異世界は現実だ!

竹華 彗美

登場人物紹介⑤なのだ!

五章の登場人物紹介です。本編とは関係ないので読み飛ばしてもらって結構です。



第五章幕間 登場人物紹介⑤なのだ!

 川越 晶(かわごえ あきら)
 闇サイトに登録し、厳正な審査の結果異世界に転移された高校二年生。たくさんの人々と出会い、別れを経験し成長していく。
 第五章ではトミル王国の危機を打破すべく占拠する強魔族カプスとの戦いに参戦する。カプスとの戦いは熾烈を極め、仲間を人形にされたり、爆発に巻き込まれた。最終的にはカプス本人が自爆を試み、自分が転移されてきた謎などを隠されていたことに気づく。しかし自分を守るために隠したことを悟りガガ等と和解。カプスの自爆を止めるために全魔力を振り絞り竜巻を発生させた。
 このことは世界各地の要人、魔王に使える十四傑が見ていた。ここからあきらの戦いが始まろうとしている。

 ガガ
 メンメル帝国軍大将。第五章では友好国家トミルの存亡がかかった戦いに参戦。ガガは倉庫に囚われた人質である貴族や平民を助けるため倉庫の前に立ちはだかる巨体人形との戦闘を繰り広げた。最終的にはアバットが参戦し核を見つけ討つことに成功。倉庫にいた人質たちを解放しあきらの元へ向かう。
 カプス戦では男騎士との戦いとなり、苦戦を強いられた。戦闘途中でチビ人形たちの爆発に巻き込まれ腹部に怪我を負った。
 あきらの秘密を隠していたことをあきらに謝り、守ることだと認識され和解。その後あきらの戦いを見守った。

 アバット
 メンメル帝国軍回復治療部隊隊員。第五章では回復要員としてトミル王国の戦いに参戦。城下町での戦いが落ち着いたところでガガの元へ行き倉庫前の巨体人形と戦闘になる。得意とする援助魔法によりいち早く核の位置を特定し、ガガの戦いに貢献した。
 カプス戦では後衛兼指示出しをする。的確な判断によってカプスと同等の戦いを見せた。しかしチビ人形の爆発により結界を張ることになった。ガガ等を軽傷の傷に抑えるほどにした。
 あきらの秘密を隠していたことをあきらに謝り、最初はあきらだけ逃げることを願っていた。しかし和解したあとはあきらの戦いを見守った。

 カルナ
 その冒険者。普段は強魔族狩りを行う。
第五章ではトミル王国の奪還作戦を聞いたあと即決で行くことを決めたらしい。気持ちとしてあきらと戦いに行きたいというのが強い。トミル王国の戦いでは王宮最深部を目指す部隊とともに途中豚人形と戦闘となる。その後ダニオン、メンメル帝国軍中将一人と共に討伐。その後カプス戦で人形の爆発に巻き込まれ頭を強く打つ重症となった。なんとか歩けたもののアバットの元に着いた時にはよろける状態だった。
 あきらの秘密は偶然ガガ達の話から聞いてしまい、口止めされていた。あきらに逃げて欲しいという気持ちが強かったが和解できた。あきらを見送ったあと気絶してしまっている。

 ダニオン
 トミル王国兵士。全員からダニーと呼ばれる。第五章ではトミル王国(自国)の存亡をかけた戦いに参戦。王宮最深部を目指すが、途中豚人形に遭遇。カルナ、メンメル帝国軍中将一人と共に戦闘となり討伐に成功した。カプス戦では女戦士人形を中将一人と共に戦う。ほぼ互角の戦いではあったが人形の自爆に巻き込まれる。アバットの結界の中になんとか入れたもののその前に女戦士に不意を突かれ、両足を骨折させられている。
 あきらの秘密は勘付いていたが、心の中でずっと違うと念じ続けていた。しかし今回のカプスの発言により確定してしまったことで伝えてやれなかったことに罪悪感を覚えあきらに逃げて欲しい意を唱えた。しかし和解し、あきらの戦いを見守った。

 メンメル帝国中将①
 トミル王国奪還作戦に参加しあきら達と共に行動していた一人。年は四十歳の熟練兵士。メンメル中将のなかでは女性好きで有名。女性をいたわる気持ちや大事にする気持ちが非常に良いことに由来する。
 豚人形に遭遇後、カルナの指示により前衛になる。豚の突進をもう一人の中将と共に止めるなど実力を発揮。カルナ、ダニオンと共に戦闘を繰り広げた後勝利した。カプス戦では女戦士と戦闘になる。ダニオンとの共闘で互角の力を見せるが、爆発に巻き込まれその時に女戦士に不意打ちを突かれ避けたがちょうどそこで爆発の檻に巻き込まれ全身火傷の重傷を負った。
 あきらの秘密は事前にガガから聞いておりあきらに逃げることを推奨した。しかし和解したため、あきらの戦いを見守った。

 メンメル帝国軍中将②
 トミル王国奪還作戦に参加しあきら達と共に行動していた一人。かなり慎重派で無口。だが実力は相当なものでガガからも目をつけられていた。
 豚人気と戦闘になった際には前衛として突進を受け止めた。しかしカプスの襲来によりカプスの質問を受け入れなかったので人形にされてしまい"カルちゃん"と命名された。その後人形のままカプスに従いあきらと戦闘になるが自我がまだ残っており途中で命令を放棄。元の体に戻ろうと必死に抵抗した。その後の消息は不明。

 カプス・フェニキトス
 強魔族の一人で十四傑アンリ・マンユの直属家来。特殊スキルである生物人形化ドールプロを使う。これはある一定の条件を満たせば生物ならなんでも人形化できるという能力である。カプスに作られた人形は動力であるカプスの魔力で出来た核を持ち核を壊さない限り永遠に再生し続ける。その他にも核の魔力を無理矢理取り出すことによって摩擦力が生まれ自爆させることもできる。そのような能力によりあきら達は苦戦を強いられた。
 トミル王国を襲った主犯で魔王に依頼されあきらが強魔族の敵か味方かそれとも第三者なのかということを調べるために行った。カプスはあきらが強魔族の敵であることを悟ると自分自身が自爆しトミル王国を消すと言った。強魔族の敵になるならどのくらいの力を持っているか試すという目的があった。その後あきらに竜巻を起こされ空で爆発した。
 使役していた人形達の消息は不明。

 メンメル帝国軍二十人の精鋭達
 貴族の権力で無理矢理と言ってもいい感じで精鋭兵という肩書きを持つもの達。あきらとの戦いも不満に思っており自分たちに自信を持てずにいたがあきらに諭され自信を持つことができた。

 トナップ
 メンメル帝国軍大将。最強の守護者。年は約四十歳。筋肉質で汗臭い。

 クレオ
 メンメル帝国軍中将。もう一歩で大将と期待をかけられている。トミル王国奪還作戦の指揮官。とても紳士的で街を歩いていれば女性はたちまち倒れていくと言われている。イケメンで優しい。

 カナリ
 メンメル帝国軍中将。氷魔法の使い手。

 クルル
 メンメル帝国軍特別秘密部隊(特秘隊)第三副隊長。第五章での目立った活躍はない。
 
 ストジネート
 メンメル帝国軍第三軍隊長。第五章での目立った活躍はない。




以上終了です。国王メン、メルは記載しません。次回から第六章開幕です。
 

 





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