとんどないそうだ。
「では次に滅亡者の滅亡線を魔粒子銃に付属して撃ってください」
「分かった、魔粒子銃・付属・滅亡者・滅亡線」
滅亡線を付属した魔粒子銃で再び的に撃つ。
的に弾丸が当たると、的を貫通していき、貫通した場所から侵食するように灰になっていく。
「技の発動も魔粒子銃の付属も出来ましたね」
「う、うん」
「発動も出来ましたし次は馴染ませる事ですね」
レトが再び光を生み出し、的を精製していく。
えぇ・・・こんなに撃たないといけないの?多すぎじゃない?
「さぁ、続きですよ」
「はぁ、了解!」
そして、冒頭に戻る。
「もう無理だって」
あれから少なくとも百個以上の的を撃ってきた。
さすがに疲れる。
だって百個だぜ、百個!もう撃つ気力もないよ。
「いえ、まだまだですよ、まだ魔力の循環、放出、蓄積をきちんと行えていませんよ、主」
「もう無理だって、少しは休ませてくれ~」
「そうですね、分かりました、では少し休みましょうか」
「えっ、本当に?」
「あっ、いらないなら続きをしますよ?」
「いや!いるいるいる」
再び的を精製しようとしているレトを止め、その場に崩れ落ちる。
ふぅ、やっと休憩できる。
休憩をしていると、入り口が開き、ナウロスさんが入ってきた。
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