無能魔術師の武器 ~Weapon Construction~
第5話 構築魔法
すると、俺は剣を振り壁を破壊した。無論勢いは止まらず俺は空中に放り出された。
《魔力体構築開始・形状・縄》
すると、ロープが現れ俺はそれを手繰り屋上へ上がる。
《魔力構築体分解》
ロープも剣も全て魔力に分解された。しかし化身は重力の影響など受けない。すぐやって来るだろう。
《魔力体構築開始・形状・弓》
すると、左手に黒い弓、右手に黒い矢が現れた。体が勝手に射る準備をした。思ったより速く化身が現れたがもう遅い、射た矢は奴の体を見事に貫いた。
《排除成功。 任務終了のためマスターに体をお返しします。》
すると、急に意識が遠くなった。
────────────────────────
「……っ……」
冷たい風が頬を撫でる。目が覚めると太陽が俺を照らしていた。体が痛い。昨日の戦闘で筋肉痛になったか。ゆっくり体を起こしていく。痛みは体を駆け巡る。
「ああ、休みてぇ。」
ドアを開け傘を探す。それほど時間はかからず、本来なら昨日二回通るはずだった遅刻窓を通り、家に帰った。
────────────────────────
「魔法…だよな……」
布団に寝転がり動けない体に対し頭は動いていた。
あのとき現れたのは魔力回路、それに魔力を通したということはあの時点で俺の体外で魔法を発動したというわけだ。
しかし、体外で発動する魔法は聞いたことない。それに魔力回路を造り出すなんてどうやって。……考えても仕方ない、やってみよう。
「魔力体構築開始・形状・剣」
すると、同じように剣ができた。庭へ行ってみよう。
近くの岩を剣で斬る。すると、真っ二つに斬れた。
やはり、あれは夢ではない。そして、俺の体を乗っ取ったのは誰だ? 
いや、考えても仕方ないか。まずはこの魔法でどこまでできるかやってみよう。
「魔力体構築開始・形状・銃」
魔力回路が現れたが、魔力で構築する前に壊れた。
銃は駄目か。複雑なものだから駄目か?調べてみよう。
構造は難しいものではなかった。スライドを引き弾がチャンバーという発射される場所へ行くトリガーを引くとそれが発射、二発目以降はトリガーを引くだけ。
とりあえず構築してみよう。
「魔力体構築開始・形状・銃」
そして、黒い銃が造りあがった。おそらく構造を理解すれば構築が可能というわけだ。
これを俺は構築魔法と名付けた。
《魔力体構築開始・形状・縄》
すると、ロープが現れ俺はそれを手繰り屋上へ上がる。
《魔力構築体分解》
ロープも剣も全て魔力に分解された。しかし化身は重力の影響など受けない。すぐやって来るだろう。
《魔力体構築開始・形状・弓》
すると、左手に黒い弓、右手に黒い矢が現れた。体が勝手に射る準備をした。思ったより速く化身が現れたがもう遅い、射た矢は奴の体を見事に貫いた。
《排除成功。 任務終了のためマスターに体をお返しします。》
すると、急に意識が遠くなった。
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「……っ……」
冷たい風が頬を撫でる。目が覚めると太陽が俺を照らしていた。体が痛い。昨日の戦闘で筋肉痛になったか。ゆっくり体を起こしていく。痛みは体を駆け巡る。
「ああ、休みてぇ。」
ドアを開け傘を探す。それほど時間はかからず、本来なら昨日二回通るはずだった遅刻窓を通り、家に帰った。
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「魔法…だよな……」
布団に寝転がり動けない体に対し頭は動いていた。
あのとき現れたのは魔力回路、それに魔力を通したということはあの時点で俺の体外で魔法を発動したというわけだ。
しかし、体外で発動する魔法は聞いたことない。それに魔力回路を造り出すなんてどうやって。……考えても仕方ない、やってみよう。
「魔力体構築開始・形状・剣」
すると、同じように剣ができた。庭へ行ってみよう。
近くの岩を剣で斬る。すると、真っ二つに斬れた。
やはり、あれは夢ではない。そして、俺の体を乗っ取ったのは誰だ? 
いや、考えても仕方ないか。まずはこの魔法でどこまでできるかやってみよう。
「魔力体構築開始・形状・銃」
魔力回路が現れたが、魔力で構築する前に壊れた。
銃は駄目か。複雑なものだから駄目か?調べてみよう。
構造は難しいものではなかった。スライドを引き弾がチャンバーという発射される場所へ行くトリガーを引くとそれが発射、二発目以降はトリガーを引くだけ。
とりあえず構築してみよう。
「魔力体構築開始・形状・銃」
そして、黒い銃が造りあがった。おそらく構造を理解すれば構築が可能というわけだ。
これを俺は構築魔法と名付けた。
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