創造のスキルとともに異世界へ

エミヤ

帰還と修学旅行

ガドール国を離れ、適当なところに移動した俺はスキルを三つ作る。

一つ目はゲート。

門や扉を作るスキルとして創造した。

二つ目は異世界転移。

その名の通り、異世界に転移するものだ。

ぶっちゃけこれさえ使えば帰れるんじゃないか?と思ったが異世界がこの世界と俺の元いた世界以外にあるとしたらそこに転移してしまう可能性がある。

だから三つ目のスキル。

座標指定。

このスキルは自分の行きたいところの座標を指すと、転移したらそこへ行ける。

というスキルだ。

これらの三つのスキルをそれぞれ使い、異世界へ行く門を作れば帰れるんじゃないかということだ。

まあ、考えるよりもやってみたほうが早いからやる。

「スキル。ゲート、座標指定、異世界転移。」

スキルを使った俺は目の前に出てきた2メートルほどの大きさの門を見て驚愕した。

純白な門、その扉には天使たちが象ってあり、門の柱には真珠のような宝石がそれぞれ埋まっている。

「、、、、、なあ、これ完全に入ったら天にお召される感じじゃね?」

明らかにこの門は天国へ続く門だ。

誰がこんなの入るかー!

、、、、、、、、ねぇこれ入るの?入るの?!やだよこれ絶対ダメなやつじゃん!俺まだ天国行きたくないよ?!

どうしよう、このままだと何も始まらない、、、、ええーい!入っちまえぇー!

俺は扉を開いて中に入った。












「うーん。なんて表現すればいいのかなぁ、俺の今の気持ち。」

目の前には無数の建物、あふれ返るほどの人、話し声、車やバイク。

「帰ってこれたな、俺。」

なんとか帰ってくることはできた。


がしかしだ。

ここまで人が多く、象徴となる建物がたくさん見えたとなれば、、、、わからない方がおかしい。

「うん、ここ、、、、、、、、東京だね!」

俺の家は北海道にあるんだよ!!

どうやら日本に座標を設定したら首都に来てしまったようだ。








テレポートで北海道に帰って来た俺はまず一つ安心する。

「スキルは問題ないな。多分魔法も大丈夫だろう。」

まずこれが一つ目の安心、そしてもう二つ目は、、、、

「今日は何日だ?」

向こうの世界とこちらの世界の時間差だ。

可能性は2通り。

1通り目は、こちらと向こうの時間が同時進行であるということ。

2通り目は、こちらと向こうの時間がまったく違うということだ。

例えばこちらの時間が1秒すぎるごとに向こうの時間が1時間過ぎる、ということ。

これは極端な話の例だ。

「ま、家に帰ってみないとわからないな。」

と、もう一度スキルを使用して今度は自分の家に転移する。

転移とともに目の前に現れた家、俺の家だ。

「なんか久しぶりに感じる、、、色々あったからな、、、」

家に入り、日時と時間を確認する。

どうやらこっちでは時間は経っていないようだ。

2通り目の方だったな。

、、、、向こうでは長かったがな、、、こっちでは1秒も経ってないのだろう。

実際一週間程度しか経ってない、久しぶりなんて大げさかも知れないな、、、、、、、、、、ん?一週間?、、、、、、、、ああああああああああ!!

俺は今とんでもないことを思い出した。

「1秒も進んでないってことは、、、、、今日修学旅行じゃねぇかぁ!!」

俺が事故った当日、俺は修学旅行へ行くために学校へ向かっている途中だったのだ。

忘れてた、、、、、って今の時間は?!

急いで時間を確認する。

現時刻は午前8時10分。

8時って大丈夫だったってけ!?

急いで旅行鞄を探し、見つけてからすぐに中にしまったメモ帳を取り出して時間を確認する。

「集合時刻は、、、8時20分!よし、間に合う!」

準備はもうしてある、実際走っていけば間に合わない、だが今の俺にはテレポートがある。

鞄をもち家を出る。

「よし、行くぜ!スキル。テレポート!」

俺は誰にもみられずにテレポートを使い、無事に学校に間に合うことができた。










ここ、神斗学園国立高校は俺の通う学校だ。

毎年1000人以上の受験者が来て、合格できるのは半分の500人。

超頭のいい学校だ。

これは自慢になるが俺はこの学校に合格した。

入試の成績はトップ、その後のテスト成績順位も1位をキープ。

学力には自信があるのだ。

そんな学校に修学旅行の日が訪れた。

正直楽しみだ。

なにせハワイに行くんだからな。

ハワイに入ったことがない、それどころか今まで道外に出たことがない。

この学校に入ったのはこれが理由でもある。

まあ、、、他にも理由はあるが、、、






空港行きのバスに乗っている俺はこの豪華なバスを満喫する。

飛行機の席に似たような作りの席で、一席一席にテレビやテーブルなどが付いていて、横にはイヤホンを挿す部分がある。

バスにこんなもんついてるとか初めて見たわ。

空港までは2時間ほどあるからゆっくりできるな、、、、

ここで俺は異世界のことを思い出す。

、、、、長く感じたけど、実際には一週間ではなく5日ぐらいしかたってないんだろうな、、、いろんなことがあったな、、、、、、

フィルやリクたちは大丈夫だろうか。

フィルたちは大丈夫だろう、ステータスは上げておいたし、カクトがいるから心配はいらないだろう。

リクたちも、、、大丈夫だろう。

勇者がいるし、ケルベロスもつけておいた。

よほどのことが無い限り大丈夫だ、、、、、魔王のレベルがどの程度かわからないな、、、、調べておけばよかったか?いや、ステータスは観れるみたいだし、スキルも問題なく使えた。

よし、なら今からでも、、、、、

「雄一くん?」

「!、、、」

誰かがいきなり話しかけて来た。

しまった、自分の世界に入りすぎていた。

「悪い、考え事をしていた。」

「もう着いたのか?」

「いや、着いてないけどもう少しでつくから準備しておいてね。あ、そうだ。今健康状態確認してるから教えて。具合とかどう?」

「ああ、大丈夫だ。特に悪いところはないよ。」

「そう、それは良かった。」

「ああ、ありがとう。確か名前は、、、、」

「美希。愛葉美希。」

「ああ、ありがとう。」

「うん。じゃ、後でね。」

「ああ。」

愛葉美希、、、、生徒会書記長をやっている成績上位者。

入学したばかりのに生徒会に入れるのは異例だ、しかも書記長。

そこからどれ程の成績を持って、どれ程素晴らしい態度をとったのかわかる。

勉学以外の頭脳も上手く使えているようだな。

健康確認用紙を先生に提出した愛葉が自分の席に座る。

確か学園の三代美女の中の1人だったか?俺はそうは思えないな。

正直愛葉が可愛いとは思えない、ってか俺自体が可愛いの基準ってのが分からない。

よく、このアイドルってすっげー可愛いよね!とか友達に言われるけど俺は、え?何?そんなに可愛いの?どこが可愛いかわからないんだけど?みたいな反応をしてしまう。

実際愛葉よりもステファンやフィルの方圧倒的に可愛いと俺は思う。

まあ、人それぞれのタイプみたいのがあるからな、他の人から見たらあの2人は大して可愛くなく見えたりするだろうし。

ま、可愛いんじゃないの?学園三代美女なんだから。

「お、着いたか。」

考え事をしてたらすぐ着くな。






「少し時間があるので自由にしていてください。」

空港に着いてから時間に余裕ができたらしいので、俺は適当に空港内を見て回る。

「おいおい、親友を置いてくなんてヒデー奴だな。」

「、、、、あ、はい。いたのねお前。」

「ヒッデー奴だな。木南亮様を忘れたのか!」

「きなみ?りょう?」

「おい!」

「なんつって。忘れてねーよ。」

「はぁ、全くつまらねー冗談ゆうよなーお前。」

「悪りぃな。冗談が下手くそなんだ、俺。」

「あー、、、、もういいや。とりあえず見て回ろうぜ。」

「ああ、そうだな。」

木南亮。

俺の数少ない友達で、いつも楽しいことをしてくれる。

すごく優しい奴で、困っている人がいたらすぐに助けようとする。

俺とは真逆の人間だ。

一度やると言ったことは最後までやり通す、そのために必ず努力する。

たくさんの人間が憧れるような男だ。

「なあ雄一。軽いもんでも食ってくか?」

「ああ、いいかもな。で、何食う?」

「あー、、、、、、めっちゃ時間があるっていうわけじゃあないからな。、、、、カフェで軽いのとかはどうだ?」

「それでいいかもな。よし行くか。」

「決まだちまったな。」

「どちみち向こうに着いたら夕食食べるし、最適かもな。」

「んじゃ、行くか。」

「ああ。」

行き先が決まったからカフェを探して歩こうとした、、、、、、が、なんの因縁なのかわからないが止められる。

「どこ行くのー?」

声の発生源を向く。

まあ、声で誰かはすぐにわかった。

それは俺だけでなく、亮もすぐに気付いた。

「、、、、愛葉さん?だっけ。」

「愛葉さん!どうもです!」

「どうもー。で、どこに行くの?」

「いや、、、、別に、、、」

「カフェです!」

おい、言うなよ、、、めんどくなるだろ。

「へぇー、意外、、、、、ね、私も付いて行っていい?」

「いえ、ダメで、、、、、」

「どうぞ!!」

「やった!」

亮のダメなところはここかな。

可愛い女子がいたらすぐこう言う風になる。

「はぁ、、、、行くか、、、」








近い場所にカフェがあったからそこへ行った。

「ブラックで。」

俺はブラックコーヒーを頼んだ。

「では同じので。」

別に合わせなくていいのに、、、、

「俺はカフェラテで!」

亮は意外だな、、、、



注文が届いてから数分、俺はゆっくりとコーヒーを飲む。

コーヒーは好きだ、この苦味は ブラックにしかない苦味でとても好きだ。

砂糖やミルクなので甘みを変えるのもまたいい。

「ねえ雄一君。ここのコーヒーが美味しいのはやっぱり豆なのかな?」

「それもあるだろうな。しかし、それ以外にも入れる方法、、、入れ方で美味しさが変わる。ここは機械でやらず、店員自らコーヒーを作っている。この美味しさは機械でやらずに作る店員の出すコーヒーの美味しさと言える。多分ここの店員がつくるコーヒーはどんな豆を使っても美味しいだろうな。」

「好きなのね、コーヒー。」

「ああ、コーヒーを飲むと心が落ち着く。」

「そうなんだ、、、、」

「あのー、、、、俺の入る場所ある?」

おっと、亮のこと忘れてた。

「悪いな、つい、、、、」

「あー、いいよ別に気にしなくても。それよりもうすぐ時間だろ?行かなくていいのか?」

「そうだな。そろそろ行くか。」

「そうですね。行きましょう。」

代金を支払い、俺たちは集合場所へと向かう。






飛行機の中で俺は少し気を落とす。

理由は先程、俺たちが集合場所に来た時、生徒たちが愛葉さんと何をしていたのかと問いただしてきた。

空気読めないKY亮は簡単に口を開き、、、、、

「愛葉さんとカフェ行ってた。」

なんて言うもんだから全員に殺意の視線を浴びた。

そんな時でも亮はヘラヘラとしていられる、、、あいつのノー天気なところを欲しい、と俺は思ったよ。

そのあとは歩くたんびに睨まれるわ、死ねとか言われるわ、でマジで最悪になったわ。

そんな時でも、

「なんならみんなもこればよかったじゃん、カフェ。」

なんて言うこいつをぶん殴ってやりたい。

そして現在、こんな状況で飛行機の中、隣は相葉さん。

「地獄だ、、、、、」

「何が地獄なの?」

「なんでもないっすよ、、、、」

「?」

一番休めるはずだった飛行機の中が一番俺の精神をすり減らす場所となった。












「耐えたぞ、、、、クソ、、、!」

あんな地獄で10時間以上耐えるなんてマジでしんどい。

飛行機を降りたあとは愛葉さんと距離を取り、亮を連れて先に行った。

ホテルの場所はもう頭に入れているので先に行かせてもらう。

この学校のいいところはここだ。

飛行機に乗る時以外、基本自由だ。

クラスで何かする時や、班で行動する時は流石に無理だが、それ以外はどこにいても何も言われない。

ただ、時間は守れよーとは言っていた。

今日自体もうやることはほとんど無く、夕食をとって終わりだ。

で、今その夕食なんだが、、、、、

「なんで俺らの席に愛葉さんがいるんですか?」

厄病神が俺たちの席に座っている、何が厄病神かって?見りゃわかると思うが、周りの視線な、空港の時よりも殺気が増してるのね。

亮は気づくはずないけどおれはもうビンビンに感じてるね。

「いやー、学園三代美女と一緒の席で夕食を食べれるなんて幸せだなぁー。」

またこいつは火に油を注ぐようなことを言う!

ああーやべー。

どんどんヒートアップしてるよー!ねえ!これもう勇者超えてるんだけど!?こいつら異世界行ったら最強じゃないの!?

「学園三代美女?」

あーこの人自覚してないよ ー。

「俺は食い終わったから先に部屋に戻ってるから。」

「ん?もういいのかよ。」

「ああ。」

無理、耐えられん。

この殺気の中で美味しく料理を食べられるのはお前らだけだろうよ。

楽しくやれよー、お二方。

ということで、俺は部屋に戻ることにした。





「はぁ、、、、せっかくの旅行だってのに、なんでこんなストレス溜まるんだよ、、、、」

愛葉、、、、だったな。

なぜ俺たちに近づいてくるんだ?別に特別なことをしたわけでもないのに、、、、

「何か裏があるのは当たり前だろうな、、、、」

じゃあそれはなんだ?そもそも俺を何かに陥れて何になる。

今は全く読めないな。

、、、、、、、あいつも異世界出身者?まさか、、、、、、

、、、いや、あるかもしれない。

別に俺だけがあの世界に行ったわけでもない、勇者も日本から来た1人だった、、、、、なら愛葉も異世界出身者ということもあるのではないか?

待て、それだとさらにわからなくなる、異世界出身者だからって あんな風に寄ってくるか?もっと別に方法はいくらでもあったはずだ。

、、、、、、いや、ないかもな。

あんなに周りに人気があれば少し話したいだけで寄って来ても周りの眼を惹いてしまう。

ま、とりあえずこの件は放置だな、この旅行が中止にならなければ何でもいいし。

部屋のベッドに倒れながら俺はそんなことを考えていた。

実際のところ俺と愛葉が話したのはバスの中での会話が初めて、だからあんなに近寄られる要素はほとんどない。

いや、俺ではなく亮になのかもしれないな。

うん、そうだ絶対そうだ、そういうことにしとこう!うん!

「おーい雄一くーん。反応しろー。」

「ん?どうしたんだ?亮。」

「どうしたんだ?じゃねぇよ。せっかく愛葉さんが一緒に食事してくれたのにお前だけ勝手に部屋戻ってさ。愛葉さんと食事すんの楽しくねえの?」

「今回ばっかりは楽しくねえよ。」

「今回?」

「ああ。お前は気づいてないだろうが周りの殺気がひどかったんだ。だから帰って来た。」

「なに!?そうだったのか!?」

「ああ。だから愛葉さんと食事するのがつまらないってわけじゃないから安心しろ。」

「ああ、そうだったのか、、、それは良かった。もしつまらないとか言ってたら地獄に送ってたけど、うん、友達がそんなこと言うわけないよな。疑ってごめんなー。」

お前が一番怖えよ!!










なんだかんだで数時間が過ぎ、気づけば就寝時間になっていた。

亮は寝ないで語ろうぜーとか言っていたけど俺は明日が楽しみだから無視して寝た。

亮も観念したのか寝たようだ。

明日はー、、、どこに行こうか。

この学校はもうわかってると思うが集合時間さえ守れば基本どこに行ってもいいことになっている。

だから明日の予定も好きに決めることができる。

なら、初めての道外、、、いや国外!楽しませてもらおうじゃないか!だとしたら、、、うん海だな!海に行きたい!亮でも引き連れて海に行こう!よし!決まりだ!

と、俺は明日の予定を簡単に立て、ワクワクしながら寝るのであった。








次の日上手いこと愛葉さんを躱して亮と朝食をとり、素早くホテルを出る。

亮には街を見て回ろうと言ってある。

勿論この情報は亮本人必ず愛葉さんに伝えたはずだ、つまり愛葉さんは俺たちが街に行ったものだと思い込んでるはずだから俺たちは海を満喫できる、、、主に俺が、、、

愛葉さんは多分すぐに俺たちが街に行くと言うのは嘘だろうわかるはずだ。

2、3時間だろうな、、、、

でも関係ないね。

「さて、行くか!街回り!」

「おう!」

今日は楽しませてもらうぜ!









1時間後、、、、海にて、、、、

「うっ、、、、亮くんは街に出るって言ってたけど、雄一くんのことだから海に来ると思ったんだけど、、、裏を読まれちゃったなー。」

女子友達と共に海に来た愛葉は改めて江藤雄一という男は頭が回ると言うことを知った。

同時刻、雄一たちは、、、、

「全然愛葉さんに会えない!」

「そうだなー残念だったなー。」

俺たちは亮が言った通り街にいる。

愛葉は頭がキレるはず、なら俺が考えていることは多分バレている。

じゃあその裏を突けばいい。

亮を上手く使い、本来の目的である海に、愛葉さんを行かせる。

愛葉さんが、考え過ぎてくれればこっちのもの、、、あとは亮が言った通り街に行けばいい。

「なあ、もしかして愛葉さんって海に行ったのか?」

さすが亮、愛葉さんのことなら鋭くなるな。

まあ、亮がそう言ってくれるのを待ってたんだけどな。

「なら行ってみるか?海。」

「ああ、それが良いな。」

「よし、じゃあ水着買ってくか。」

「おう。」














海に着いたのは会話の終了から約30分、海自体は近かったけど時間がかかった。

いろんな店に立ち寄って、いろんなものを買って楽しみながら向かったから30分も経ってしまった。

「愛葉さんいるかな!?」

「さあ?」

まあ、いないのはわかってるんだがな。

なぜかって?そりゃもちろん愛葉さんが行った海、、、ビーチ?とは逆の方向に歩いたんだから会うはずないじゃん?、、、え?なぜわかったかって?そりゃあ人気のある方のビーチに愛葉さん行くだろう。

感だけどな。

まあ、見た限りうちの生徒はいないし空いているからいいだろう。

さよなら愛葉さん、俺の勝ちだ。

さあ楽しもうじょないか!

「泳ぐぜ!」

「お!ちょ!はえーよ雄一!」

自制より楽しみの方が勝ってしまった俺は、亮を無視して更衣室へダッシュする。





着替え終わった俺はダッシュで海の中へ行く。

「はえーって!」

またも亮を置いて行く。

「海だぁー!!!」

抑えきれない興奮を海の中で発散する。

「ああー!もう!いいぜ!付き合ってやるよ雄一!」

ようやく俺は修学旅行を楽しめるようだ。









「楽しかったなぁー海!」

「はしゃぎすぎだぞ、、、流石の俺も疲れたぜ、、、、」

「わりぃーな、、、初めての海だったもんで。」

「ガキかよ、、、」

「お前も楽しんでただろ。」

「まあ、、、いいや楽しかったし。」

「だろー?」

「ああ。」

「じゃ、そろそろ帰ろうか!」

「そだな!」

本当に楽しかった。

これでこそ修学旅行だよ!







亮と街中を歩いている時、俺はあるものをまた見てしまう。

これで何度目だろうな、この光景を見るのは。

確か向こうの世界でもこの光景を見たな。

と、俺は今目の前でうちの学生の人間が中学生くらいの少女を路地裏に連れて行く光景を目にする。

こ言うの見るとさ、、、ほんと腹立つんだわ、

「悪い、さきに行っていてくれないか?」

「え?どうしたんだ急に。」

「少し急用ができた。」

「ん?、、、そうか、わかった。さきに行ってるわ。」

「おう、後でな。」

「、、、、おう。」

亮と別れた俺はさっきの路地裏を目指して歩く。

あんなことをするような奴らは生かしておかない。

自分から出ている殺気に周りはギョッとしていたが雄一は全く気づかない、、、そう、気づかない、、、、


























ーーーーあとがき?みたきのーーーー

どうも!

あとがき見たいのやってみます。

今回色々な事情があって投稿遅れました。すみません。

後、文字打つと打った文字が見えません、、、これかなり辛いです。

このバグ早く治って欲しいです。

後、誤字脱字がかなりあってやばいよとある人に言われたので直します。

誤字脱字を見つけた際、教えてください。

直します。

初心者ですがなんとか頑張って行きます!

出来ればアドバイスも欲しいのでじゃんじゃんコメントください!よろしくお願いします!






コメント

  • エミヤ

    説明すると、雄一は一番最初に死んでたんですが、転生してからの時間が進んでいないのと、雄一が使った転生のスキル、座標指定のスキルで死んだことが無しになっていると言う理由でした。分かりづらくてすみませんでした、今後この話の詳細を話の中で出そうと思うのでよろしくお願いします。

    0
  • ショウ

    きずかない?どう言うことだ?馬鹿か?最強か?異世界から来たやつか? うーん分からん

    0
  • くとぅるふ

    頑張ってください!

    3
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