僕らの恋愛ジェラシー
甘い恋心。
「叶乃ちゃんっ!!」
教室に向かう私を呼び止めたのは、神上 桜。
私の従姉妹で、昔からの仲良し。
「悠君がね、オレはショート派だっていうの!
でもね、私髪長いでしょ!だから、切ったほうがいいのかなぁ…って!!」
…なるほど。
好きな人の好みに合わせるか迷ってるのね。
桜は髪がとても綺麗だから、ロングでも十分似合ってると思う。
だけど、ショートが似合わない訳じゃない。
むしろ…可愛い。
しかし、ここまで伸ばしたのを切るのは勿体なくないか?
でも、逆にいきなりのイメチェンも…いいかも。
けど、私の好みはロングで、桜のピンクの頬にはロングがぁー…でもでも!!
切ってみたんだけど…どうかな?とか聞いてくるシチュエーションも最高!!
「うへ…へへへ…ふふ……」
ここまでの叶乃の妄想を見ていて分かると思うが、叶乃 は従姉妹の桜を異常に可愛いく思っている。 
「か…のちゃ」
「叶乃ちゃんっ!!」
「は!!…ごめんちょっと考えてて」
危ない、私が、可愛い女の子大好きな変態野郎ってことがバレるところだったわ…
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