ぼっちの家族創生紀行〜寂しいので家族作ります!!〜
第2章 異世界と認識したのでとりあえず国を目指す
と、とりあえず状況整理から始めよう。まず、仕事なくなった。精神的ダメージを3回受けた。家に帰ってたらここにきた。んー、分からん。
ここがさっきいた場所でないことはわかるから、頭はよし、正常。体も痛いところないっと。んー、さらに分からん。
どうやってここに来たんだろうか。そもそも家の近くにこんな場所あったけ?そうだっ、スマホで位置を検索すれば今の状況を確認できる!よしっ、調べよう!
けんがいだったー。もう一度いうよ。けんがいだったー。
なんで圏外だったのかな?まあ、この状況ではありがちな展開だけど。逆に圏外じゃなかったら焦るわ。だと、そうしたらこれからどうしよう。ほんとここどこかなー。ひとまず歩いて探索してみるかな。後ろを向いて、出発!...
したのはいいけれど迷った。もうここどこ。いつの間にか森に入っちゃった。なんか、さっきの幻想的な風景と違って、アマゾンの熱帯雨林みたいになった。けど、なんか肌寒い。一応カッターあるけど、何が出るかわかんないな。
んっ?ちょっと待って。なんかある。てか、なんかいる。あれなんだろう。近づきたいけどなんか怖いなー。
ピコンッ!
「スキルが発動されました。」
「うわっ!何っ?」
「ステータスの可視化を開始。ステータスの表示を行います。」
すると、目の前に四角いやつが出てきた。
「おお!これはすごいなー。」
色は薄い緑色で、文字は、白で構成されている。丁度パソコンの画面ぐらいの大きさだ。個体名、レベル、その個体に関しての使用するスキルや説明などが表示されている。
「えーっと、何々。これによると、今いるのは、『ホーンラビット(仮)』?...かな?レベルが10?へー。色々細かく説明が書いてあるんだ。ていうか、仮ってなんだ?」
んっ?人語が喋れるって書いてある。ていうか人の言葉喋れるって、日本どころか地球じゃないよね。これはあれだよね。話しかけよう!警戒を解くためにも、ここは、いっちょお姉さん風に行きますか!
「ねぇ?」
「はひっ!?」
「あなた、喋れるんでしょう?」
「ヒィィィィィッ!!」
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど。」
「イヤァァァァァァッ!!」
さて、どうしたものかなー?これじゃぜんぜんかいわになんないや。そんなに否定しなくてもいいじゃないすか。私、精神的ダメージを受けたばかりなのにさらに傷つくわ。
「どうしてそんな怖がるの?」
「だって...。」
「なぁに?」
「おばさん、人間でしょ...。」
むむっ!おばさん、だと?ちょっと〜、お姉さん傷つくよ。これでもまだ、23なんだぞっ!
「人間は僕たちを狩るから、ちかっいちゃダメってお母さんとか村の人たちがいってらもん!」
何この動物可愛いんですけど。らもんって。マジ好みです!
「お姉さんはね、ちょっと道聞きたいだけなんだ。教えてくれるかな?」
「そうなの?食べたりしない?」
ちょっ、そんな上目遣いで見ないでください。仮に違ったとしても、うんっ、て言いたくなるよー!
「違うよー、ほんとに道聞くだけだから。」
「ほんちょに?」
「くぅっ!ほんとだよー。」
「じゃあ、信じてもいいよ。」
マジ可愛い。日本じゃ可愛いアニメポスターがあちこちに貼られてるから、可愛いものには見慣れてるはずなのに、これはマジ、可愛い。
「おばさん何聞きたいの?」
くぅっ!まぁ、ここはお姉さんとして、我慢しよう。
「んーとっね...?」
ヤバイ。話しかけるのが目的だったから、何も考えてなかった。もーいいや、場所聞こう!
「ここはどこかわかるかな?」
「えっ...?」
「えっ...?って何かおかしなこと言った?」
「おばさん、迷子?」
「なんで、そう思ったの?」
「だってね、ここは人間の住んでるところから、一直線だから、迷子になることはなかなか無いんだけど、おばさんが他のとこから来てたらそうじゃ無いかなー、って思ったの。」
「...違った?」
その上目遣いはやめて。おばさん心臓壊れちゃう。でも、確かにそうなら迷子の方が都合いいのかな?ていうかどこかにあの国みたいなところの他に人が住んでるとこあるのかー。
「実は、そうなんだ。お姉さんまいごになったから案内してくれる?」
「いいよー。でもとちゅまでだかりゃね。」
「うんうん!いいよぉ〜。よろしくねぇ〜。」
「お姉さんなんか顔変。」
あれっ、いつの間にかにやけてた。これはいかいかん。
「じゃあ、行こうか?」
「うんっ、行くっ!」
こうして、可愛いうさぎとにやけた顔のおばさんが人の住むところを目指すのでした。
ここがさっきいた場所でないことはわかるから、頭はよし、正常。体も痛いところないっと。んー、さらに分からん。
どうやってここに来たんだろうか。そもそも家の近くにこんな場所あったけ?そうだっ、スマホで位置を検索すれば今の状況を確認できる!よしっ、調べよう!
けんがいだったー。もう一度いうよ。けんがいだったー。
なんで圏外だったのかな?まあ、この状況ではありがちな展開だけど。逆に圏外じゃなかったら焦るわ。だと、そうしたらこれからどうしよう。ほんとここどこかなー。ひとまず歩いて探索してみるかな。後ろを向いて、出発!...
したのはいいけれど迷った。もうここどこ。いつの間にか森に入っちゃった。なんか、さっきの幻想的な風景と違って、アマゾンの熱帯雨林みたいになった。けど、なんか肌寒い。一応カッターあるけど、何が出るかわかんないな。
んっ?ちょっと待って。なんかある。てか、なんかいる。あれなんだろう。近づきたいけどなんか怖いなー。
ピコンッ!
「スキルが発動されました。」
「うわっ!何っ?」
「ステータスの可視化を開始。ステータスの表示を行います。」
すると、目の前に四角いやつが出てきた。
「おお!これはすごいなー。」
色は薄い緑色で、文字は、白で構成されている。丁度パソコンの画面ぐらいの大きさだ。個体名、レベル、その個体に関しての使用するスキルや説明などが表示されている。
「えーっと、何々。これによると、今いるのは、『ホーンラビット(仮)』?...かな?レベルが10?へー。色々細かく説明が書いてあるんだ。ていうか、仮ってなんだ?」
んっ?人語が喋れるって書いてある。ていうか人の言葉喋れるって、日本どころか地球じゃないよね。これはあれだよね。話しかけよう!警戒を解くためにも、ここは、いっちょお姉さん風に行きますか!
「ねぇ?」
「はひっ!?」
「あなた、喋れるんでしょう?」
「ヒィィィィィッ!!」
「ちょっと聞きたいことがあるんだけど。」
「イヤァァァァァァッ!!」
さて、どうしたものかなー?これじゃぜんぜんかいわになんないや。そんなに否定しなくてもいいじゃないすか。私、精神的ダメージを受けたばかりなのにさらに傷つくわ。
「どうしてそんな怖がるの?」
「だって...。」
「なぁに?」
「おばさん、人間でしょ...。」
むむっ!おばさん、だと?ちょっと〜、お姉さん傷つくよ。これでもまだ、23なんだぞっ!
「人間は僕たちを狩るから、ちかっいちゃダメってお母さんとか村の人たちがいってらもん!」
何この動物可愛いんですけど。らもんって。マジ好みです!
「お姉さんはね、ちょっと道聞きたいだけなんだ。教えてくれるかな?」
「そうなの?食べたりしない?」
ちょっ、そんな上目遣いで見ないでください。仮に違ったとしても、うんっ、て言いたくなるよー!
「違うよー、ほんとに道聞くだけだから。」
「ほんちょに?」
「くぅっ!ほんとだよー。」
「じゃあ、信じてもいいよ。」
マジ可愛い。日本じゃ可愛いアニメポスターがあちこちに貼られてるから、可愛いものには見慣れてるはずなのに、これはマジ、可愛い。
「おばさん何聞きたいの?」
くぅっ!まぁ、ここはお姉さんとして、我慢しよう。
「んーとっね...?」
ヤバイ。話しかけるのが目的だったから、何も考えてなかった。もーいいや、場所聞こう!
「ここはどこかわかるかな?」
「えっ...?」
「えっ...?って何かおかしなこと言った?」
「おばさん、迷子?」
「なんで、そう思ったの?」
「だってね、ここは人間の住んでるところから、一直線だから、迷子になることはなかなか無いんだけど、おばさんが他のとこから来てたらそうじゃ無いかなー、って思ったの。」
「...違った?」
その上目遣いはやめて。おばさん心臓壊れちゃう。でも、確かにそうなら迷子の方が都合いいのかな?ていうかどこかにあの国みたいなところの他に人が住んでるとこあるのかー。
「実は、そうなんだ。お姉さんまいごになったから案内してくれる?」
「いいよー。でもとちゅまでだかりゃね。」
「うんうん!いいよぉ〜。よろしくねぇ〜。」
「お姉さんなんか顔変。」
あれっ、いつの間にかにやけてた。これはいかいかん。
「じゃあ、行こうか?」
「うんっ、行くっ!」
こうして、可愛いうさぎとにやけた顔のおばさんが人の住むところを目指すのでした。
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